同シリーズは、
米国株 0.0748%
全世界株 0.0748%
日本を除く先進国株 0.0748%
日本株(TOPIX)0.1078%
日本を除く世界国債 0.0638%
日本債券 0.1078%
米国投資適格社債 0.2838%
の7本であり、赤字にした6ファンドの信託報酬について、SSGAは「業界最低水準」としています。
これらファンドの販売会社は新規設定時点(2024.1.11)でゼロでしたが、2月22日にauカブコム証券と松井証券で販売が開始されました。
しかし、その後が一向に振るいません。
まず、販売会社が増えません。
販売会社第1号はauカブコム証券と松井証券ですが、これら2社で販売がスタートしたのは2月22日。これは新規設定の1か月後であり、遅すぎます。
6月10日に北洋証券(札幌市の証券会社)が販売会社に加わりましたが、SBI証券や楽天証券で買えなければ話になりません。
つぎに、新NISAのつみたて投資枠の対象ファンドに登録されたのは6月7日です(つみたて投資枠対象ファンドは、米国株、全世界株、日本を除く先進国株、TOPIXの4ファンド)。
これは新規設定日の5か月後であり、あまりに遅すぎます。
つまり、SSGAが「SSGAインデックス・シリーズ・ライト」を本気で売りたいのであれば、新規設定の前から金融庁、SBI証券、楽天証券に根回しをし、新規設定直後につみたて投資枠対象ファンドに登録され、SBI証券か楽天証券のどちらかで買える状況を作らなければならなかったわけですが、どちらも達成できないまま時間だけが過ぎてしまいました。
その結果として、純資産額が悲惨なことになっています。
米国株 2800万円
全世界株 1000万円
全世界株 1000万円
日本を除く先進国株 1000万円
日本株(TOPIX) 2100万円
日本を除く世界国債 1200万円
日本債券 200万円
米国投資適格社債 100万円
日本株(TOPIX) 2100万円
日本を除く世界国債 1200万円
日本債券 200万円
米国投資適格社債 100万円
爆死。
スリムシリーズの牙城を崩してくれるのではないかと期待していたのですが、どうやら期待外れで終わりそうです。
ちなみに、仮にSBI証券で販売されたとしても、投信残高ポイントを考慮するとたわら先進国株の方が得です。
たわら先進国株 0.09889%-0.05%=0.04889%
SSGAライトグロ株 0.0748%-0.025%=0.0498%
いつも素晴らしい情報ありがとうございます。
返信削除海外etfのTQQQが話題になっていますが、男爵さんからみて、いかがでしょうか。
何でも構いませんので、ご意見いただけば幸いです。
コメントありがとうございます。
返信削除>海外etfのTQQQが話題になっていますが、男爵さんからみて、いかがでしょうか。
NASDAQ100を資産形成の柱にしようという気になれませんし、ましてや3倍のレバレッジをかけたいとも思いません。
ご返信ありがとうございます。とても助かります。
返信削除最強の指数の呼び声もあるNASDAQ100を資産形成の柱にしようという気になれない理由を教えていただけないでしょうか?
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>NASDAQ100を資産形成の柱にしようという気になれない理由
1,地域リスク(アメリカと心中したくはない)。
2,S&P500でも分散したりないと思うのに、NASDAQ100では更にそう思う。
3,インデックス投資をしているのは資本主義の可能性を信じているからである以上、資本主義諸国を丸ごと買いたい。
4,日本も資本主義諸国の主要メンバーだが、買いたいと思える日本を含む先進国株ファンドがないし、TOPIXファンドと先進国株ファンドを買って手動で合成する意欲まではない。