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【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2026.1)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2026年1月25日日曜日

FOY2025、たわら先進国株は3位(1位「スリムオルカン」、2位「スリムS&P500」)

個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」(「FOY」)の結果発表が、2026年1月23日にありました。
https://www.fundoftheyear.jp/2025/


FOYは、FOY2023までは「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でしたが、FOY2024からは「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」に名称変更されました。
そして、名称変更に伴って、「投信ブロガー」だけが投票できるという条件が外れ、誰でも投票できるようになりました。

FOY2024では、①アクティブ部門、②インデックス部門の投票結果が公式記録とされていますが、③総合(参考)、④投信ブロガー(参考)も参考記録として公表されています。

さて、我々の「たわらノーロード先進国株式」の結果は、次のとおりです。

インデックス部門(公式記録) 5位(後述するとおり、「除く投信ブロガー」だと第3位
総合(参考記録) 8位
投信ブロガー
(参考記録) 8位

ということで、全ての記録でベスト10入りしました。

さて、投信ブロガーから誰でもに拡大したことで裾野がどれだけ広がったのか(=投信ブロガーの投票結果に対する影響力がどれだけ減ったのか)が気になるところです。

人数は公表されていないため、総合と投信ブロガーのベスト10入りしたファンドの獲得ポイントを足してみます。

総合 995p
投信ブロガー 357p

ということで、投信ブロガーの占有率は35.9%となりました。もっとも、投信ブロガーにはこだわりが強い(=面倒な)人が多く、インデックス部門にだけ投票してアクティブ部門は棄権したり、インデックス部門の1位の欄にだけファンド名を記載して、2位、3位は空欄にしたりした人が相当数いたのではないかと思われるため、投信ブロガーが素直に全欄に記載していたら357pはもっと増えていたはずです。

ちなみに、FOY2024の獲得ポイントは次のとおりです。

総合 1378p(FOY2025は72%)
投信ブロガー 409p(FOY2025は87%)
投信ブロガー占有率 29.7%

アクティブ部門、インデックス部門の獲得ポイントでも比較してみます。

●アクティブ部門
FOY2024 502p
FOY2025 384p(FOY2024の76%)

●インデックス部門
FOY2024 1500p
FOY2025 1009p(FOY2024の67%)

というように、全ての分野で投票者数が激減していることが分かります。
とりわけFOYのメインコンテンツであるインデックス部門で33%減になったことは、FOYの権威性が大きく毀損されたことを意味します。

であるならば、FOY2023までのように、投票資格を投信ブロガーに戻せばよいというわけにもいきません。なぜなら、FOY2024からアクティブ部門とインデックス部門に分けて、それぞれの部門で上位1位から3位までに投票するように仕様変更したことで、FOY2023以前とFOY2024以後で連続性が失われてしまったからです。
具体的には、アクティブ部門はインデックス部門の3分の1の投票率にすぎなかった(多くの人がインデック部門にだけ投票してアクティブ部門には投票しなかった)のに、総合部門のランキングはアクティブ部門とインデックス部門における獲得ポイントの単純比較で選出されたことで、アクティブ部門の獲得ポイントの価値が3倍になってしまいました。

というわけで、FOYの権威性を回復するための改善策は私には思いつきませんが、このような結果は仕様変更を決めた時点である程度予想されたことです。仕様変更を推進した運営委員には知恵を絞っていただきたいところです。


さて、投信ブロガーと投信ブロガーを含む一般の投票結果とを比較して気づいたことは、

1,一般は、素直にスリムオルカンとスリムS&P500に投票している。
→スリムオルカンの475pのうち投信ブロガー票は163p(34%)、スリムS&P500の105pのうち投信ブロガー票は37p(35%)にすぎず、投信ブロガーの投票結果は投信ブロガー独特の「こだわり」が大きく影響していることが分かる。

2,投信ブロガーは、ニッセイ外国株が好き。
→ニッセイ外国株の59pのうち、投信ブロガー票は42p(71%)。
→たわら先進国株の51pのうち投信ブロガー票は12p(24%)、スリム先進国株の37pのうち投信ブロガー票は18p(49%)であることから、一般の投票結果は人気のバロメーターである資金流入額どおりであるのに対し、投信ブロガーの投票結果は投信ブロガー独特の「こだわり」が大きく影響していることが分かる。

ということです。

また、インデックス部門のランキングを見てみると、

●一般
1位 スリムオルカン(475p)
2位 スリムS&P500(105p)
3位 ニッセイ外国株(59p)
4位 スリム先進国株(52p)
5位 たわら先進国株(51p)

●投信ブロガー
1位 スリムオルカン(163p)
2位 ニッセイ外国株(42p)
3位 スリムS&P500(37p)
4位 スリム先進国株(18p)
5位 VT(14p)
6位 たわら先進国株(12p)

●「一般」-「投信ブロガー」
1位 スリムオルカン(312p)
2位 スリムS&P500(68p)
3位 たわら先進国株(39p)
4位 スリム先進国株(34p)
5位 ニッセイ外国株(17p)


