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2025年12月13日土曜日

JALPayが0.1%に改悪(12/19~)、さてどうする?

【2025.12.14追記】

本記事にいただいたコメントで「VポイントPay」の素晴らしさを知りました。本記事ではauPAYプリペイドカードをお勧めしましたが、現時点では、auPAYプリペイドカードでVポイントPay残高にチャージして「ポイント払いモード」にしたOliveでVポイントPay残高を消費するほうがよいと考えています。


●「Oliveポイント払いモード」(「VポイントPay」連携)が超絶に良い
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2025/12/olivevpay.html





JALPayは、2025年12月19日14時以降電子マネーチャージの還元率を0.5%から0.1%に引き下げます(利用日基準ではなく確定情報がJALに到達したタイミングで判断)。

さてどうする?というのが今回のお話です。


ソースはこちら。


一部加盟店の利用についてはマイルの積算は1,000円=1マイル(0.1%)となります。
対象:ANA Payau PAY、ICOCA、IDARE、nanacoPASMOSuicaWAON、くまモン!Pay、バンドルカード、ワンバンク、 VポイントPayなど
(今後対象は変更・追加になる可能性がございます。)

https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/jalpay/pay/notice/250826-mileup/



ところで、楽天ギフトカードが改悪されるまでの私のメインの決済方法は楽天ペイでした。自宅の固定資産税も楽天ペイの請求書払いを利用していました。なぜなら、還元率が高かったからです。

【楽天ペイの還元率(改悪前)】

1,請求書払い 還元率3.5%

楽天キャッシュ残高で支払う。支払時の還元率はゼロだが、楽天キャッシュ残高へのクレカチャージでポイントがもらえる。

PayPayカードゴールド→JALPay残高チャージ(還元率2.0%のPayPayポイント)→ApplePayのWAON残高チャージ(還元率0.5%のJALマイル)→ミニストップ店頭レジで楽天ギフトカードをWAON払いする(還元率1.0%のWAONPOINT)

2,楽天ペイでの支払い 還元率5.0%

楽天キャッシュ残高で支払う。楽天キャッシュ残高にチャージした際の還元率3.5%に加えて、楽天ペイでの支払時に1.5%のポイントがもらえる。


しかし、楽天ギフトカードが改悪されて3.0%の購入手数料がかかるようになったことで、上記の各ルートが利用できなくなってしまいました。

また、JALPayの還元率が0.5%から0.1%に改悪されたことも考慮する必要があります。


まず、Android携帯がある人は、楽天ペイアプリ内で、楽天Edy残高を楽天キャッシュ残高に等価交換することができます。

楽天Edy残高は、

PayPayカードゴールド→JALPay残高チャージ(還元率2.0%のPayPayポイント)→ANAPay残高チャージ(還元率0.1%のJALマイル)→楽天Edy残高チャージ(還元率0.5%のANAマイル)

というルートをたどれば、還元率2.6%で楽天Edy残高が手に入ります。

※JALPayでANAPayチャージをする際、1回のチャージ額を2万0001円以上にしないとエラーが出てチャージできません。


しかし、この方法には次の問題点があります。

1,iPhoneでは利用できない。

2,利用できるAndroid携帯は、①Android8.0以上、かつ②おサイフケータイ機能があるものでなければならない。

→SIMカードは不要。Wi-Fi環境があれば利用可能(楽天ペイアプリにログインする際、携帯番号認証を求められるが、Android携帯の画面に表示された番号をiPhoneの電話アプリに手打ち入力してiPhoneから電話をかけるだけで突破できる)。

3,楽天Edy残高から楽天キャッシュ残高に等価交換できるのは、楽天ペイアプリ内の楽天Edy残高おサイフケータイで保管されているもの)に限定される(物理カードの楽天Edy残高は楽天キャッシュ残高に移行できない)。

→「楽天ペイアプリ」だとおサイフケータイの楽天Edy限定だが、「楽天Edyアプリ」は物理カードの楽天Edyにも対応していた。しかし、楽天Edyアプリは2025年6月30日で新規ダウンロードを停止しているため、今からでは利用できない。

4,楽天Edy残高から楽天キャッシュ残高に交換できる金額には毎月10万円の上限がある(上限まで交換すると、毎月2600円相当のポイントが取得できる)。

複数アカウントの利用は規約違反であるため、楽天アカウントが停止処分になるリスクがある。

楽天キャッシュ残高は手数料無料で送金できるため、配偶者や両親の楽天アカウントがあれば、そちらで楽天Edy残高をクレカチャージして楽天キャッシュ残高に交換した後に楽天キャッシュ残高を送金すれば、月額10万円の上限を突破できる(ただし、楽天Edyの保管場所がICチップ内のおサイフケータイになるため、1台のスマホで楽天アカウントのログアウトとログインを繰り返すことはできなさそう)。



