GMOクリック証券が攻めています。
6月30日 「eMAXIS Slim」シリーズを完全網羅
9月1日 株式(現物・信用)、投資信託の取引手数料を無条件で完全無料
そして、今回、不正アクセスされた顧客への補償問題について、対面証券は原状回復(全額補償)、ネット証券は半額補償と対応が分かれていたところ、GMO証券はネット証券でありながら全額補償に踏み切ります。
※よろしければ、次の記事もご覧ください。
●三井住友「Oliveゴールド」、初年度から年会費永年無料https://tawaradanshaku.blogspot.com/2025/08/olive.html
ソースは、日経新聞の下記記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB046XO0U5A800C2000000/
上記記事によると、GMOクリック証券は、顧客が不正売却された株式を市場で買い戻した場合にその購入代金を支払う方式で全額補償するとのことです。
GMOクリック証券の口座数は54万口座であり、1000万口座を超えるSBI証券と楽天証券とは大きな開きがあります。
しかし、
①我が国最大のインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Slim」の全てのファンドを購入できるようにし、
②株式・投信の取引手数料を無条件で完全無料化し、
そして、今回、③不正アクセスされた顧客の損害の全額補償に踏み切りました。
※「たわら先進国株」の取扱いはありません。
これらによって、GMOクリック証券は、SBI証券と楽天証券に対抗し得る有力な武器を手にしたと言えるでしょう。クレカ投資と投信残高ポイントがないのが残念ですが、ポイントと安心・安全のどちらに重きを置くかの価値判断になるのでしょうね。
一方でSBIは迷走しまっくてますね。せっかくメールからリンクを排除したのに、土曜日からメール認証はメールのリンクを踏ませる方式に変更しますって。これ、フィッシング詐欺師は大喜びでしょう。本気でSBIからの撤退を検討すべき事態だと感じました。
返信削除これによりSBIや楽天が全額補償に追随変更してくれる可能性はないでしょうか。また、現金ではなく株や投資信託のまま元の状態に回復してほしいですよね。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>せっかくメールからリンクを排除したのに、土曜日からメール認証はメールのリンクを踏ませる方式に変更します
私もびっくりしました。
マネックス証券にように認証アプリを導入すればよいのに、なぜ導入しないんでしょうね。
>これによりSBIや楽天が全額補償に追随変更してくれる可能性はないでしょうか
楽天はカネがないので、率先してはやらないと思います。
SBIは、北尾CEOがGMOに追従するような性格ではないと思います。
先月発出された日証協ガイドラインと金融庁監督指針では、証券各社はリアルタイムフィッシングに耐性のある手法を採用せよ、と述べられています。
返信削除https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/10906/
現在のマネックス証券が利用しているGoogleやMicrosoftの認証アプリも、結局はリアルタイムフィッシングには有効ではなく、秋にはパスキーを用いた新しい認証を導入する模様です。
https://info.monex.co.jp/news/2025/20250731_03.html
コメントありがとうございます。
返信削除>マネックス証券が利用しているGoogleやMicrosoftの認証アプリも、結局はリアルタイムフィッシングには有効ではなく、秋にはパスキーを用いた新しい認証を導入する模様です
自分で鍵を開ける実感があると安心できますので、パスキー認証と認証アプリのどちらかを選ぶのではなく、両方とも選べるようにしてほしいです。