興味深い記事を読みました。
●投資家・桐谷さんに質問!「もし持ち株の株主優待がなくなった場合、売却しますか?」
https://allabout.co.jp/gm/gc/499095/
●dカードと三菱UFJ銀行を紐づけるとお得(dスマートバンク)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/10/dufjd.html
桐谷さんの回答は、次のとおり。
優待をやめてもまた再開する企業もあります。私は1000銘柄ぐらい持っていますので、小さなことで一喜一憂して、ジタバタしないようにしています。
株主優待があるから買ったのであれば、株主優待が廃止された時点で売却しなければなりません。
個別株を買うという判断は簡単ですが、売るという判断は非常に難しいです。逆に言えば、私は、売るという判断ができないことに気づいたので、個別株投資はやめてインデックス投資に切り替えました。
桐谷さんは、別の記事で次のようにコメントしています。
売るかどうかというのは、優待の内容次第でしょうか。
良い優待があるものは、売買せずに5年、10年と長く持ち続けたいですね。長期保有することで優待内容がアップグレードされた銘柄も結構あります。
https://allabout.co.jp/gm/gc/499369/?utm_content=uzou_1&utm_source=uzou
桐谷さんは、どうやら株を売れない性格の人のようです。
こういう人は個別株投資をしてはダメなのですが、桐谷さんは既に73歳。現物株3億円、キャッシュ1億円という使い切れない財産があるようですので、もう好きに楽しく生きればよいと思います。
とはいえ、桐谷さんは2006年3月時点で3億円の個別株投資をしていたようですので、もしどこかのタイミングでインデックス投資に切り替えていたとしたら、今の2~3倍の資産形成に成功していたはずです。
そう考えると残念ですが、4億円でも10億円でも「死ぬまでに使い切れない」という観点で見れば同じです。
桐谷さんは、株主優待銘柄に投資することで、お金には代えられない充実した人生を手に入れることができたのかもしれません。
ただ、
「株主優待がなくなったら?売るに決まってるでしょ。私を誰だと思ってるんですか。株主優待の桐谷ですよ」
というようにキレてほしかったです。
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