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2025年12月27日土曜日

【Appleの初売り】iPhone16(128GB)が実質8万2384円【1/2~1/5】

Appleの初売り情報が解禁されました。

Appleの初売り(1/2~1/5)は、割引販売ではなく、通常代金にAppleギフトカードが付いてくるというものになります。


ソースはこちら(下記リンク先には、全ての対象商品貰えるAppleギフトカードの金額が明記されています)。
https://www.apple.com/jp/shop/gifts/new-year/terms-conditions



対象商品は、次のとおり。

iPhone、iPad、Mac、AppleWatch、AirPods、AppleTV、HomePod、Beats、キーボード、ApplePencil


iPhoneとiPadを見てみます。

iPhone16iPhone16Plus
AppleGiftCard 1万2000円(+先着6万5000人特別デザインのAirTag

iPhone16e
AppleGiftCard 8000円(+先着6万5000人特別デザインのAirTag


iPadPro(11インチ、13インチ)、iPadAir(11インチ、13インチ)
AppleGiftCard 1万5000円

iPadiPadmini
AppleGiftCard 8000円



iPhone16は、128GBで11万4800円です。
これに対し、iPhone17は256GBで12万9800円です。

両者の差は1万5000円
1万5000円を追加するだけで、チップが1世代進化し(A18→A19)、画面サイズが6.1インチから6.3インチになり、ストレージが128GBから256GBになり、リフレッシュレートが60Hzから120Hzになります。
iPhone17の256GBは12万9800円、516GBは16万4800円ですから、ストレージ256GBの価値は3万5000円。ということは、ストレージ128GBの価値は1万7500円となり、iPhone16とiPhone17のストレージ増量分だけで両者の価格差1万5000円を上回っていることになります。
ただし、iPhone16は物理SIMが使えるのに対し、iPhone17はeSIM限定です。また、iPhone17はiPhone16より7g重くなります。

初売りでもらえるAppleGiftCard1万2000円を考慮すると、iPhone17とiPhone16との差額は2万7000円になります。
ストレージ増量分の価値1万7500円を考慮したときの実質的な価格差は9500円。やはりiPhone17のほうが(eSIM限定であることを許せるのであれば)お得です。



iPhone16eは、128GBで9万9800円です。
iPhone16との差額は、1万5000円です。
iPhone16eは、iPhone16と比較すると、超広角カメラがない、マクロ撮影ができない、0.5倍の光学ズームがない(1倍と2倍のみ)、チップのGPUのコア数が1個少ない、ワイヤレス充電がQi1のみ(iPhone16はQi2とMugSafeにも対応)という点で劣っています。

初売りでもらえるAppleGiftCardを考慮すると、iPhone16とiPhone16eとの差額は1万1000円になります。


もう分かりましたね。初売りは、iPhone17を買わせるための巧妙なプロモーションです。


iPhone16eが実質9万1800円になるのか。
でも1万1000円を足せばiPhone16が買えるな。
でも更に2万7000円を足せばiPhone17が買えるのかぁ。


という感じで、9万1800円でiPhone16eを買おうかなと思っていた人が、いつの間にか12万9800円を出してiPhone17を買ってしまうことになります。おそろしいですね。

ただし、iPhone16や16eには特別デザインのAirTagがもらえます(先着6万5000人)。通常デザインのAirTagは3500円程度で買えるため、iPhone16とiPhone17との実質的な価格差は3万0500円程度になります。


【詳細な検証】
Appleストアの製品はAppleアカウント残高で購入することができます。Appleアカウント残高は楽天市場の認定店で還元率15%程度で購入可能です。
そうすると、iPhone16(128GB)を初売りで購入すると、実質負担額は11万4800円×85%=9万7580円になります。AppleGiftCard1万2000円とAirTagが付いてきますが、AppleGiftCardの実質価値は1万2000円×85%=1万0200円、AirTag通常版の販売価格は3500円ですので、これらを差し引いた実質負担額は(9万7580円-1万0200円-3500円=)8万3880円です。

じゃんぱらでの買取価格は、iPhone16(128GB)が8万5000円(火曜日5%アップ適用で8万9250円)、iPhone15(128GB)が6万7000円火曜日5%アップ適用で7万0350円)、iPhone14(128GB)が5万円(火曜日5%アップ適用で5万2500円)です。