私は、両親(iPhoneSE第三世代を利用中)が過去利用していたAndroid携帯を手に入れたので、それを活用しようと思っていました。携帯から写真を吸い出して初期化し、楽天ペイアプリを入れたところ、楽天Edyが表示されなかったので、おかしいなと思ってスペックを確認したところ、おサイフケータイ機能がありませんでした。

そうすると、新たにAndroid携帯を手に入れなければ利用ができません。

ヤフオクやメルカリ等で購入すると、おサイフケータイ機能が初期化されていない場合に困ります(iPhoneでは本体リセットをすれば支払情報はサーバーに自動退避しますが、Androidでは本体リセットをしても支払情報を個別削除しない限り本体内のICチップに決済情報が残ったままです。おサイフケータイ機能の初期化は製造メーカーかその端末を販売したキャリアしかできないため、我々ユーザーはおサイフケータイ機能を利用している各アプリにログインしてひとつひとつ手動でデータ削除しなければならないため、おサイフケータイに前の利用者の支払情報が残ったままだとおサイフケータイが利用できないリスクがあります)。

かといって、このためだけに新品のAndroid携帯を用意しようという気持ちにはなれません。TwitterやYouTubeでは楽天モバイルの1円スマホを利用する方法が紹介されていますが、

①楽天モバイルの利用料(月額1078円だが複数回線割引適用で968円)がかかること(1年以内の解約には違約金がかかります。ということは、1年以内の解約がブラックリスト=再契約拒否顧客リスト入りの引き金になる可能性が高いことを意味します)。

累計5回線目以上の回線契約になると事務手数料3850円がかかること。

③楽天市場のSPU(毎月5万円のショッピングで2000pがもらえる)を考えると、月額1078円の回線使用料を払ってでも楽天モバイルを利用したほうが得だが、1回線目の回線契約から1年経過後に2回線目の回線契約をしてiPhoneをお得にレンタルした後に1回線目の回線契約を解約することを繰り返せば実質負担額ゼロでiPhoneをお得にレンタルし続けることができる。

ということを考えると、1円Android携帯のために楽天モバイルを契約しようという気持ちにはなれません。

そうなると、ゲオで安いAndroid携帯(Android8.0以上かつおサイフケータイ機能付き)があれば購入するという選択肢一択になります。ただ、楽天キャッシュ残高に交換できる楽天Edy残高の上限が毎月10万円(得するポイントも最大で2600円相当)であることや改悪リスクのことも考えなければなりません。

そこで、楽天キャッシュ残高がお得に取得できなくなり、JALPayの還元率が0.1%に改悪された後の世界でどうするかを考えてみます。



1,請求書払い 還元率2.1%

PayPayカードゴールド→JALPay残高チャージ(還元率2.0%のPayPayポイント)→ApplePayのWAON残高チャージ(還元率0.1%のJALマイル)→ミニストップ店頭レジでWAON払いする(還元率ゼロ)


請求書払い自体の還元率はゼロです。これはWAONに限らず、その他の支払方法でも同じです。

そうすると、請求書払いの還元率は支払方法を何%で残高チャージできるかに依存するということになります。

その他の候補としては、auPAYとファミペイがありますが、WAONのほうが残高チャージの還元率が高いです。


auPAYの残高チャージの還元率は、下記のとおり2.1%です。ただし、毎月5万円のチャージ上限額があります。

PayPayカードゴールド(master)→JALPay残高チャージ(還元率2.0%のPayPayポイント)→auPAY残高チャージ(還元率0.1%のJALマイル)


ファミペイの残高チャージの還元率は、下記のとおり1.5%(+請求書1枚あたり10円)です。ただし、毎月2万円のチャージ上限額があります(クレカチャージとは別建てでApplePayチャージもできるため、毎月2万円×2種類=4万円までチャージが可能)。

PayPayカード(JCB)→ファミペイ残高チャージ(還元率1.5%)

※PayPayカードゴールドをmasterではなくJCBにすれば還元率は2.0%(前月にPayPayステップ達成済であることが必須)になりますが、JCBは利用できない店舗がそこそこあるためにメインカードにしづらいというデメリットがあります。


また、auPAYやファミペイは地方税QRコードに対応していますが、WAONは対応していません。そのため、払込票のバーコードをミニストップ店頭レジで読み込んで店頭レジでWAON払いする必要があります。対応している払込票は下記リンク先で列挙されていますが、WAONに残高チャージした後に払込票が非対応(WAON払いできない)と悲しい気持ちになるため、心配な人は店頭レジで払込票を読み込んでもらい、WAONで払えることを確認してから残高チャージをしてください。

https://www.ministop.co.jp/waon/waon-syunoudaiko/


なお、WAON払いできない払込票でもファミペイで払える場合があります。私の感覚だとファミペイがもっとも間口が広いです(=セブンイレブンやミニストップでは現金払いするしかない払込票でもファミペイ払いができる)。



