2025年6月24日、「iPhoneのマイナンバーカード」が利用可能になりました。
【参考】
●「iPhoneのマイナンバーカード」を設定しました
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2025/06/iphone.html
私は解禁日当日に設定したものの、今まで全く活用していませんでした。
本日、マイナ保険証、コンビニ証明書交付サービスを利用してみましたが、とても便利でした。
「iPhoneのマイナンバーカード」とは、iPhoneのウォレットにマイナンバーカードを取り込んで、タッチ決済と同じような感じで本人確認をするというものです。
現時点では、①マイナ保険証、②コンビニ証明書交付サービスで利用することができますが、マイナ免許証には非対応です(マイナ免許証を利用している人がiPhoneだけ持って運転すると免許不携帯になります)。
私のマイナ保険証の利用状況は、
①マイナ保険証の利用申込みは済ませたが、健康保険証の登録はしていない(2022年6月30日にスタートした、マイナ保険証の利用申込みをするとマイナポイント7500円相当がもらえる施策で利用申込みをしました。健康保険証の「登録」はしていません)。
②iPhoneのウォレットにマイナンバーカードを取込み済み
というものです。
私は眼科に定期通院していますが、そこでは「デジスマ診察券」というアプリが利用できます。このアプリは非常に便利で、アプリで診療予約をし、アプリに登録したクレカ(私はauPAYプリペイドカードを登録しています)で支払いが自動完了します。
非常に先進的です。そのため、iPhoneのマイナ保険証にも対応しているのではないかと期待していました。
窓口で健康保険証の提示を求められたので、「iPhoneをかざしてできますか?」と聞いたところ、「顔認証付きカードリーダー」(タッチパネルがあるもの)に有線接続されている「スマホ用汎用カードリーダー」(見た目はパソリそっくりでした)にiPhoneをかざすように指示されました。しかし、何も反応しません。何度やっても無反応です。どうやら私が第一号だったらしく、数人でマニュアルを読み出しました。
そのうちの一人が「事前に設定しないとダメらしいです」と言い出したので、「健康保険証の登録をしていないせいかな」と思って資格確認書(財布に常に入れてあります)を取り出そうとしたところで、「顔認証付きカードリーダー」の液晶画面に「スマートフォンを利用」という表示があることに気づきました。試しにその部分を指で押してみたところ、液晶画面上に「Android」「iPhone」というボタンが出現しました。
後はもう簡単です。上記の「iPhone」ボタンを指で押し、iPhoneのウォレットのマイナンバーカードの絵が表示された状態で生体認証をしたiPhoneを「スマホ用汎用カードリーダー」にかざせばOKです。
なお、その後、医療機関に対してこれまでの医療情報を提供することを同意するかしないかの選択画面に遷移しますが、何もこだわりがなければ「全て同意する」を選択すればよいでしょう。
というわけで、マイナンバーカードには健康保険証の登録はあえてしていなかったのですが、いつの間にかマイナンバーカードと健康保険証が紐づけられてしまっていたようです。
コンビニ証明書交付サービスは、セブンイレブンのコピー機を利用しました。
いつもはマイナンバーカード(物理カード)をかざしていましたが、その場所にiPhoneをかざすだけです。マイナンバーカードをかざして戸籍や住民票をコンビニで取得していた人であれば、何も悩むことはなくiPhoneで戸籍や住民票を取得することができます。
ただ、問題がひとつありました。支払方法がnanacoか硬貨に限定され、千円札が利用できなかった(紙幣を挿入する場所がなかった)ことです。レジで両替してもらって何とかなりましたが、あれは焦ります。
というわけで、iPhoneを携帯するだけで全てが完結する時代が少しずつ近づいてきました。
マイナ免許証のiPhone搭載を早く実現してほしいものです。
> マイナ保険証のiPhone搭載を早く実現してほしいものです。
返信削除それはご自身も診療所で実施したとおり、既に実現しているような。
マイナ免許証のiPhone搭載のことでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。
返信削除該当部分を訂正しました。