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2023年9月11日月曜日

今のところ無風の投信コスト競争

ニッセイ基礎研究所の公式サイトにアップされている下記コラムを読みました。


●今のところ無風の投信コスト競争
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=76056?site=nli








※よろしければ、次の記事もご覧ください(楽天市場のおせちは、商品ページにキャンペーンの案内が表示されているものであってもキャンペーンの対象外です)。

●【追記あり】「おせち」はこれを買え【Amazonはポイント、楽天市場は値引きクーポン】
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/09/blog-post_9.html


興味深かったのは、下記部分です。


三菱UFJ国際投信の牙城を崩すべく、大手運用会社が新NISA開始前にコスト競争を仕掛けてきた形となっている。
ただ、8月もこれまで通り三菱UFJ国際投信、SBIアセットマネジメント、楽天投信投資顧問の商品が売れている。今のところ販売動向には大きな変化がみられず、ほぼ無風状態である。新設されたファンドは単に取り扱っている販売会社がまだ少ないだけかもしれないが、現時点では多くの投資家が積立投資などで購入する商品を見直し、入替等を行っていないようだ。



私が最近のコスト競争で最も期待していたのは、野村アセットマネジメントの「はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)」でした。

というのは、はじめてのNISAオールカントリーは、インデック投資の定番ファンドとしての地位を急速に確立しつつあるスリムオールカントリーの牙城を崩す可能性があると考えていたからです。


はじめてのNISAオールカントリーは、2023年7月10日、野村證券のつみたてNISA専売品として登場しました。

その信託報酬は0.05775%。驚愕の超低コストのせいで他社で取扱いが開始するかどうかが危ぶまれたものの、7月28日にはSBI証券8月10日にはauカブコム証券8月24日にはマネックス証券が取扱いを開始したことで、純資産額が激増するかと思われました。

しかし、その純資産額は6億6000万円。SBI証券が取扱いを開始して1か月が経過したのに10億円に満たないのでは全く勝負になりません。

上記レポートが言うところの無風状態です。残念ながら風は吹きませんでした。


私は、VTを売却してはじめてのNISAオールカントリーを買おうと思っていましたが、これでは無理です。

かといってスリムオールカントリーを買うつもりにはなれません。超々低コスト競争に時代を進めたはじめてのNISAオールカントリーに痺れて買おうという気になったものの、そもそも私は新興国株を投資対象にしたくないと考えているからです。



「男は黙ってたわら先進国株」



だんだんと「もうたわら先進国株100%でよいのではないか」と思えてきましたが、そうなると1ファンドへの投資金額が多額になりすぎるので、まだその一歩を踏み出せないでいます。


4 件のコメント:

  1. こんにちは、いつも楽しく拝見しています。
    はじめてのnisa、もっと増えると思いましたね、、

    slimオルカンに数千万入っているため、新NISAははじめての〜にしようと思ってましたが、辞めた方がいいでしょうか。償還のリスクはやはりありますかね?

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  2. コメントありがとうございます。

    >新NISAははじめての〜にしようと思ってましたが、辞めた方がいいでしょうか。償還のリスクはやはりありますかね?

    償還はないと思いますが、定番ファンドへの道を外れてしまったことで今後の純資産額の激増は期待できなくなってしまいました。

    全世界株ファンドに投資したいのであれば、やはりスリムオールカントリーにすべきだと思います。
    私ならば、数千万円程度であれば全然気になりませんので、スリムオールカントリーをバイアンドホールドし続けると思います。

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  3. いつも勉強させてもらっております。

    1ファンドへの投資金額が多額になりすぎると、何か不都合があるのでしょうか?
    また、数千万程度なら全然気にならないとのことですが、どれくらいの金額から複数ファンドに分散すべきとお考えでしょうか?

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  4. コメントありがとうございます。

    >1ファンドへの投資金額が多額になりすぎると、何か不都合があるのでしょうか?

    特に不都合はありませんが、何か気分的に嫌な気になります。

    >どれくらいの金額から複数ファンドに分散すべきとお考えでしょうか?

    気持ちの問題ですので人それぞれですが、私はたわら先進国株が数千万円になっても全く気になりませんが、VTを売却したお金でたわら先進国株を買って、その結果としてたわら先進国株が数億円になるのは躊躇するものがあります。

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