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【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2024.3)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2024年5月19日日曜日

楽天プラスシリーズ、運用状況に問題はなさそう

楽天プラスシリーズは、「業界最低水準の運用コスト」を目指すインデックスファンドシリーズです。

販売会社は楽天証券だけであるにもかかわらず、売れに売れています。


楽天S&P500 1769億円
楽天オールカントリー 1345億円
楽天NASDAQ100 295億円
楽天・日経225 109億円
楽天SOX 93億円
楽天・先進国株式(除く日本) 40億円


シリーズ第1弾の楽天S&P500楽天オールカントリーが新規設定日から6か月が経過したので、運用状況を確認してみます。





※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●【めざせ60兆円】eMAXIS Slimシリーズ、10兆円に到達
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/05/60emaxis-slim10.html



上記2ファンドの月次報告書(作成基準日 2024年4月30日)が5月15日に開示されました。

月次報告書には、ファンドとベンチマークの騰落率が記載されています。5月15日に開示された月次報告書には初めて6か月の騰落率が記載されましたので、スリムシリーズの同種ファンドと比較してみます。


●楽天オールカントリー(信託報酬0.0561%
1か月 1.6%(ベンチマーク1.4%)
3か月 10.9%(ベンチマーク10.9%)
6か月 27.4%(ベンチマーク27.5%)

●スリムオールカントリー(信託報酬0.05775%
1か月 1.5%(ベンチマーク1.4%)
3か月 10.9%(ベンチマーク10.9%)
6か月 27.7%(ベンチマーク27.5%)



●楽天S&P500(信託報酬0.077%
1か月 1.0%(ベンチマーク1.0%)
3か月 10.8%(ベンチマーク10.7%)
6か月 29.6%(ベンチマーク29.5%)

●スリムS&P500(信託報酬0.09372%
1か月 1.0%(ベンチマーク1.0%)
3か月 10.8%(ベンチマーク10.7%)
6か月 29.7%(ベンチマーク29.5%)



【参考】

●楽天先進国株(信託報酬0.088%
1か月 1.3%(ベンチマーク1.3%)
3か月 10.7%(ベンチマーク10.6%)

●スリム先進国株(信託報酬0.09889%
1か月 1.3%(ベンチマーク1.3%)
3か月 10.6%(ベンチマーク10.6%)

●たわら先進国株(信託報酬0.09889%
1か月 1.32%(ベンチマーク1.34%)
3か月 10.62%(ベンチマーク10.78%)
※たわら先進国株は、小数点第二位までの騰落率を記載している。



騰落率を比較する限り、楽天プラスシリーズの運用状況に問題はなさそうです。

新規設定から1年の運用期間を経て作成・開示される第1回運用報告書が楽しみですね。


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