というように、「一般(除く投信ブロガー)」の投票結果は、スリムオルカンとスリムS&P500に続いて「日本を除く先進国株ファンドが資金流入額の順番で3位から5位を独占しており、バランス感覚が感じられるのに対し、投信ブロガーの投票結果は、何とも言えないクセが感じられます。

ネットではほとんど売れていないたわら先進国株が、ネット投票しかできないFOY2025でスリムオルカンとスリムS&P500に続く人気を獲得したことは喜ばしい限りですし、当ブログがその一助となったのであれば嬉しく思います。

5 件のコメント:

  1. 投票した一人です。アクティブのほうは全然わからないのでいい加減な一票を入れるよりはとスルーしました
    激減の一端は2025年もオルカン1強の結果は目に見えていて投票自体にお祭り感が失われたからと思います。FOYが役目を終えたまでは言いませんが、あんなファンドが意外と支持を!という発見はもうなさそうです。
    あと、個人的には投票者のコメント抜粋が好きだったんですけど、それの発表もなくなってただのランキング羅列になったのが残念です。現地では紹介されたのかもしれませんがそれを見に行くほどの熱量は自分にはありませんでした

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  2. FOYが個人投資家にインデックスファンドを根付かせた功績は認めますが、もう役目を終えたのではないでしょうか。

    男爵様は投信ブロガーの「こだわり」をインデックスファンドへの投票行動で分析されており、なるほどと感じました。
    が、それ以上にアクティブファンドの面子はクセが強すぎるというか、もはや危ない宗教ですね。
    2位の「結い2101」なんて2010年に設定されて未だに2.5倍にしか増えてないのに昔からランクインしています。当時メジャーだったSTAMグローバル株式インデックスオープンなら8倍位には増えています。もし当初千万投資してたら5千万円以上儲け損なったことになります。某宗教の壺を何十個も買える金額です。
    「コモンズ30」「おおぶね」も同類ですね。おそらく「なかの」も。

    話は変わりますが、住信SBIが6ケ月で1.1%の定期預金出してます。よほどハイブリッド預金の流出が激しかったのでしょうか?

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  3. コメントありがとうございます。

    >個人的には投票者のコメント抜粋が好きだったんですけど、それの発表もなくなってただのランキング羅列になったのが残念です。

    昨年までは結果発表が懇親会と同日で、ランキングが発表される都度、参加者のツイートがなされて盛り上がりました。
    しかし、今年は結果発表(1/23)と懇親会(1/30)が別日で、結果発表がYouTube動画で行われたために盛り上がりに欠けました。YouTube動画でコメント紹介もされていますが、時間の関係なのか1ファンド1つか2つにとどまっていますし、そもそも誰も視聴していません(1/28時点の再生回数は1064回)。
    https://www.youtube.com/watch?v=x3-9SuhdNuw&t=3s

    >アクティブファンドの面子はクセが強すぎる

    投票資格の縛りをなくしたことで、数人が結託すれば簡単にランキングを上げられることが可能になってしまった点が気になっています。

    >「結い2101」なんて2010年に設定されて未だに2.5倍にしか増えてないのに昔からランクインしています。

    評判が良かったファンドマネージャーが運用するアクティブファンドが軒並みインデックスファンドに負けている現状を見ると、アクティブファンドをどうやって選んだらよいのかが分からなくなりますよね。

    >住信SBIが6ケ月で1.1%の定期預金出してます。

    auじぶん銀行が1年1.05%(au、UQの携帯利用者は1.25%)を出していますので、それに対抗したのかもしれません。

    ただ、住信SBIの躍進のきっかけはハイブリッド預金の金利をどこよりも高くしたことです。
    お金を集めた後はSBI証券のIPO資金の置き場にする人が多く、金利を下げてもお金が逃げなかったことで都市銀行水準まで下がってしまいました。
    SBI新生銀行は住信SBIが過去に大成功した道筋(証券連携口座の金利を高くする)をそのままなぞっているだけですが、過去に大成功した方法だけあってハイパー預金があっという間に1兆円を超える大成功をおさめています。
    ドコモもこの点をある程度理解しているものの、別資本のSBI証券への送客のためにコストをかけるわけにもいかず、有効な手が打てずにおり、今回の定期預金の金利アップに至ったのでしょうが、流出する預金をつなぎとめる効果はあまりなさそうです。

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  4. かっちゃん2026年1月29日 20:41

    先日自分の健康保険に親を扶養として入れていたため、高額療養費で約33万ほど損をしました。(無知ほど怖いものはないですね)
    男爵様は、これは損したというような出来事はありますでしょうか?
    男爵様においては、やはり常にアンテナを張られており被害は最小限になっているのでしょうね。

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  5. コメントありがとうございます。

    >先日自分の健康保険に親を扶養として入れていたため、高額療養費で約33万ほど損をしました。

    所得が高かったからでしょうか。
    ただ、保険料のことを考えると、それほどの損ではないような気がします。

    終わったことは後日の教訓とするにとどめて、嫌な気持ちは忘れてしまうようにしたほうが良いと思います。

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