●新NISA「現役銀行員がセールストークの裏暴露」ノルマはコレ、実入りはこう【窓口に注意】
https://dot.asahi.com/articles/-/207600?page=1
※よろしければ、次の記事もご覧ください。
●ニッセイ・S⽶国連続増配株式、0.11%で登場(12/18~)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/12/s0111218.html
この記事は、大手地銀に勤務している人のインタビューを元にしています。
記事によると、その人が勤務する地銀では、
1,窓口の預金業務は派遣やパートが担当しているが、預金の入出金をしにきた客をNISAの説明ブースに案内するだけで1人3300円の報奨金がもらえる(その客がNISA口座を開設したかどうかは関係ない)。
2,半年に1回の人事考査では、営業ポイントで評価される。1000万ポイントが最低限のノルマ。
「つみたてNISAの口座開設+投資信託の積立」では1万ポイントだったので力が入らなかったが、「新NISAの口座開設+投資信託の積立」は6万ポイントに激増した。
3,自行で投信を買ってもらっても大したポイントにならないが、系列の証券会社を紹介し、客がその証券会社で商品を購入すると購入額の10%がポイント加算されるので非常に魅力的。
4,保険を売ると大量のポイントが加算される。円建ての変額保険は2%だが、外貨建ては5%のポイントが加算されたので、一時期、営業担当が保険のセールスしかしなって内部で問題になり、ポイント付与率が減らされたほど。
5,新人研修では、金融商品ごとのセールストーク(つかみのセリフ、クロージングの方法、客の言葉への返し方等)をひたすら勉強する。
ということのようです。
記事では「ありがちなセールストーク」の具体例を8つ紹介していますので、下記リンク先から是非ご覧ください。
頭が良い人達が議論を重ね、「情報弱者をその気にさせるにはどうしたらよいか」について知恵を振り絞って真剣に考えた珠玉の結果です。身震いが止まりません。
銀行員、保険屋、証券マン
返信削除彼らの勧める商品は絶対に買いません
インデックスをホールドし続ける、個別株は持たないと合わせて私の三ヶ条です
コメントありがとうございます。
返信削除>銀行員、保険屋、証券マン
彼らの勧める商品は絶対に買いません
ポイント制だったことを知ってしまうと、なおさら嫌になりますよね。
なかなか、えげつない記事ですね。
返信削除あえて擁護すれば、彼らも人事考査におびえる会社員。
車のディーラーでも家電量販店でも、高い商品をたくさん売った人が高い評価を受けます。「お客さまに最適なご提案」と言っても、考査はチラつくでしょう。
銀行や証券会社の窓口も、それと同じ話だと思えば良いんですかね。
こういう記事から「仕組債」の単語が消えた事が、せめてもの浄化でしょうか。
コメントありがとうございます。
返信削除>車のディーラーでも家電量販店でも、高い商品をたくさん売った人が高い評価を受けます。
1,高い商品は高品質であることが多いが、投資の世界ではそうではない場合がほとんどである。
2,販売員には、自分が売っている商品が高品質であるかどうかを判断する能力がない。
という点が一般の小売業とは決定的に違うので、銀行員が頑張れば頑張るほど客が不幸になっていくという悲しいことになります。
銀行員のセールストーク、怖い物見たさでちょっと聞いてみたくなってきました。
返信削除数年前、郵便局で投信の勧誘を受けた事があります。営業に回されたばかりの不慣れな局員さんで、先輩局員さんが後ろについてフォローしながらの対応でした。
肝心の投信ですが、手数料が高めなのに加え4資産バランスで国内株式と債券が多めとか、自分で調べられる人向きではなかったです。
コメントありがとうございます。
返信削除>営業に回されたばかりの不慣れな局員さんで、先輩局員さんが後ろについてフォローしながらの対応でした。
自分が売っているものがどういうものなのかを理解しないで売っているのでしょうね。
おそろしいことです。