松井証券は、2025年5月30日、ログイン時の「電話番号認証」(事前登録した電話番号から認証用電話番号に電話し自動切断後、3分以内にIDとパスワードを入力してログインするという方式)を必須化しました。
【参考】
●松井証券、ログイン時の「電話番号認証」を必須化(5/30~)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2025/04/531.html
松井証券が「電話番号認証」を導入したのは2019年10月25日です。
5年半前の埃をかぶった認証方法を突然必須化したことに誰もが愕然としました。
松井証券も批判を受けることは承知しており、当初から1か月程度でSMS認証を実装するとアナウンスしていました。
ようやく7月26日にSMS認証(携帯電話のショートメッセージサービスで送信された暗証番号を入力してログインするという方式)が実装されます。
【ソース】
●ログイン時のSMS認証の導入・米国株アプリ再開のお知らせ(7/26予定)
https://www.matsui.co.jp/news/2025/detail_0627_01.html?_gl=1*12946vq*_gcl_au*MTU2NTc4MTQ1Mi4xNzUxMjk4NTkw*_ga*MTUzNzA4NDE1LjE3NTEyOTg1OTA.*_ga_15ZX54N556*czE3NTEyOTg1OTAkbzEkZzAkdDE3NTEyOTg1OTAkajYwJGwwJGgw
これにより、ログインのたびに電話することから解放されます。
具体的には、
1,7/26以降、多要素認証方法を電話番号認証からSMS認証に自分で設定変更する。
2,設定変更後は、SMS送信された認証番号を入力してログインする。ただし、スマホのアプリではSMS認証を省略して生体認証のみでログインできる(電話番号認証は省略できないので、生体認証のみでログインしたければ多要素認証方法を電話番号認証からSMS認証に変更する必要がある)。
ということになります。
ただ、今回松井証券が導入したSMS認証も既に旧世代の認証方法であり、その安全性は疑問視されています。
松井証券も批判を受けることは承知しており、上記リリースには
また、パスワードを使わずにログインできる新しい認証方式「パスキー」(FIDO[ファイド]準拠)の導入を検討しており、より安全で快適にご利用いただけるよう更なる対応を進めてまいります。
との記載があります。
早期の実装が待たれます。
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