2026年1月の初売りでiPhone16を購入して1年間ケースとガラスフィルムを付けて通常使用し、2027年1月の初売りでiPhone17を購入後にiPhone16を売却したとすると、iPhone16の発売日(2024年9月)から2年3か月後になるため、iPhone15(発売は2023年9月)を今売るのと同じ状況になりそうです。
そうすると、iPhone16の1年使用後の売却価格は7万円と想定されます。初売りでの実質負担額は8万3880円ですから、1万3880円の負担で1世代前のiPhoneを1年間利用できることになります。

これに対し、iPhone17(256GB)の実質負担額は12万9800円×85%=11万0330円になります。1年後(iPhone18発売後の買換えを想定)のじゃんぱらの買取価格がいくらになるかは読めませんが(iPhoneの最低ストレージが128GBから256GBにアップしたため)、じゃんぱらの買取価格はiPhone16の128GBが8万5000円(火曜日5%アップ適用で8万9250円)、256GBが10万円(火曜日5%アップ後は10万5000円)です。ただし、iPhone17はストレージを128GBから256GBにアップしたにもかかわらず、販売価格はiPhone16の128GBより5000円アップにとどまります。
じゃんぱらの買取価格が発売価格の68%と仮定すると、iPhone17(256GB)の買取価格は8万8000円火曜日5%アップ適用で9万2400円)と想定されます。
iPhone17の実質負担額は11万0330円ですので、買取価格との差額は1万7930円です。つまり、1万7930円の負担で最新のiPhoneを1年間利用できることになります。

以上を整理すると、最新のiPhoneであれば毎月1494円かかるところ、1世代前のiPhoneであれば毎月1115円で済むということになります。その差は毎月379円
こう考えると最新のiPhoneを買いたくなりますが、注意すべきは、iPhoneは最初の1年の値落ちが大きいという点です。iPhone16(128GB)の発売価格は12万4800円ですが、1年後の今の買取価格は8万5000円(発売価格の68%、金額だと3万9800円減)です。初売りのiPhone16の実質負担額は8万3880円ですので、1年経過後の値落ちした買取価格よりも安く購入できることになります。
更に言うと、自分用にするのであれば楽天市場の買い回りキャンペーン(10店舗で+9倍)を利用して1年かけてAppleGiftCardを少しずつ買いだめして発売日に最新のiPhoneを買い続ければよいのですが、各回のキャンペーンでもらえるポイントには上限があるため、一度に多額のAppleGiftCardを購入すると還元率が大幅に下がります。また、Appleアカウント残高の上限は30万円のため、自分用にProMaxがほしい(17ProMax512GBの販売価格は22万9800円)となると子供用の通常版のiPhoneを買うためのAppleアカウント残高が足りなくなります。
他方で、年末にはコンビニでAppleアカウント残高チャージキャンペーンが開催されるため、それを利用すればAppleアカウント残高が不足することはありません。そのため、子供用として1世代前のiPhoneを初売りで買うことは十分にありだと思います。

【年末のコンビニセール】
コンビニ各社は、毎年、Appleアカウント残高チャージキャンペーンを実施しています。今年はミニストップも加わりました。
【専用サイト】

注意点は次のとおり。
1,AppleGiftCardを買ってもダメiPhoneのウォレットでAppleアカウントを選択し、残高の横の「チャージ」→「コンビニ等のレジでチャージ」からバーコードを表示し、レジでスキャンしてもらってください。

2,WAON残高は5万円が上限のため、5万円×2枚(1枚のWAONを使い回すのであれば残高ゼロ後の再チャージが必要)か、4万円×2枚2万円×1枚に分ける必要あり(なお、1回のクレカチャージは4万9000円が上限のため、前者は4回、後者は3回のクレカチャージが必要になります)。ApplePayのWAONは複数枚の登録が可能なので、上記3枚のWAONを用意してミニストップに行けばOKです(自分のiPhoneにチャージするため、楽天ギフトカード購入時のように店頭在庫を確認してからWAONチャージする必要はありません)。

3,nanacoと違ってWAONは複数枚の利用ができないため、10万円分のAppleアカウントチャージをするにはレジを複数回通す必要があります。「4万円×2枚2万円×1枚」でやるのであれば、3枚のレシートをもらって必ず家に持ち帰ること。