2,日常の買物 還元率2.6%

私は、クレカ決済ができるところではauPAYプリペイドカードを最優先に利用しています。なぜなら、還元率が2.6%になるからです。

PayPayカードゴールド(master)→JALPay残高チャージ(還元率2.0%のPayPayポイント)→auPAY残高チャージ(還元率0.1%のJALマイル)→auPAYで支払い(還元率0.5%のポンタ)


しかし、auPAY残高にクレカチャージできる上限額は毎月5万円です。

そこで、今後はPayPayカードのキャンペーン時にJALPay残高にクレカチャージし(JALPay残高にクレカチャージできる上限額は月額30万円)、毎月5万円ずつauPAY残高チャージをしつつ、auPAY残高が足りなくなったらJALPayプリペイドカード還元率2.5%)を利用しようと考えています。

※PayPayは、年に3回、スクラッチくじキャンペーンを開催しています(2025年は、①3/1~3/31、②7/1~7/28、③12/1~12/28)。条件は毎回微妙に違うのですが、50%の確率で0.5%のボーナスポイントがもらえます。私は、このキャンペーン中に30万円のJALPay残高チャージをしています。


なお、JALPayからANAPayにチャージすれば、還元率を更に0.1%アップできます。

しかし、還元率0.1%アップといっても10万円チャージで100円にすぎません。ANAPayバーチャルプリペイドカードを楽天Edyの残高チャージに利用するのであれば使い道に困ることはありませんが、そうでない場合はネット決済かタッチ決済をするしかなくなります。還元率0.1%アップのために残高管理をするのは面倒ですので、楽天Edyチャージに利用しないのであればANAPayは利用しないほうがよいと考えています。



私の今後の支払方法を整理すると、次のとおりです。


1,auPAYプリペイドカードが利用できるところではauPAYプリペイドカード還元率2.6%。毎月5万円まで残高チャージ可能)を利用する。

2,auPAY残高が不足したときはJALPayプリペイドカード還元率2.5%。毎月30万円まで残高チャージ可能)を利用する。

3,JALPay残高も不足したとき(あるいはプリペイドカードが利用できないところ。例えばコストコのガソリンスタンド)はPayPayカードゴールド還元率2.0%)を利用する。

4,妻は最初からPayPayカードゴールド還元率2.0%。家族カード)だけを利用する。

5,税金は、JALPayでチャージしたApplePayのWAON還元率2.1%)で支払う。


4 件のコメント:

  1. auPAY(0.5%)→Vポイントpay(0.5%)は利用されないのでしょうか?Oliveフレキシブルペイで「ポイント払いモード」を選ぶと物理カードでも支払い可能で、私のメインの決済手段となっています。

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  2. 年末の恒例の、JPモルガンの長期予想が更新されてます。
    https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/insights/portfolio-insights/ltcma/

    日本株が高評価ですね。

    返信削除
  3. この辺りがjal0.1%世界線の後の最適化なのでしょうか。

    ◆還元率9%
    メルカード8日9%
    →バンドル
    →Suica
    ※月3.75千円迄

    ◆還元率6.5%
    ファミペイ翌月払い1%
    1.25万迄+4%
    5と0のつく日POSA+1.5%
    →Suica

    ◆還元率5%
    ファミマでファミマカード

    ◆還元率3%
    POW1.8%(3万/回✖︎3)
    →JAL0.1%※月30万1日10万1回5万
    →ANA0.5%→Edy→楽天P1%

    →Suica

    Vカードprime1.5%orVネオバンク1.5%
    →ANA0.5%→Edy→楽天P1%

    →Suica

    ◆還元率2%
    セゾンパールQP
    リクルートカードプラス(〆改悪迄)

    返信削除
  4. コメントありがとうございます。

    >Vポイントpay(0.5%)は利用されないのでしょうか?

    クレカチャージの手数料がゼロになったというニュースは知っていたものの、私のメイン決済方法が楽天ペイだったこともあって関心がありませんでした。

    先ほど確認したところ、VポイントPay、というかoliveのポイント払いモード、無茶苦茶いいですね。
    早速JALPay残高を全部VポイントPay残高に移行しました(1円オーソリで拘束されてしまって999円だけ取り残されています)。

    教えていただいて、ありがとうございます。

    >年末の恒例の、JPモルガンの長期予想が更新されてます。

    そろそろかなと思っていました。
    教えていただいて、ありがとうございます。

    >この辺りがjal0.1%世界線の後の最適化なのでしょうか。

    私がやっているのは、メルカードで水を買うくらいです。

    ファミペイの「1.25万迄+4%」が何かと思ったら、ファミペイローン利用者の特典のことですね。
    ファミペイローンができたときに検討しましたが、ローン契約は信用情報の切り売りになるのが嫌で利用していません。

    >POW1.8%(3万/回✖︎3)

    これは分かりません。コメントいただけると嬉しいです。

    返信削除