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2026年3月21日土曜日

【悲報】BMW、新3シリーズの全幅は1865㎜

BMWは、「当社史上最も大規模なプロジェクト」である「ノイエ・クラッセ」(「新しいクラス」という意味)の第一弾量産車である「iX3」の販売をいよいよ2026年夏(日本市場)、第二弾量産車である「i3」の販売を2027年に開始します。


既に特設サイトが公開されています
【iX3】
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/ix3/bmw-ix3.html
【i3】
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/3-series/sedan/bmw-i3-sedan.html


「ノイエ・クラッセ」では、新たなデザイン言語が採用されました。下記リリースによると、モデルチェンジの枠組みを超える内外装の刷新が行われ、従来比10~20倍の高性能コンピュータ「スーパーブレイン」が時速130㎞までのハンズフリー運転を実現しています。

https://www.press.bmwgroup.com/japan/article/detail/T0452441JA/the-start-of-a-new-era-the-new-bmw-ix3



「ノイエ・クラッセ」は電気自動車を前提として開発されました。そのため、「ノイエ・クラッセ」用として開発されたプラットフォームは電気自動車専用です(BMW社は元々は航空機エンジンメーカーでしたが、オートバイや自動車のエンジン製造もするようになり、最終的にオートバイや自動車本体の製造メーカーになりました。メルセデスベンツ社を含む他社が直列6気筒エンジンの製造を一時期やめたのに対し、BMW社は直列6気筒エンジンにこだわり続けて「シルキーシックス」と呼ばれるようになりました。これまでエンジンにこだわり続けたBMW社が電気自動車に本格移行する、それが「新しいクラス」の意味です)。


なお、現在、3ℓ直列6気筒エンジンを搭載した3シリーズ「M350」(「M340i」の後継)の開発が進められており、電気自動車版のi3」に少し遅れて販売される見込みです。プラットフォームは現行型エンジン車の改良版であるものの、内外装は「ノイエ・クラッセ」風になります(BMWは、電気自動車と内燃機関車で別のプラットフォームを採用する反面、内外装は共通化することで統一したブランドイメージ「ノイエ・クラッセを実現しようとしています)。

「iX3」のボディサイズは全長4782㎜×全幅1895㎜×全高1635㎜(ホイールベースは2897㎜)と幅広すぎますが、「M350は全幅1825㎜が維持されると予想されていたので非常に期待していたのですが、i3のボディサイズは全長4760㎜×全幅1865㎜×全高1480㎜(ホイールベースは2895㎜)であり、現行3シリーズ(全長4720㎜×全幅1825㎜×全高1440㎜)よりも大型化され、1クラス上のサイズにアップしました。現行X3の全幅が1920㎜であり、新型「iX3」の1895㎜よりも幅広であることを考えると、ガソリン車のM350」も大幅に幅広になる可能性が高そうですが、そうならないように祈っています。

※BMWは、車種名を1シリーズ(Cセグメント。ベンツだとAクラス、Bクラス)、3シリーズ(Dセグメント。ベンツだとCクラス)、5シリーズ(Eセグメント。ベンツだとEクラス)、7シリーズ(Fセグメント。ベンツだとSクラス)というように名付けています。BMW3シリーズの最上位グレード(「M340i」から「M350」に名称変更予定)には直列6気筒エンジンが搭載されていますが、ベンツだとCクラスやEクラスの最上位グレードであっても直列4気筒エンジンであり、直列6気筒エンジンが搭載されているのはSクラスだけです(私が保有している先代後期型のE450ワゴンには3ℓ直列6気筒エンジンが搭載されていますが、現行Eクラスは全てが直列4気筒エンジンになりました)。元々エンジンメーカーだったBMWだからこそCクラスに相当する3シリーズに直列6気筒エンジンを搭載しているわけですね。


さて、問題は乗り味です。

私が信頼しているトーマスは、次のようにレビューしています。

https://www.youtube.com/watch?v=P-H-GJaGiUg

https://www.youtube.com/watch?v=Hs-U0bR8kTQ&t=966s


・7シリーズのようなロングホイールベースのラグジュアリーセダンを運転しているように感じる。シートは非常に快適であり、同セグメントで最高峰といえる。

・ハンドリングの正確さとダイレクトさは驚異的。正確で思ったとおりに動く。

・シートの座り心地もとてもよい。

・車体の動きは極めて穏やかで、急な車線変更をしても全く揺さぶられることはない。車体の動きに遅れて人体が動くのではなく、車体と人体が同時に動いている。スポーティな運転をしても同乗者が不快にならない。

・高速道路での高速走行時も非常に安定している。静粛性も高く、時速120㎞で走行しても風切り音はほとんど聞こえない。しかし、140㎞を超えると音が入ってくるようになる

・自動運転(レベル2のハンズフリー)は非常に安心できる。ブレーキやアクセル操作は極めてスムーズであり、目を閉じると車がいつ加減速したのかが分からないほどだ。クレイジーなほどスムーズに加速し、クレイジーなほどスムーズに停車する。高速道路はもとより田舎道であっても人間が運転するよりもスーパースムーズに運転してくれる。今まで乗った車の中でこれより優れたACCは存在しない

・搭載されているサスペンションはベースサスペンション(=電子制御されていない金属バネと油圧ダンパー)だが、快適でありながらスポーティな走りも実現している。車体のバランスが極めて安定しており、揺さぶられ感はない。道路の段差を乗り越える際も、車体はまっすぐに直立している。

・物理スイッチは廃止されているが、タッチ式の液晶パネルは感度がよく操作しやすい。

・全ての電気自動車、全てのSUVの中で最高の車と言える。欠点があるとすれば、シートクーラー遮音窓がないこと。また、実際の走行可能距離が500㎞を切る点も残念。



「iX3」については手放しで激賞されています。しかし、「i3」(試乗車はプロトタイプ型だが、完成車の内外装に隠蔽が施されただけのもの)については「iX3」ほどの賞賛はされていない点が気になります。

https://www.youtube.com/watch?v=ReCYwzWEekE&t=29s


全幅が現行型の1825㎜に準じたものになることを祈りつつ、8代目3シリーズのガソリン車の正式発表を待ちたいと思います。


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