4,冒頭の専用サイトでLINE登録し、レシートを1枚ずつ写真撮影して1枚ずつ登録してください。複数枚のレシートを一度に写真撮影してはダメです。

5,キャンペーン特典(キャンペーン期間中に登録した合計額×10%のAppleGiftCard)は、2026年2月3日頃、LINEアカウントに配信されます。

6,ミニストップでの還元率は、PayPayカードゴールドで期待値3.25%JALPayの枠がある人は期待値3.35%)。
(1)ApplePayのWAON払いでAppleアカウント残高チャージをすれば、1.0%のWAONPOINT(事前登録する必要なし。何もしなくても自動付与されます)。
(2)ApplePayのWAONへのクレカチャージしたときのクレカのショッピングポイントはクレカによって異なりますが、PayPayカードゴールド→JALPay(2.0%のPayPayポイント)→ApplePayのWAON(0.1%のJALマイル)のルートだと2.1%。既にJALPayへのチャージ上限額(30日で30万円)に到達している人は2.0%ですが、PayPayスクラッチくじキャンペーンで2回に1回0.5%が当たるため、期待値2.25%でWAONチャージができます(PayPayカードで直接WAONチャージしても通常どおりのポイントが付与されスクラッチくじも発動します。なお、三井住友カードで直接WAONチャージするとポイントが付与されないため、まずはJALPayにチャージする必要がありますが、このルートも2026年2月をもってボーナスポイントの付与対象外になることが確定しています。いずれポイント付与対象外取引に追加されるものと思われます)。
(3)ミニストップで10万円分のAppleアカウント残高チャージをすると、2月3日に1万円分のAppleGiftCardがもらえますが、今回の初売りには間に合わないため、既にチャージ済のAppleアカウント残高から1万4800円分を消費して11万4800円でiPhone16を購入して2月3日に1万円を戻すことを想定して検討してみます。
①iPhone16の購入価格 11万4800円(下記②の不足額1万4800円)
②ミニストップで10万円分をチャージ 実質負担額9万6750円
③iPhone16発送時に1万2000円分のAppleGiftCardが届く(不足額2800円)
④2月3日に1万円分のAppleGiftCardが届く(不足額が解消され7200円分のAppleGiftCardと3500円相当のAirTagをゲットしたことになる)
⑤7200円分のAppleGiftCardの実質価値は15%減の6120円のため、3500円相当のAirTagと合わせると9620円の得実質負担額は(9万6750円-9620円=)8万7130円となる(ちなみに、楽天市場でAppleGiftCardを還元率15%で買いだめしたときの実質負担額は8万3880円であるため、3250円の損)。


【楽天リーベイツ】
楽天リーベイツを経由してAppleStoreに遷移し、初売り対象商品を購入すると、4.5%の楽天ポイントが付与されます。
楽天リーベイツの公式アプリで特集ページが組まれており、「リーベイツを経由して初売り対象商品を購入すると楽天ポイント3%ポイント還元」「さらに事前エントリーで+1.5%還元」という宣伝文句が踊っています。
エントリーボタンがあるため、必ず1月1日23時59分までにエントリーをしてください(Apple初売り商品を買うかどうか迷っている人も、とりあえずエントリーだけは済ませるべきです)。
上記特集ページには、具体例として、楽天リーベイツ経由でAppleストアに行ってiPhone16(128GB)を購入すると4746ポイント(3%分が3164p、事前エントリー1.5%分が1582p)がもらえる旨が記載されています。
ミニストップでAppleアカウント残高チャージしたときの実質負担額8万7130円から楽天リーベイツの4746pを差し引くと、iPhone16(128GB)の実質負担額は8万2384円になります。

【楽天リーベイツの紹介リンク(下記リンク経由で新規登録すると600pがもらえます)】
https://www.rebates.jp/referrer?referrerid=MNwtCIDafEs%3D


ここまで検討してみましたが、iPhone16を初売りでお得に買うのはアリだと思えてきますね。



最後に、iPadですが、こちらは最新機種にAppleGiftCardが付いてくるため、単純にお得です。

ただ、定価販売が守られていたはずのApple製品をAmazonが安く販売するケースが増えています。最近では、iPadAir(M3)11インチが7万9800円(定価は9万8800円)、iPadが4万9800円(定価は5万8800円)、iPadminiが6万4800円(定価は7万8800円)で販売されていました(2025年11月のブラックフライデーのセール価格)。

また、iPadは、整備済製品(ケースとバッテリーは新品に交換済み)が販売されていますので、そちらをお得に仕入れたAppleアカウント残高で買うという方法もあります。

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