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2024年10月24日木曜日

松井証券のJCBカード投資、期待外れでした

松井証券は、2025年5月、JCBカード決済による投信積立サービスをスタートしますが、残念ながらその内容は期待外れでした。
【参考】
●松井証券、JCBカード投資を導入(2025年以降)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/07/jcb2025.html

●松井証券のJCBカード投資、最大還元率1.0%で2025年5月スタート
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/10/jcb1020255.html


JCBは、先ほどプレスリリースを出しました。

該当部分の画像を貼り付けます。


要するに、一般カードとプレミアムカード(ゴールドカード以上)とで区別し、更に月間利用額5万円以上かどうかでも区別しています。


●一般カード
月間利用額5万円未満 還元率0%
月間利用額5万円以上 還元率0.5%

●プレミアムカード(ゴールドカード以上)
月間利用額5万円未満 還元率0.5%
月間利用額5万円以上 還元率1.0%


月間利用額の説明は、次のとおりです。

条件の月間利用額は、クレカ積立以外のショッピング利用のみが対象となります。なお、各種年会費・データ維持料、ショッピングリボ・分割・スキップ払いの各手数料、キャッシングサービスご利用分、電子マネーチャージご利用分など一部のご利用分は対象外となります。


私がザクラスで支払っているのは携帯料金のみ(スマホ保険を適用するため)であり、通常は還元率2.0%のリクルートカードプラスで支払っているため、月間利用額5万円以上はクリアできず、ザクラスで投信を買っても還元率は0.5%にすぎません。

クレカ投資の還元率が0.5%だと普通はやる気が起きないのですが、一般カードでは還元率0%のところを0.5%もらえる点で特別感があることや、松井証券では投信残高ポイント制度があるためにたわら先進国株を買っても損をした気にならないこと(投信残高ポイントを考慮すれば、たわら先進国株はスリムオルカンと費用面でも十分に戦えます)を考えると、松井証券でたわら先進国株を毎月10万円(松井証券のJCBカード投資の上限額は月額10万円です)、ザクラス決済で買ってもいいような気もしてきました。


なお、松井証券が開催予定の3か月6.0%上乗せキャンペーンですが、松井証券の公式サイトで詳細が公表されています。

https://www.matsui.co.jp/news/2024/detail_1024_01.html


それによると、


米株500ドル以上購入 +2.0%
NISA口座を保有する +2.0%
スイープ入金設定をする +1.0%
イデコ口座を保有して連携する +1.0%

というように様々な条件を満たす必要があります。

しかも、スイープ入金設定の1.0%をもらうには、その前の①米株500ドル以上購入と②NISA口座の保有という条件を満たさなければなりません。

つまり、松井証券にNISA口座がないと米株500ドル以上購入の2.0%しか上乗せされないし、松井証券にNISA口座があっても米株500ドル以上を購入しないと還元率アップは全くないということになります。


5 件のコメント:

  1. ゴールド(来年からザ・プレミア予定)をメインで利用している身としては、むしろ案外マシだなという印象です。
    標榜しつつも今後のau連携が正直懐疑的なカブコムが改悪した際には、【JCBメインであれば】楽天(キャッシュ)・SBIと並んで選択肢に入るかと思いました。
    最大+6.0%CPは最初から期待してませんでしたが、論外ですね。2000円*3の為に毎月500ドル以上も出して買うかと言われると懐疑的です。

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  2. JCB・松井証券も、還元率判定にショッピング利用額をひも付けてきましたか。
    三井住友カード・SBI証券が開けたこのパンドラの箱は、いずれ楽天カード・楽天証券も採用するだろうと思っています。残念ながら。

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  3. いつも大変役立つ記事をありがとうございます。
    男爵様は大手証券は使っていないのでしょうか。
    IPO株が配分されたり、証券担保ローンが使えるなど資産家の方には有用なイメージを勝手に持っているのですが、いかがでしょうか。

    返信削除
  4. こんにちは。
    いつも興味深い記事をありがとうございます。
    毎日楽しみにしています。

    新生銀行についてなのですが、最高ステージ(普通預金金利0.3%)の条件が、SBI証券との口座振替契約があればOK、になっているのを最近知りました。
    男爵さんはこれについてどう見ているでしょうか。

    返信削除
  5. コメントありがとうございます。

    >2000円*3の為に毎月500ドル以上も出して買うかと言われると懐疑的です。

    米株を購入しないと上乗せゼロというのは、非常に残念ですよね。

    >三井住友カード・SBI証券が開けたこのパンドラの箱は、いずれ楽天カード・楽天証券も採用するだろうと思っています。

    楽天カードで利用条件が新設されたとしても楽天市場で利用すれば簡単にクリアできますので、JCBカードほどハードルは高くないと思います。

    >男爵様は大手証券は使っていないのでしょうか。

    口座はありますが、IPOもやらなくなって1年以上たつのでそろそろ解約しようと思っています。

    >IPO株が配分されたり、証券担保ローンが使えるなど資産家の方には有用なイメージ

    IPOは多くの手数料を落とさないと配分されません(個人向け国債を買っても相手にされません)。
    証券担保ローンは借金をしてまで買いたいものがありません。
    SBI証券でたわら先進国株を保有して投信残高ポイントをもらうのが資産形成にとって最善の方法だと思っています。

    >新生銀行についてなのですが、最高ステージ(普通預金金利0.3%)の条件が、SBI証券との口座振替契約があればOK、になっているのを最近知りました。

    じぶん銀行とマツイバンクが0.31%、新生銀行が0.30%ですので、どれかを利用すればよいのではないかと思っています。私は楽天銀行とじぶん銀行を利用しているため、わざわざマツイバンクと新生銀行の口座を作ってまで利用しようとは思いませんが、メインバンクを決めていない人は新生銀行を作って全ての引落しを新生銀行に集中させるのでもいいかもしれません。

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