「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」(「FOY」)の結果発表が、2025年1月24日にありました。
https://www.fundoftheyear.jp/2024/
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2025/01/coin3000p15212.html
FOYは、FOY2023までは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でしたが、FOY2024からは「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」に名称変更されました。
そして、名称変更に伴って、「投信ブロガー」だけが投票できるという条件が外れ、誰でも投票できるようになりました。
FOY2024では、①アクティブ部門、②インデックス部門の投票結果が公式記録とされていますが、③総合(参考)、④投信ブロガー(参考)も参考記録として公表されています。
さて、我々の「たわらノーロード先進国株式」の結果は、次のとおりです。
インデックス部門(公式記録) 7位
総合(参考記録) 9位
投信ブロガー(参考記録) 7位
ということで、全ての記録でベスト10入りしました。
さて、投信ブロガーから誰でもに拡大したことで裾野がどれだけ広がったのか(=投信ブロガーの投票結果に対する影響力がどれだけ減ったのか)が気になるところです。
人数は公表されていないため、総合と投信ブロガーのベスト10入りしたファンドの獲得ポイントを足してみます。
投信ブロガー 409p
ということで、投信ブロガーの占有率は29.7%となりました。もっとも、投信ブロガーにはこだわりが強い(=面倒な)人が多く、インデックス部門にだけ投票してアクティブ部門は棄権したり、インデックス部門の1位の欄にだけファンド名を記載して、2位、3位は空欄にしたりした人が相当数いたのではないかと思われるため、投信ブロガーが素直に全欄に記載していたら409pはもっと増えていたはずです。
また、FOY2024の投票方法は、インデックス部門とアクティブ部門に分けて、それぞれの部門で1位から3位のファンドを選ぶというというものです。
しかし、アクティブ部門とインデックス部門のファンドの獲得ポイントを足してみると、
インデックス部門 1500p
となりました。
アクティブ部門はインデックス部門の3分の1の投票率にすぎなかった(多くの人がインデック部門にだけ投票してアクティブ部門には投票しなかった)のに、総合部門のランキングはアクティブ部門とインデックス部門における獲得ポイントの単純比較で選出されたことで、アクティブ部門の獲得ポイントの価値が3倍になってしまっています(例えば、たわら先進国株の獲得ポイントは43pで、投票数の多いインデックス部門では第7位ですが、もし投票数の少ないアクティブ部門であれば第3位にランクインすることになります)。
また、投信ブロガーと投信ブロガーを含む一般の投票結果とを比較して気づいたことは、
1,投信ブロガーは楽天プラスシリーズが大嫌い
→総合6位の楽天プラスオールカントリーが投信ブロガーではランク外。
2,投信ブロガーはニッセイ外国株が大好き
→ニッセイ外国株の獲得ポイント101pのうち、投信ブロガーが70p(69.3%)を投じています。
3,先進国株ファンド(ニッセイ外国株を除く)は、意外にも、投信ブロガーよりも一般人気のほうが高い。
→たわら先進国株の獲得ポイント43pのうち、投信ブロガーが投じたのは14p(32.6%)です。
→スリム先進国株の獲得ポイント71pのうち、投信ブロガーが投じたのは19p(26.8%)です。
4,投信ブロガーも一般も、みんなが大好きなのはスリムオルカン
ということです。
ネットではほとんど売れていないたわら先進国株が、意外にも、ネット投票しかできないFOY2024でベスト10入りしたことは喜ばしい限りですし、当ブログがその一助となったのであれば嬉しく思います。
三つくらいに納めておきたかったのですが なんだかんだで 全世界、先進国、全米で5本持ちです それぞれが愛おしい妾の如くです こんな心持ちになるなんて考えてなかったです インデックスを始め男爵様等のブログのおかげであります
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>三つくらいに納めておきたかったのですが なんだかんだで 全世界、先進国、全米で5本持ちです
暴落時に保有継続する覚悟があるのであれば、よろしいのではないでしょうか。
SBIホームページで、スリムSP500および全米の投信マイレージが一律:年率0.028%に変更(改悪)されるとの発表がありました。残念ですが、仕方ないかもしれませんね。
返信削除DeepSeekという、中国製の生成aiがかなり話題になってますね。
返信削除男爵は生成aiを使っていないとのことですが、生成aiはいろんな可能性を感じると同時に、本当にきな臭い界隈でもあると感じます。
今後さらに生成aiのせいで、国内外問わず格差や分断が進むような気がします。
昨日のフジテレビの会見について、ご感想がありましたらぜひ伺いたいです。
返信削除お世話になっております。
返信削除以前、宮迫博之がすべきだったことを教えていただいたのですが、中居正広がすべきだったことをご教授いただけると幸いです。
今後の人生でヒントになるかもしれないので。
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1373.html
コメントありがとうございます。
返信削除>スリムSP500および全米の投信マイレージが一律:年率0.028%に変更(改悪)される
投信残高ポイントは税抜の販売会社報酬と同率ですので、販売会社報酬が引き下げられれば下がるのは仕方ないです。
>生成aiはいろんな可能性を感じると同時に、本当にきな臭い界隈でもあると感じます。
「コンピュータ」と呼ぶだけで目の前にホログラムがブオォーンと展開されるような未来を早く見たいです。
>昨日のフジテレビの会見について、ご感想がありましたらぜひ伺いたいです。
広報局長が司会をしていましたが、交通整理が全くできていませんでした。フジテレビの責任追及の記者会見でフジテレビの従業員が司会をやったのでは質問者をコントロールできませんので、全くダメです。
顧問弁護士の菊間元アナに司会を担当してもらって不適切な質問は顧問弁護士としての立場でバンバン遮断し、2~3時間程度で切り上げるべきだったと思います。
>以前、宮迫博之がすべきだったことを教えていただいたのですが、中居正広がすべきだったことをご教授いただけると幸いです。
宮迫さんは何をしたのかが明らかでしたが、中居さんは何をしたのかがまだよく分かっていませんので、何とも言えません。
ただ、和解契約の守秘条項は中居さんが芸能活動を続けるために中居さんの要請で入れたものと思われますので、情報が外部に漏れて中居さんの芸能活動に重大な支障が発生した時点で守秘条項は無意味になりました。
私は、中居さんは情報が外部に漏れた時点で記者会見を開いて当時の状況を説明すべきだったと思いますが(薬物疑惑についても、やっていないのであれば毛髪鑑定をしてその鑑定結果を公開するだけで簡単に払拭できます)、中居さんもそのようなことは自分の弁護士と相談済みであり、その上で記者会見をしないという判断に至ったものと思われます。
そうであるならば、記者会見をしてつまびらかにするとバッシングが加速するような内容であったのかもしれません。
ご返信ありがとうございます。
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