「eMAXIS Slim」シリーズの運用会社(三菱アセットマネジメント)の吉田研一・常務執行役員がアエラのインタビューに応じています。
全文が無料公開されています。
https://dot.asahi.com/articles/-/286198?page=1
詳細は上記をご覧いただくとして、概要は次のとおりです。
1,スリムシリーズは3~4年後には50兆円に到達する。
2,スリムシリーズは、「eMAXIS」シリーズから人気を奪ったニッセイなしなしシリーズに対抗するために作った。
コンセプトは「サメのおなかの下にいるコバンザメみたいに、われわれの運用コストが常に一番低いインデックス投信をつくる」。シリーズ名を「eMAXIS コバンザメ」にしようという意見もあった。
3,スリムシリーズに「FANG+」を入れない理由は、「『eMAXIS Slim』に銘柄が極端に少ない投信は不適と考えます。何でもかんでもSlimとして売ればいいってものではないという暗黙のコンセンサスが社内にしっかりあるんです」。
4,「NISA貧乏」という悪口に対しては、「そんな言葉でNISAをバカにする人は、嫉妬しているんですよ。つまらない悪口に負けちゃダメです。つみたてで買う投信はモノとは違います。古くなって劣化することも、消費してなくなることもありません。将来増える可能性まであるんです。家計の現金を、素晴らしい資産に置き換えているだけ。だから、貧乏という言葉自体が全くの見当外れですね」
大丈夫なのかと思うほど、言葉を選ばず、とても率直にインタビューに応じています。
驚いたのは、スリムシリーズのコンセプトです。私は、これまでずっとスリムはコバンザメ(単独最安値を自分では絶対に更新せず、単独更新した他社に追従することで他社を諦めさせるセコい作戦)だと非難してきましたが、まさか純資産額を急増させているニッセイ外国株にコバンザメしようと考えてスリムシリーズを作ったとは思いませんでした。
「コバンザメ」と非難すれば単独最安値を更新する気になるかもしれないと思っていましたが、最初から確信犯だったんですね。コバンザメに対し、「お前はコバンザメだ」と言ったところで何も感じないわけです。
「何でもかんでもSlimとして売ればいいってものではない」と言いながら読売333をSlimで出すあたりに、読売新聞社の強い交渉力(政治力)を感じます。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>読売333をSlimで出す
それは私も思いましたが、FANG+は10銘柄、日経平均は225銘柄であることから、一応の言い訳はできるかなと思って書きませんでした。