「eMAXIS Slim」シリーズのシリーズ全体の純資産額が、2024年5月15日、10兆円に到達しました。
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本シリーズの合計純資産総額は設定来順調に増加し、2023年11月13日に6兆円突破後、2024年の年明け以降、株式市場が好調なことなどから資金流入額の増加ペースが速まった結果、毎月1兆円ずつ増加し、2024年3月28日に9兆円を突破しました。その後4月は株式市場が軟調になったこともあり、年明け以降のペースからは若干鈍化したものの、およそ1ヵ月半で本シリーズの合計純資産総額が10兆円に到達いたしました。
https://www.am.mufg.jp/corp/topics/__icsFiles/afieldfile/2024/05/16/oshirase_240516.pdf
「eMAXIS Slim」シリーズの運用会社である三菱UFJアセットマネジメントの代田常務取締役は、日経新聞のインタビューに応じ、概要、次のようにコメントしています(2024/05/06 04:00 日経速報ニュース)。
●オルカン生みの親に聞く 「Slim全体で10年後60兆円に」-追跡オルカン(下)
1,新NISAによって、現在120兆円の投信市場は10年後には240兆円に倍増するだろう。スリムシリーズはその4分の1のシェア(60兆円)をとりたい。
2,スリムシリーズは、投資を始める人の最初の一歩となるインフラになってほしい。現在2000万のNISA口座は10年後には4000万に倍増すると見込んでいるが、スリムシリーズはその半分の2000万口座で買ってもらいたい。
3,スリムシリーズは徹底的なデジタル化によって、残高が増えれば増えるほど収益化できる仕組みにしている。小口の投資家がいくら増えても問題ない。
シリーズ全体の純資産額が10兆円に到達したスリムシリーズは、10年後の60兆円到達、すなわち絶対的定番ファンドを目指すことを明言しました。
各ファンドの純資産額を見てみると、スリムS&P500とスリムオルカンの上位2ファンドで8割(7兆9274億円)を占めています。
スリムS&P500 4兆5439億円
スリムオルカン 3兆3835億円
しかし、他のファンドも純資産額をそこそこ集めています。第3位のスリム先進国株は7445億円、第4位のスリム全世界株(除く日本)は4955億円であり、上位4ファンドで9割(9兆1674億円)を占めています。
上位2ファンドが中核となりつつも、その他のファンドも一丸となってシリーズ全体の人気を集めていることから、絶対的定番ファンド化に向けた良い流れができつつあるようです。
隠れコストが楽天から開示されて、同シリーズと同じコストになることを楽しみにしています、
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>隠れコストが楽天から開示されて、同シリーズと同じコストになることを楽しみにしています
楽天の運用能力が試されますね。