SBI証券は、2023年12月1日から、円と米ドルの為替手数料を無料化します。
「買い」も「売り」もゼロ円です。
ソースはこちら。
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/prestory231130_011730.pdf
事の発端は、楽天証券の2023年11月29日付けプレスリリースでした。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/pdf/press20231129.pdf
楽天証券は、上記プレスリリースで、
SBI証券では片道(「買い」ないし「売り」)25銭、往復50銭もかかるが、うちは片道3銭、往復6銭にする
と宣言し、大幅値下げを発表しました。
私は「SBI証券がどうせ対抗するだろうから、まずはそれを待とう」と思っていたところ、SBI証券は即座に対抗してきました。
楽天証券の片道3銭、往復6銭に対し、SBI証券は、なんと、2023年12月1日から、片道ゼロ円、往復ゼロ円に変更すると宣言し、ドル円の為替手数料の無料化に踏み切ったのです。
私は、SBI証券で米国ETF(ほとんどが「VT」)を保有しており、3か月に1回の頻度で分配金が出ます。
米国ETFの分配金は勿論ドルですので、これまでは円転すると1ドルあたり25銭の手数料がかりました。しかし、12月1日からは米ドルを円に替えても、円を米ドルに替えても、手数料はゼロです。
素晴らしいですね。
なお、為替手数料がゼロになるのは「リアルタイム為替取引」だけです。
「円貨決済」(日本円のまま注文して米国株や米国ETFを買ったり、米国株や米国ETFを売却したときに売却金を日本円で受け取る取引方法)はこれまでどおり為替手数料がかかります。
【2023.12.1追記①】
楽天証券は、本日付けリリースで、SBI証券に対抗する旨を発表しました。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/pdf/press20231201_02.pdf
楽天証券も、12月4日8時注文分から、リアルタイム為替取引の手数料が片道ゼロ円、往復ゼロ円になります。
【2023.12.1追記②】
松井証券は、本日付けリリースで、SBI証券・楽天証券に対抗する旨を発表しました。
https://www.matsui.co.jp/news/2023/detail_1201_02.html
松井証券も、12月4日注文分から、片道ゼロ円、往復ゼロ円になります。
※ただし、松井証券はリアルタイム為替取引には対応しておらず、受渡しは2営業日後です(月曜日に注文すると、火曜日午前7時30分に約定し、水曜日に受け渡しとなります)。
※SBI証券や楽天証券と同様に、円貨決済は対象外です(今までどおり為替手数料がかかります)。
マネックス証券は続きますかね?
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除松井証券まで追随してしまったので、追随せざるを得ないと思っています。
sbi銀行の円で預ける米ドル定期預金は今金利10%なんですがやるべきですか?
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>米ドル定期預金は今金利10%なんですがやるべきですか?
見せかけの金利が高いだけで、別に得なわけではありません。
為替リスクを考えると、外貨資産が欲しければたわら先進国株、無リスク資産が欲しければ個人向け国債変動10を買ったほうがよいと考えます。