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2023年5月2日火曜日

PayPay改悪、クレジットカード決済を廃止、まとめて支払いに2.5%の手数料

 PayPayは、2023年5月1日、2つの大きな改悪を発表しました。





1つ目の改悪は、クレジットカードを利用した決済の廃止です。

2023年7月上旬にクレカの新規登録ができなくなり、8月1日に登録済のクレカが強制解除されます。

ソースはこちら。


2023年8月1日(予定)以降、PayPayを利用したお支払いの際にPayPayカード株式会社が発行するクレジットカード(「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」)以外のクレジットカードを利用した決済はできなくなります。
また2023年7月初旬(予定)より、クレジットカードの新規登録を停止します。
「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」をお持ちの方は「PayPayあと払い」に登録いただくことでご利用可能です。

■2023年7月初旬までにクレジットカードを登録済みの方

「PayPayカード」、「PayPayカード ゴールド」以外のクレジットカードは、2023年8月1日(予定)にクレジットカードの登録を解除します。「PayPayあと払い」に登録する、銀行口座からPayPay残高にチャージするなどの方法で、引き続きPayPay決済をご利用いただきますようお願いします。

https://paypay.ne.jp/notice/20230501/f-creditcard/



2つ目の改悪は、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」での残高チャージをする際、2.5%の手数料が徴収されるというものです。

毎月1回目のチャージには手数料がかかりませんが、2回目以降にチャージするとチャージ額×2.5%の手数料が徴収されます。

ソースはこちら。


2023年8月1日(予定)より、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるPayPay残高へのチャージには2.5%(税込)の手数料がかかります。
毎月初回のチャージは手数料無料ですが、2回目以降のチャージでは2.5%(税込)の手数料が発生します。チャージ金額に加え、手数料が含まれた金額が通信料お支払い時にまとめて請求されます。

変更前:手数料無料
変更後:毎月2回目以降のチャージ 2.5%の手数料 ※毎月初回のチャージは手数料無料 
例)10,000円チャージすると10,000円×2.5%=手数料250円がチャージ金額と併せてソフトバンク・ワイモバイルの通信料お支払い時に請求されます(チャージ金額10,000円+手数料250円=10,250円)PayPayをご利用いただくには、チャージ手数料なしでご利用いただける「PayPayあと払い」の利用や銀行口座登録が便利です。

https://paypay.ne.jp/notice/20230501/f-sofma/


この2つの改悪の目的は、他社のクレジットカードに決済手数料を支払いたくないからです。

PayPayのコメントは、次のとおり。


それぞれ(クレジットカード決済と手数料導入)について社内で協議し、総合的に検討した結果です。(PayPayでは)PayPayカードとの連携を強化しており、「PayPayあと払い」をご利用いただければ、残高チャージ不要で、PayPayポイントもより多く付与され、PayPayで当月に利用した金額を翌月にまとめて支払えます。https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2305/01/news106.html



改悪後にどうするかですが、ソフトバンク・ワイモバイル・ラインモの回線契約がある人は、「まとめて支払い」で毎月1回の残高チャージをすればよいので話は簡単です(ただし、2回目以降は2.5%の手数料がかかるため、1回でまとまった金額をチャージする必要があります)。
これに対し、ソフトバンク・ワイモバイル・ラインモの回線契約がない人は、

1,PayPayあと払いを利用する
2,LINEPayで支払う
3,利用しない

のどれかになります。


PayPayあと払いは、PayPayカードの引落口座からPayPayカードの利用料金と一緒に引き落とされるというものです。
還元率は、年会費無料カードが1.0%、ゴールドカードが1.5%でしたが、2023年6月1日から、次の2つの改悪が予定されています。

1,今までは毎月の利用額の合計額×1.0%だったところ、毎回の利用額200円ごとに2ポイントに変更される(毎回の利用額200円未満はポイントなし)。

2,ゴールドカードの還元率1.5%が(1.0%)+(PayPayステップを達成すると+0.5%)に変更される。


つぎに、LINEPayで支払うという選択肢ですが、PayPayの決済用バーコードをLINEPayで読み取ってLINEPayで支払うというものです。
ただし、PayPayの決済画面を想定していたショップ店員が戸惑うので、レジ前で無用な混乱を招くという問題点があります。
VisaLINEPayクレジットカード(P+)」をLINEPayに紐づけると、毎月1万円まで還元率5.0%となるため、現金とPayPayしか使えない店を利用しなければならない人はこちらが最も有力な選択肢となります。

とはいえ、「VisaLINEPayクレジットカード(P+)」を最大限利用しても毎月500円です。毎月500円のためだけにカードを新しく作るのも気が進まず、私は作っていません。

私は、かつてはPayPayを愛用していました。
しかし、ワイモバイルからUQモバイルにMNPしてまとめて支払いを利用した残高チャージができなくなり、楽天ギフトカードをお得に買えるようになってからは楽天ペイを優先的に利用しており、PayPayは現金とPayPayしか使えない行きつけの定食屋でしか使わないようになりました。
ワイモバイルまとめて支払いでチャージした残高がまだあるため、年内はそれをぼちぼち使い、使い切った後はPayPayは行きつけの定食屋でしか利用しないので、PayPayあと払いを利用しようと思っています。


3 件のコメント:

  1. クレカチャージは他社カードに加盟店手数料を払いたくない気持ちはわかるので
    まだ、他社カードを締め出すのはわかるのですが

    SBM,ワイモバ、LINEMOのまとめて支払いまで
    2回目以降のチャージで2.5%の手数料を取るのは理解に苦しみますね
    携帯電話の月額料金請求するタイミングでソフトバンクグループから金融機関への
    決済手数料支払いはどの道生じるので
    シナジーなどを考慮するとソフトバンク系列の携帯電話を使っている人は
    まとめて支払いの手数料は無料にすべきだったように思います

    ソフトバンクグループは今回の改悪により
    PayPayカード利用者が増えることによる増収>PayPay利用者が減ることによる減収
    となることを見越してるのでしょうかね

    返信削除
  2. 因みにですが
    三井住友カードNL、ゴールドNL,プラチナプリファード(いずれもビザブランドのみ)
    を持っている人は引き続きLINE Payのチャージアンドペイに登録できるので
    PayPay加盟店をLINE Payで引き続き利用できます

    返信削除
  3. コメントありがとうございます。

    >携帯電話の月額料金請求するタイミングでソフトバンクグループから金融機関への決済手数料支払いはどの道生じる

    金額が多くなれば決済手数料もその分増えます。
    PayPay残高チャージは額が大きくなりがちなので、それを嫌ったのでしょうね。

    >三井住友カードNL、ゴールドNL,プラチナプリファード(いずれもビザブランドのみ)を持っている人は引き続きLINE Payのチャージアンドペイに登録できる

    これはいいですね。
    今ある残高がなくなったらやってみます。ありがとうございました。

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