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2023年10月20日金曜日

【ダメだこりゃ】セゾン投信、月額10万円のセゾンカード投資をスタート

セゾン投信は、2024年1月4日よりセゾンカード決済による投信積立サービスをスタートします。

投資可能額は、月額10万円

新NISA口座(つみたて投資枠、成長投資枠)のみならず、特定口座にも対応します。


しかし、致命的な欠陥があります。








※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●「eMAXIS Slim」が独走 大ヒット投信の舞台裏
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/10/emaxis-slim.html


ソースはこちら。

https://www.saison-am.co.jp/news/pdf/newsrelease20231020.pdf


クレジットカード決済による投信積立サービスをセゾン投信でスタートするのは、クレディセゾンの悲願でした。

しかし、セゾン投信の中野会長が乗り気でなかったことから導入が進まず、ついにクレディセゾンの林野会長の逆鱗に触れ、2023年6月、中野会長が罷免されたことは記憶に新しいところです。


中野会長の罷免からわずか4か月。いよいよセゾン投信でセゾンカード投資がスタートするわけですが、致命的な欠陥があります。

それは、




ポイント付与 なし




という点です。


私は思うのです。セゾンカードで投信を買う意味があるのだろうか、と。



【2023.10.21 19:10追記】

メリットがあるとすれば、セゾンカードのカード決済実績を付けることしか考えられません。


例えば、JQカードセゾンゴールド(インビテーションで年会費永年無料)は、年100万円のカード決済で1万円相当のポイントがもらえます。

セゾンポケットと大和コネクト証券のセゾンカード投資は積算対象ですので、セゾン投信のセゾンカード投資でも積算対象になる可能性が高いと考えています。


なお、年会費2万2000円のセゾンプラチナビジネスアメックスは、年200万円のカード決済で1万1000円に減額されますが、このサービスは、下記のとおり2023年10月31日をもって終了します。

なぜ今終了させるのかが疑問でしたが、理由が分かりましたね。

https://www.saisoncard.co.jp/amex/platinumbusiness/about/sbs-revision/


6 件のコメント:

  1. 普通の人ならSBIでシンNISA口座の投資枠埋めるために、特定口座で積み立ててたセゾン投信を売却するだろうなってことは誰もが想像できる
    つまりセゾンは圧倒的敗者になる
    状勢認識が甘いというか、もう勝者総取りの世界になることはわかりきってるけど方策も奇策もないのでたんたんとやっていきますという意識なんでしょう

    返信削除
  2. なかのアセットマネジメント
    https://nakano-am.co.jp/company/
    のHPが9/13より出来ていますが、その後更新なしです。

    超低コストで、全世界分散投資が出来るようになりましたが。これは大企業だから出来る「撒き餌」なんですね。
    巨額のファンドでも、そこから得られる金額が少ないため、
    ファンドを管理する担当者のモチベーションの低下を勝手に危惧しておりました。

    小さな会社では、ある程度の信託報酬でないと経営できないんですね。
    中野さんがどんなファンドを立ち上げるか注目しています。

    返信削除
  3. この話はきっと以前から進んでいて創業者が固辞していただいたのかと思うくらいのスピード感ですね
    ポイント乞食対策でポイント付与しないようですがそれなら純粋にショッピング枠を利用して積み立てたい人以外は利用しないでしょうしわざわざこの仕組みをセゾン投信で使いたい人とは・・・?

    返信削除
  4. コメントありがとうございます。

    >普通の人ならSBIでシンNISA口座の投資枠埋めるために、特定口座で積み立ててたセゾン投信を売却する

    セゾン投信で新NISA口座を開設してもらうためにも、他社がびっくりするほどのポイントもりもりで勝負してほしかったですよね。
    まさかのポイントゼロでは話になりません。

    >中野さんがどんなファンドを立ち上げるか注目しています。

    セゾン投信がスタートしたとき、市場平均をはるかに下回るコストという圧倒的な差別化で圧倒的な顧客支持を得ることに成功しました。
    しかし、「長期投資にとって、コストは命の次くらいに大事」であり、「信託報酬を抑えるというのは、私たちとして譲れない部分だった」はずなのに、低コスト競争に参加しないと明言して自らの大義を自己否定したところからセゾン投信はおかしくなったと考えています。

    なかのファンドはアクティブファンドです。
    アクティブファンドであるからには、市場平均をはるかに上回るリターンという圧倒的な差別化で圧倒的な顧客支持を得なければなりませんが、中野さんはこの点について実績がないため、私は全く期待していません。

    >この話はきっと以前から進んでいて創業者が固辞していただいた

    だからこそ林野会長に罷免されたのでしょうね。

    >わざわざこの仕組みをセゾン投信で使いたい人とは・・・?

    追記で考えてみました。
    セゾンビジプラの年会費半減サービスが終了したのは残念でした。

    返信削除
  5. たわら男爵様

    〉セゾンカードで投信を買う意味があるのだろうか

    〉JQカードセゾンゴールド(100万円で1万円相当のポイント付与)

    現時点でも、セゾンポケット+大和コネクトで10万円/月でしょうから(証券会社を複数持つ面倒はあるでしょうが)セゾン投信の主たる2つの投信をセゾンカードで10万/月購入できるわけです。
    「セゾン投信の直販をセゾンカードで買う意味」には合理的な理由はなさそうです。

    大和コネクト証券は、クレジットカード投資の上限5万円を外せるようにしましたね。
    https://www.connect-sec.co.jp/news/231002_02.html
    もしかしたらクレディセゾン以外カード会社と組むのかもしれません。
     ただ、もし大和コネクト証券でセゾンカードでの投資信託購入が10万円/月可能になればセゾンカードを利用してセゾン投信の直販で投資する人はほとんどいない気がします。

    返信削除
  6. コメントありがとうございます。

    >セゾン投信の直販をセゾンカードで買う意味

    セゾンポケットと大和コネクト証券の両方の口座がなく、かつセゾン投信の口座はある人限定になりそうですね。

    >大和コネクト証券は、クレジットカード投資の上限5万円を外せるようにしましたね。

    これは知りませんでした。

    >クレディセゾン以外カード会社と組むのかもしれません。

    複数のクレジットカード会社と提携し、1社5万円で何社でも積立設定OKにできるのであれば面白いことになりますね。

    >もし大和コネクト証券でセゾンカードでの投資信託購入が10万円/月可能になればセゾンカードを利用してセゾン投信の直販で投資する人はほとんどいない

    大和コネクト証券はポイントが付きますからね。

    返信削除