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2024年3月22日金曜日

【東京地裁判決】みんなでつくる党(旧「政治家女子48党」「NHK党」)、代表者は大津綾香

みんなでつくる党(旧「政治家女子48党」「NHK党」)の代表権をめぐって、齊藤健一郎・参院議員が大津綾香・同党党首を訴えた裁判で、東京地方裁判所民事第8部(合議部)は、2024年3月21日、齊藤議員の請求を棄却する判決を言い渡しました。





※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●家計の金融資産、投資信託は5%
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/03/5.html


東京地裁の判決をTwitterで公表している人がいましたので、早速読んでみましたが、非常に興味深い内容でした。


※判決文は、NHK党の公式サイトで全文公開されています。
https://www.syoha.jp/



本件裁判の争点は、下記の2点です。


1,大津党首は、自主的に代表権を齊藤議員に譲り渡したのか。

2,大津党首を解任する旨の役員会決議ないし総会決議は有効か。


判決は、


1,大津党首は、「代表権のある党首から代表権のない党首に退く(代表権を譲り渡す)つもりだが、その時期は立花孝志(同党創設者)と書面を取り交わした後にしたい」と繰り返し述べていたところ、書面が取り交わされることはなかった。

2,大津党首を解任するための役員会が開催され、大津党首の解任決議がなされた。その後、党員総会が開催され、上記解任決議を追認する旨の決議がなされた。


と事実認定した上で、次のとおり判断しています。


1,大津党首は書面を取り交わすまでは代表権を譲り渡すつもりはなかったので、大津党首が自主的に代表権を齊藤議員に譲り渡したとはいえない。


2,党規約には「党首は大津綾香とし」と明記されているところ、「党規約の改廃は総会において決定する」と党規約で規定されていることから、党首の変更は党員総会決議を行う必要があり、役員会決議では党首を解任することはできない。


3,党規約には党首の選任手続と解任手続に関する規定が全く存在しないので、党首を解任するには、党員総会で党規約を改正して党首の解任手続を新設した上で、新設した解任手続に従って行うべきところ、そのような手続はなされていない。


4,党員総会で行われた役員会決議(大津党首の解任決議)を追認する決議について、「大津党首を解任する決議」の趣旨と読み替えたとしても、

(1)1414名の党員のうち174名しか出席していない

(2)誰が総会を招集したのかも不明である

(3)招集通知には「党代表権について」との記載しかなされていないため、議長に一任する旨の委任状を提出して欠席した党員や委任状を提出せずに欠席した党員に対し、「大津党首をその意思に反して解任する」ことについての議決権を行使する機会が与えられたとは言えない

ことからすれば、「大津党首をその意思に反して解任する」旨の総会決議が有効になされたとはいえない。


5,大津党首が自主的に代表権を譲り渡したとはいえず、党首を解任する旨の有効な総会決議も存在しないことから、代表権のある党首は依然として大津綾香である。



国政政党の破産と代表権争いが同時並行で行われている様子を興味深く眺めていたのですが、代表権争いはどうやらこれで決着しそうですね。


6 件のコメント:

  1. SBI証券で、やっとクレカ積立10万円の詳細が発表されています。明日23(土)から設定できるようです。
    しかも5-10月は、プラチナプリファードでどうも10万円積立全額5%還元してくれるようです。それ以後は分かりませんが。
    https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2024/0322_14508.html

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  2. 先ほどの続きです。
    11月以後は、下の方に書かれていますね。11月以後は改悪に感じます。

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  3. 何度もコメント欄汚してすみません。11月以後は、
    「キャンペーン終了後の2024年11月1日買付分(9月11日から10月10日まで設定分)以降については、クレジットカードの利用状況に応じた新たなポイント付与率でサービスを提供する予定です。」
    と書かれていて、まだ分からないみたいですね。

    何か分かりにくいです。

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  4. 別件ですが、SBIがとうとうクレカ積立の詳細を発表しましたね。
    https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010785.jsp
    キャンペーン終了以降、プラチナプリファードどころかゴールドNL等も巻き込んで大改悪という印象です。
    わたしはゴールドNLで永年無料済ですがメインは他カードなので年10万使って0.75%で妥協するか、
    いっそNISA口座を1%維持のauカブコムに移行を視野に入れるところです。
    餌を撒く時期は終わったという事なんでしょうね。

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  5. いつも拝読しております.
    ようやく,SBIがクレカ積み立てのポイントを発表しましたね.
    プラチナプリファードの条件はなかなか厳しいものを出してきたように思います.
    https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2024/0322_14508.html

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  6. コメントありがとうございます。

    >SBI証券で、やっとクレカ積立10万円の詳細が発表されています。
    >11月以後は改悪に感じます。
    >キャンペーン終了以降、プラチナプリファードどころかゴールドNL等も巻き込んで大改悪という印象です。
    >プラチナプリファードの条件はなかなか厳しいものを出してきたように思います


    残念ながら、大改悪が来てしまいましたね。
    これから私がどうするかを考えて記事にしますので、よろしければご覧ください。

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