日本銀行は、本日、「資金循環統計(速報)(2023年第4四半期)」を発表しました。
こちらです。
https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sj.htm
エクセル表を見ても何が何だかよく分からなかったのですが、参考図表が添付されており、その中に一覧表が掲載されています。
家計の金融資産のおよそ半分は無リスク資産であることが分かります。
株と投資信託を見てみると、株は276兆円(12.9%)、投資信託は106兆円(5.0%)です。
投資信託よりも個別株投資のほうがまだまだ多いということですね。
保険は381兆円(17.8%)です。
株と投資信託の合計額(382兆円、17.9%)とほぼ同じですから、日本人の保険好きがうかがわれます。
ちなみに、私の金融資産は、株高の恩恵を受けて含み益が爆増した結果、投資信託(米国ETFを含む)が9割を占めるに至っています。
ありがとう、たわら先進国株。
おかげでベンツE450ワゴンを躊躇なく買うことができました。
興味深い資料ありがとうございます。
返信削除株式276兆円についてExcel資料の方で内訳を見ると、上場株158兆、非上場112兆、その他6兆でした。非上場株はオーナーらが持っているもので、まあ個人が保有する分は日銀の区分では「家計」なのでしょうが、「投資先は個別株か投信か」という比較に、非上場株の残高は適さない気がします。
上場株158兆円にもオーナー保有分が含まれていると考えると、投資信託106兆円は株式に結構迫っている感じもします。
企業オーナーら超富裕層を除くと、投資信託の保有比率は株式と同等くらいまで高まるのではないかと思ったりします。そして投資信託という選択肢が日本に定着して欲しいところです。
コメントありがとうございます。
返信削除>株式276兆円についてExcel資料の方で内訳を見ると、上場株158兆、非上場112兆、その他6兆でした。
なるほど、確かに106兆円の投信が追い上げているように思えますね。
>投資信託という選択肢が日本に定着して欲しいところです。
同感です。
新NISAがその突破口になってほしいですよね。