①今の金融機関から必要書類を入手する。
②新しい金融機関に必要書類(①の書類を含む)を送付する。
③税務署が審査し、問題なければ金融機関が変更される。
という手順をたどる必要があります。
特に②は面倒で、通常は新しい金融機関から郵送してもらった書類に必要事項を記載し、①の書類と一緒に新しい金融機関に返送しなければなりません。
しかし、楽天証券は、本日、②を全てオンラインで完結させる旨を発表しました。
●【確認中】ApplePayに設定したJCBカードで1000円チャージするとギフトカード200円
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/09/applepayjcb1000200.html
ソースはこちら。
●【10月受付開始】楽天証券へのNISAのりかえ手続きが簡単に!
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20240918-01.html?l-id=pc_top_visitor_crsl__info_20240918-01
他社から楽天証券へのNISA口座のりかえ(金融機関変更)手続きが書類郵送不要になります。他社からお取り寄せした必要書類(「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」)に記載されている内容をウェブ上で入力することで、のりかえの申込みができるようになります。2025年のNISA口座のりかえは10月1日(火)0時受付開始です。
これは実に素晴らしいです。
河野太郎デジタル大臣がもっと活躍していれば、
楽天証券へのNISAのりかえ手続きがデジタル化!
というタイトルになったであろうことを思うと、残念です。
ちなみに、今の金融機関から入手すべき必要書類は勘定廃止通知書または非課税口座廃止通知書のどちらかです。
今の金融機関のNISA口座で購入した投信等をそのまま今の金融機関に残しておきたいときは勘定廃止通知書、残しておかなくてもよいときは非課税口座廃止通知書をもらってください。非課税口座廃止通知書をもらうと、今の金融機関のNISA口座で買って売却しなかった投信等は今の金融機関でのNISA口座廃止に伴い特定口座に自動移管されることになります。
※今の金融機関のNISA口座で買った投信等を新しい金融機関に移すことはできません。
今の金融機関でそのまま保有し続けるか、売却ないし課税口座に移管して生涯投資枠をあけて新しい金融機関で心機一転して買い直すかのどちらかになります。
NISA口座の金融機関変更は、10月1日から可能になります。
楽天証券は、手続を簡略化することで、他社から移りたいけれども手続が面倒で踏ん切りがつかないという人を根こそぎかき集めようという魂胆なのでしょうね。
ところで、主要ネット証券会社でクレジットカード投資にまだ対応していないところがあります。
それは松井証券です。
【参考】
●松井証券、JCBカード投資を導入(2025年以降)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/07/jcb2025.html
【参考】
●松井証券、JCBカード投資を導入(2025年以降)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/07/jcb2025.html
9月中に詳細を発表しないと、10月1日からの乗り換え需要をみすみす逃すことになりかねないと思うのですが、大丈夫なのでしょうか?
紙で発行された廃止通知書の記載事項を、WEBへ手打ちですか。
返信削除まあ全て手書きと郵送よりは一歩(半歩?)前進ですが、、、
本来的には廃止通知書の電子交付(XMLなど)や、携帯キャリアのMNPのように予約番号だけを入力するような形になって欲しかったです。
次のデジタル大臣も、河野さん級の突破力を持った人になっていただきたいですね。
コメントありがとうございます。
返信削除>本来的には廃止通知書の電子交付(XMLなど)や、携帯キャリアのMNPのように予約番号だけを入力するような形になって欲しかったです。
国が動いて制度設計しないと難しいのでしょうね。
>次のデジタル大臣も、河野さん級の突破力を持った人になっていただきたいですね。
河野太郎はその傲慢すぎる態度によって総理総裁の芽がなくなりました。
私は、突破力ではなく調整力で政策をスムーズに実現できる人が望ましいと思っています。