松井証券は、2025年5月24日、JCBカード決済による投信積立サービスをスタートします(初回の設定締切日は6/10、発注日は7/1、還元率を判定するショッピング利用実績は5/16~6/15)。
ソースはこちら。
https://www.matsui.co.jp/news/2025/detail_0508_01.html
利用できるJCBカードは、次のとおり。
JCB社が発行する「JCBオリジナルシリーズ」の個人カードで、以下のいずれかのポイントプログラムが適用されるもの。
・Oki Doki for EXTAGE
■対象カードの例
▼プレミアムカード
JCB ザ・クラス(招待制), JCBプラチナ, JCBゴールド ザ・プレミア(招待制), JCBゴールド, JCB GOLD EXTAGEなど
▼一般カード
JCB カード S, JCB カード W(W plus L), JCB一般カードなど
※東海東京証券プレミアVIP JCB THE CLASS/東海東京証券プレミアクラブ JCB Platinumは対象外です。
積立可能金額は、毎月100円から10万円まで。
毎月10日までの積立設定で、翌月1日に発注。初回は、6/10までの積立設定で7/1発注。
還元率(JCBオキドキポイントで付与)は、次のとおり。
▼プレミアムカード
ショッピング利用が月5万円以上:最大1.0%
ショッピング利用が月5万円未満:最大0.5%
▼一般カード
ショッピング利用が月5万円以上:最大0.5%
整理すると、次のとおりです。
1,プレミアムカードは、無条件で還元率0.5%
2,投信以外で月額5万円のショッピングをすると、
(1)プレミアムカード 還元率1.0%
(2)一般カード 還元率0.5%
※一般カードで、ショッピング金額が月額5万円未満の月は、還元率ゼロ。
※還元率を決めるショッピング利用実績は、設定締切日(毎月10日)が属する前月16日から当月15日までの1か月間。初回の設定締切日は6/10のため、初回の還元率は5/16~6/15のショッピング利用実績で判定されます。
私は、JCBザクラスを保有しています。
私が利用しているクレカ投資(クレジットカードチャージを利用している楽天キャッシュ投資を含む)は、次のとおりです。
・楽天証券 還元率3.5%(PayPayカードゴールド2.0%→JALPay0.5%→ApplePayのWAONで楽天ギフトカード購入1.0%)。
→楽天キャッシュ、月額5万円、スリムオルカン。
・マネックス証券 還元率1.1%(dカード決済で、月額5万円まで還元率1.1%)。
→dカード、月額5万円、スリムオルカン。
・SBI証券 還元率1.0%(前年度ショッピング利用実績100万円を達成済の三井住友ビジネスオーナーズゴールド。ただし、今年度はPayPayカードゴールドをメインカードとして利用しており、ショッピング利用実績はETCカードと眼鏡の購入でかろうじて10万円達成見込みのため、次年度の還元率は0.75%見込み)。
→月額10万円、たわら先進国株。
※三井住友ビジネスオーナーズゴールドは、ETCカードの還元率が1.5%(個人カードであるNLカードを保有するという条件だけ)、眼鏡の購入にショッピング保険が適用される点でお得です。
【参考】
●お得な決済方法はこれだ【入門講座・番外編①】
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/05/blog-post.html
・PayPay証券 還元率0.7%(PayPayカード決済で無条件で還元率0.7%)
→PayPayカードゴールド、月額10万円、スリムオルカン。
※クレカ投資は還元率1.0%以上でないとやる気が起きないが、PayPayカードゴールドの年会費1万1000円を回収するためにやることにした(なお、年会費無料のPayPayカードでも還元率は0.7%で全く同じ)。年間8400p(毎月700p×12か月)がもらえるものの、現状は残念ながら含み損(時価73万0716円、含み損2万7490円、-3.62%)。
私は、更に松井証券でクレカ投資がスタートしたら、JCBザクラスでたわら先進国株を買おうと思っていました(SBI証券と松井証券がたわら先進国株なのは投信残高ポイントが付与されるため。マネックス証券でも付与されるが、0.3%と少し安いのでスリムオルカンを買っています)。
JCBザクラスでは携帯料金しか払っていないため(携帯料金をクレカ決済することを条件にスマホ保険が自動適用されます)、月額5万円以上のショッピング利用条件を達成できず、クレカ投資の還元率は0.5%になります。本来であればやる気にならないのですが、JCBザクラスの年会費5万5000円を回収するためにやろうと思っていました。
しかし、松井証券が採用する多要素認証の陳腐さに愕然とし(来月、ようやくSMS認証が導入されます)、還元率0.5%としょっぱいことも今更ながら気になり、どうにもやる気が起きなくなりました。
しかも、松井証券の導入キャンペーンはびっくりするほどショボすぎて、全くやる気が起きません。
【参考】
●松井証券のJCBカード投資、期待外れでした
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/10/jcb.html
というわけで、松井証券が認証アプリによる多要素認証を採用する日が来ることを祈っています。
(一部用途を除き)ゴールド・ザ・プレミアがメインの身なため松井証券を使ってもよいかと最初は考えたのですが、
返信削除キャンペーンがあまりに微妙で結局開設もしてないですね。施策がどうにも勿体ないです
本日のYahoo!エキスパート記事によると、証券会社が指定する電話番号へ顧客側から架電する「フリーダイヤル認証」(松井証券が採用しているもの)はSMS認証よりも有益だそうです。SMS認証よりフリーダイヤル認証はフィッシング耐性が強い、と。
返信削除それもあってか、従前、両方式とも採用していた楽天証券は、SMS認証の方を利用停止したとのこと。
ちなみに楽天証券の例の絵柄選択も、3回間違えたら口座をロックする事になったようです。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/02b6dd8e3698199c65b78f4741bb19ad224b467c
証券各社のセキュリティ対応の変化が目まぐるしく、付いていくのに必死です。
コメントありがとうございます。
返信削除>キャンペーンがあまりに微妙
同感です。
>ゴールド・ザ・プレミアがメイン
毎月5万円以上の利用だと還元率が1.0%になり、毎月10万円×12か月×1.0%=1万2000円で年会費の元がとれますね。
投信の購入がサービス年会費5500円が無料になるための年間利用金額に含まれるかどうかは分かりませんが、もし含まれればさらに熱いことになりますね。
>SMS認証よりフリーダイヤル認証はフィッシング耐性が強い
手元に電話機本体が必要だからかもしれませんね。
>楽天証券の例の絵柄選択も、3回間違えたら口座をロックする事になった
こちらは早急に対応してくれましたね。
ただ、絵柄選択ではなく認証アプリを導入してほしいです。
趣味でクラスをメインカードにしているのですが、JCBは本当にこの辺のやる気がないですね
返信削除昨今のVやMに対する不安から、頑張ればユーザーを引きこめそうなだけに残念です
ポイント交換もJCBプレモが塞がれて不便になりました
コメントありがとうございます。
返信削除>JCBは本当にこの辺のやる気がない
せめて三井住友カードに対抗してほかったですよね。
ザクラスの特別感もほしかったところですが、あれでは何も魅力がありません。
三井住友カードが投信積立を起爆剤にできたことを全く生かし切れていないことが残念ですよね。