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2023年11月13日月曜日

【楽天証券版】新NISAの積立設定の注意点

楽天証券は、2023年11月13日午前8時から12月28日午後6時まで、「新NISA対応!積立予約」をすることができます。

場所は、ログイン後、「つみたてNISA」→「積立設定」に行き、「今後のつみたてNISAの積立予定額」の直下になります。


新NISA対応!積立予約について(受付期間:11/13 8:00~12/28 18:00)
いままでのNISAの積立設定は、自動的に新NISAへ引き継ぎます。新NISAで積立設定を変更したい、積立をはじめたい場合は「積立予約」(スマートフォンサイト)をご利用ください。

上記メッセージが表示されていますので、「積立予約」の部分をクリックしてください。「スマートフォンサイト」と記載されていますが、パソコンでも問題なく設定可能です。



積立予約」の部分をクリックすると、「積立予約サービス」の専用ページに遷移します。

楽天キャッシュ決済や楽天カード決済で2024年1月買付をするためには、2023年12月12日までに積立設定を完了させる必要があります。


注意点です。


1,楽天キャッシュ決済で予約するには、「チャージ設定」をすることが必須。

→最低額は1000円のため、1000円でいったん設定した上で、下記4記載のとおり積立設定後に解除しておけばよいでしょう。設定済みのままだと、楽天キャッシュ残高が1000円未満になると自動的に楽天カードからチャージされてしまいます。


2,楽天キャッシュ決済による投信積立の上限は、月額5万円。

→つみたてNISAで3万3333円・特定口座で1万6667円に設定していた人は、「NISAつみたて投資枠」で「50000」に変更すること。

→「積立指定日」は「毎月1日」、「分配金コース」は「受取型」にすべきです。というのは、インデックス投資で成功するためには、より早く、より多くのお金を投じることが重要だからです。なお、たわら先進国株を買う限り、分配金を出さない運用をしていますので、分配金コースをどちらにしようが構いませんが、万一分配金を出したとき、再投資型にするとNISAの投資枠が勝手に費消されてしまうため、受取型にすべきです。


3,楽天キャッシュのチャージ設定額を1000円にして投信の積立設定をすると、「楽天キャッシュのチャージ設定を変更しますか?」という画面が出現します。最下段に小さな文字で「変更しないで次へ」と書いてありますので、その部分をクリックして先に進んでください。


4,「楽天キャッシュ チャージ設定 解除」で検索するとチャージ設定の解除画面にたどり着きますので、チャージ設定が不要な人は解除しておいてください。


5,年初一括投資をしたい人は、「ボーナス設定」を利用することでほぼ年初一括投資をすることができます。

(1)「ボーナス設定」は、楽天キャッシュ決済や楽天カード決済では設定できません。

(2)つみたて投資枠の上限額は、全ての決済方法を合計して120万円です。例えば、楽天キャッシュ決済で月額5万円の積立設定をすると、証券口座引き落しでは60万円分の積立設定しかできなくなります。

(3)「ボーナス設定」は毎月積立ての設定画面で設定することができます。そのため、毎月積立ての「積立指定日」を「毎月1日」にし、「積立金額」を「100円」(最低額が100円)にすると、「ボーナス設定で追加できる金額は119万8800円(つみたて投資枠120万円-毎月積立金額×12か月)となります。

→「ボーナス設定」の「指定月」は好きな月を2か月まで選択できるようになっていますが、日は選択できません。1月4日のつもりで設定してみたところ、なぜか投資可能額が59万9400円になってしまって「おかしいな」と思っていたら1月4日ではなく1月と4月になっていました。

→楽天キャッシュ決済による投信積立(例えば月額5万円)を先に設定すると、証券口座引き落しの投資可能額は60万円(毎月積立て100円の設定が必須であるため、ボーナス設定の投資可能額は59万8800円)になります。


6,成長投資枠はスポット購入ができるので、わざわざ積立設定をする必要はありません。

→相当額の余剰資金がある人は、それを60等分し、60か月かけて投資信託を買うべきですが(一括投資のほうがより多くのリスクをとることからより多くのリターンが期待できますが、一括投資した直後に相場が暴落すると心が折れて相場回復期まで保有継続ができないリスクがあるため、60分の1ずつの分割投資をすべきです)、成長投資枠は60分の1ずつの分割投資をするのにピッタリです。


8 件のコメント:

  1. 最新情報ありがとうございます。

    楽天証券でニーサを行う場合、男爵様なら楽天オルカンとオルカンの二択でしたらどちらを選びますか。
    ポイントがつく楽天オルカンの方が今のところ良さそうですが、継続性の観点でオルカンの方が良い気がしています。
    保有ファンド数を無駄に増やしたくないので、長く同じファンドに投資していきたいのですが、ご意見頂けると幸いです。
    よろしくお願いします。

    ※先ほど誤って一行目だけで投稿してしまいました、申し訳ありません。

    返信削除
  2. 楽天証券で60ヶ月X30万円コースの場合、つみたて投資枠でクレジット5万・キャッシュ5万円、成長投資枠で現金20万円という管理が分かりやすくてよいでしょうか?

    返信削除
  3. コメントありがとうございます。

    >楽天証券でニーサを行う場合、男爵様なら楽天オルカンとオルカンの二択でしたらどちらを選びますか。

    スリムオールカントリーのほうです。

    >ポイントがつく楽天オルカンの方が今のところ良さそう

    楽天オールカントリーは、現物運用の実績がありませんし、法定書類の作成費用を顧客負担にしています。
    私は、この2点だけで買う気が起こりません。

    >楽天証券で60ヶ月X30万円コースの場合、つみたて投資枠でクレジット5万・キャッシュ5万円、成長投資枠で現金20万円

    ベストな方法だと思います。

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  4. いつも楽しみに拝読しております。
    次の場合の新NISAの最適な購入方法を教えてください。
    毎月20万投資可能、特定2000万保有の場合は①23年年末に340万売却し、年始にその340万と現金(毎月の分)20万投資②年間通して、240万(毎月20万*12か月)+特定売却分120万です。利回りと売却益の税金など、思案しております。

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  5. コメントありがとうございます。

    >毎月20万投資可能、特定2000万保有

    特定口座の120万円を売却して年初に一括投資した後は、毎月20万円ずつ積立投資をする(うち楽天カード、楽天キャッシュ決済で10万円)がよいと思います。

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    1. ありがとうございます。
      最短新NISA一括360万購入(特定売却)希望です。しかし、長短の整理がつきません。それについてのアドバイス頂ければ助かります。

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  6. コメントありがとうございます。

    >最短新NISA一括360万購入(特定売却)希望です。

    毎月の収入から20万円のお金を用意できるのであれば、積立投資枠で20万円ずつ積立買付すれば何も悩むことがなくなります。

    期待リターンを5%とすると、100万円の投信をNISA口座で買うと値上がり益5万円×20.315%=1万円の税金を支払わずに済みます。
    つまり、100万円で1万円の節税効果が期待できることになります。

    年初に売却する投信が120万円にするか360万円にするかは、差額240万円×1%=2.4万円の節税効果を得るために支払うことになる値上がり益課税の金額を計算して決めたらどうでしょうか。

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  7. いつもご丁寧な回答ありがとうございます。メンタルの影響も含めてもう少し考えてみます。また、最新記事にも同様の見解を上げてくださっているので、そちらも併せて、参考にします。

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