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2024年5月8日水曜日

iPad第9世代が終売、第10世代は1万円の値下げ(68800円→58800円)、iPadminiは6000~8000円の値上げ

Apple社は、2024年5月7日23時(日本時間)、新製品の発表イベントを開催しました。

iPadAirが2年2か月ぶり、iPadProが1年7か月ぶりにリニューアルされました。

また、iPad第9世代が終売、iPad第10世代が1万円の値下げ、iPadmini第6世代が6000円~8000円の値上げとなりました。



これまで13インチモデルがあるものはiPadProだけでしたが、今回からiPadAirにも用意されたことで、ProとAirはどちらも11インチモデルと13インチモデルの2バージョンとなりました(11インチモデルと13モデルとの価格差は、iPadAirは3万円差、iPadProは5万円差。なお、後述するとおり、iPadAirの13インチモデルはスピーカーの低音が2倍になります)。

また、ProもAirも同時発売される「ApplePencilPro」(2万1800円)に対応しています(iPadAirも「ApplePencilホバー」に対応。ペン先を画面に近づけると画面に予測表示される機能)。なお、「ApplePencil第二世代」は、新型iPadProやiPadAirでは利用することができません。


ProとAirの違い(ProとAirの価格差は、おおむね11インチモデルで5万4000円差、13インチモデルで7万4000円差)は、次のとおりです。


①チップ(ProはM4、AirはM2
※M4は、M2の4倍のパフォーマンスをあげることができ、M2の半分の消費電力で同じパフォーマンスをあげることができる。
※M4チップの256GBと512GBは9コア・8GBメモリ、1TB・2TBは10コア・16GBメモリ。


②ディスプレイ(Proは二層式の有機EL、Airは液晶)
※iPadProのうち1TB・2TBに限り、「Nano-textureガラス」(1万6000円)をオプション注文することができる。

Nano-textureガラスは、高い品質と正確な色再現が求められるワークフローや、調整が最も難しい環境光の照明下での作業に最適です。ナノメートル単位で精密に施されたエッチングが、画質とコントラストを維持しながら、環境光を散乱させて映り込みを一段と少なくします。


③ProMotion(Proは対応=最大120Hz、Airは非対応=60Hz固定)


④スピーカー(Proは4スピーカーだが、Airは2スピーカーのため、横向きしたときに限りステレオ再生に対応する)
※iPadAirのみ、11インチモデルと13インチモデルのスピーカーに性能差あり(13インチモデルのスピーカーのみ低音が2倍になる)
※マイクも、Proは4個、Airは2個。iPadAirはステレオ録音ができない


⑤USB-Cコネクタ(ProはUSB4対応だが、Airは非対応)
※iPadのモデルごとの転送速度は、次のとおり。
1,iPadPro USB4(Thunderbolt)(転送速度40Gbps
2,iPadAir USB3.1(Gen2)(転送速度10Gbps
3,iPadmini USB3.1(Gen1)(転送速度5Gbps
4,iPad第10世代 USB2.0(転送速度480Mbps。理論値は5Gbpsの1割未満だが、実際には3分の1程度であると言われている)


⑥ストレージ容量(Proは256GBから2TBだが、Airは128GBから1TB)
128GBはiPadAirだけ


⑦セキュア認証(Proは顔認証、Airは指紋認証


⑧セルラー版の追加料金(Proは36000円、Airは26000円)
※ProもAirも物理SIMには非対応(eSIMのみに対応)。



また、iPadProは、iPadAirよりも、より薄く、より軽くなりました。

厚さは、11インチモデルで5.9㎜(先代)から5.3㎜、13インチモデルで6.4㎜(先代)から5.1㎜です。ちなみに、iPadAirは6.1㎜(11インチモデル・13インチモデル)です。

重さは、11インチモデルで446g(Airは462g)、13インチモデルで579g(Airは618g)です。


私は、2021年10月、「iPadPro11インチ(第三世代)」(2021年5月発売モデル)を購入しました。

スペックは、チップはM1、ディスプレイは液晶、ProMotionあり(最大120Hz)、4スピーカー、顔認証です。

私のiPadProの定価は10万6800円(256GB)でしたが、新型iPadAir(256GB)の定価が114800円であることを考えると、円安の影響を実感します(新型iPadAirはチップこそM2ですが、リフレッシュレートが60Hz固定、2スピーカーで転送速度は4分の1であることを考えると、私のiPadProの方が優れています)。

専らYouTubeの視聴用(パソコンで作業をしながらiPadで動画視聴できるのは便利)に使っているだけですので全く不満はなく、このまま壊れるまで使い続けるつもりです。


新型iPadProとiPadAirの違いを整理してきましたが、私が思うに、チップがM1になった時点で普通の人にとってiPadの性能競争は無意味になりました。iPadは所詮iPadであり、作業やネット検索の使い勝手でパソコンには勝てないからです。

というわけで、私はもうiPadProやiPadAirの新型に対する関心を失ってしまったのですが、子供用にしている通常版のiPadは新型が出ると買い換えています。

通常版のiPadは、最新版が第10世代ですが、ホームボタンのある唯一のiPadである第9世代も併売されていました。しかし、ついに第9世代が終売し、第10世代が1万円の値下げになりました。これにより、64GBの定価が68800円から58800円となりましたが、実に14.5%の引き下げです。第10世代の買取価格にも影響するものと思われ、第10世代が出た直後に第10世代を購入済みで、第11世代が出たら第10世代を売却して第11世代を買おうと考えている私は非常に悲しい気持ちです。



実は今までが前振りで、ここからが本題です。

iPadmini(2021年9月発売モデル)が値上げされました。値上げ額は、64GBが6000円、256GBが8000円です。

しかし、アメリカでの定価はずっと同じです。例えば、64GBのアメリカの販売価格は499ドルですが、日本の販売価格は、


2021年9月発売時点 59800円(税抜54363円、1ドル108.9円換算)
2022年7月1日 72800円(税抜66181円、1ドル132.6円換算)
2022年10月18日 78800円(税抜71636円、1ドル143.6円換算)
2024年5月8日 84800円(税抜77090円、1ドル154.5円換算)


というように値上げの一途をたどっています。


全ては円安のせいですが、資産を全て日本円にしている人は知らないうちに資産が減ってしまうということが分かりやすく身に染みる好例ですね。


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