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2026年7月9日木曜日

個人向け国債が「個人向け国債プラス」に名称変更(2026.12募集分~)

私は、無リスク資産の大半は「個人向け国債変動10」を買っていますが、2~3年以内に使う可能性があるお金は普通預金に置いています。

その理由は、個人向け国債変動10は発行から1年経過後(第2期利息支払日以降)は1万円単位で中途換金が可能で概ね3営業日後に口座に入金されますが、ペナルティとして直近2回分(利息支払日は6か月ごとなので1年分の利息相当額が天引きされるからです。つまり、1年後に中途換金すると利息はゼロになります。


最新の「個人向け国債変動10」(2026.8.15発行分)の適用利率は1.80%です。1年後に中途換金すると利率はゼロですが、2年後に中途換金すると利率は0.90%、3年後に中途換金すると利率は1.20%になります。

※個人向け国債変動10の適用利率は6か月ごとに見直されます。中途換金時にペナルティとして天引きされる利息相当額は直近2回分であり、発行から中途換金までの平均ではありませんが、説明の便宜上、適用利率がずっと同率だったという前提で計算しています。


銀行の普通預金でもっともお得なのは、金利1.1%のダンダンバンク(山陰合同銀行)です。

金利は無条件で0.80%(普通口座から貯蓄口座に資金移動する必要はあるものの、アプリですぐにできます)、預金残高300万円以上で金利0.90%500万円以上で金利1.0%1000万円以上で金利1.1%であり、極めて強いです。

※適用金利は毎日判定されます。


つぎにお得なのは、金利0.75%のauじぶん銀行マツイバンク(住信SBIネット銀行マツイ支店)です。

auじぶん銀行は預金残高1000万円以上、マツイバンクは松井証券の保有資産の時価1000万円以上で普通口座の金利が0.75%になります。

※適用金利の判定日は、auじぶん銀行が毎月20日、マツイバンクが毎月の最終営業日。


【参考】
●「DanDanBANK」 1.1%、「auじぶん銀行」「マツイバンク」 0.75%【残高1000万円以上】
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2026/06/au0650751000.html



私は、楽天銀行の普通預金(金利0.42%)の残高が常に150万円になるようにして、日常生活費の振替口座として利用しています(現在、「PayPayカードゴールド」から「Olive Infinite」にメインカードを変更している最中です。「Olive Infinite」の振替口座は三井住友銀行に限定されているため、楽天銀行に120万円三井住友銀行に30万円というように150万円を分散させる予定です)。

そして、ダンダンバンクに1000万円(銀行破綻時の補償額の上限)を預けっぱなしにして放置し、残りはauじぶん銀行に置いています。三井住友銀行500万円(クレカ積立の還元率が0.5%アップする+「Olive Infinite」の次年度年会費無料条件。判定日は毎月20日)、カテエネバンク200万円(中部電力の電気料金の還元率が5.0%+カテエネバンクデビットカードの還元率が2.0%。カテエネバンクデビットカードはコストコのガソリンスタンドで利用可能。判定日は毎月最終日)、住信SBIネット銀行1000万円(プラチナデビットカードの還元率が2.5%。判定日は毎月最終日)はauじぶん銀行から判定日の前日に振込送金し、判定日の翌日に戻しています。


個人向け国債変動10は、みずほ証券に1000万円、それ以外はSMBC日興証券です。

みずほ証券の1000万円は、みずほ銀行と連携させて「みずほプレミアムクラブ」の会員資格を獲得するためです。しかし、みずほプレミアムクラブが改悪されてプレミアム感が消滅したので、償還日(2029.11.15)が来たらSMBC日興証券で買い換える予定です。

SMBC日興証券で主に買っているのは、キャンペーンがもっともお得だからです。個人向け国債変動10の購入額1000万円ごとに1万6000円がキャッシュバックされます。


さて、ここからが本題です。「個人向け国債」は文字どおり「個人」だけが買えるものでしたが、2026年12月募集分からは法人(非営利法人や非上場法人に限る)も買えるようになります。

そのため、「個人向け国債」という名称が変更されて「個人向け国債プラス」になります。名称変更後も商品性は今と全く同じで、買える人が一部の法人に拡大されただけですので、個人で買う我々は何も気にする必要はありません。

詳細は、SMBC日興証券が作成した下記資料をご覧ください。

https://www.smbcnikko.co.jp/service/mailmagazine/2502/pdf/20260311_01.pdf?cid=MT260708



個人向け国債変動10の適用金利は、10年固定債の市場金利を基準に算出されます。

第1回債から第34回債までは0.8を引き算していましたが、第35回債から現在までは0.66を掛け算しています。

かつての引き算方式は基準金利が高い方が有利になり、現在の掛け算方式は市場金利が低い方が有利になると言われています。大和証券によれば、基準金利2.33%までは掛け算方式が得、基準金利2.34~2.36%までは同じ、基準金利2.37%以降は引き算方式が得になるということです。

https://www.daiwa.jp/content/dam/daiwasecurities/products/bond/ndm/gmb/110602.pdf


最新の基準金利は2.73%ですので、現在の掛け算方式による適用利率は1.80%です。ちなみに、かつての引き算方式による適用利率は1.93%になります。

SMBC日興証券は、第1回債(2003年3月発行分)以降の適用利率と基準金利の推移をグラフにしたレポートを公開しています。それを見ると、凄まじい勢いで金利が上昇していることが分かります。

https://www.smbcnikko.co.jp/service/mailmagazine/2601/pdf/kokusai_260708.pdf?cid=MT260708


金利が上がるか下がるのかを予測することはできません。であるからこそ、私は、市場金利を基準に6か月ごとに適用利率が見直される「個人向け国債変動10」を無リスク資産のメインの置き場所にしています。


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