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2023年3月28日火曜日

SBI証券、三井住友との連携が奏功し、1000万口座達成

 SBI証券は、2023年3月27日、


●国内初となる証券総合口座 1,000 万口座達成のお知らせ

https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/prestory230327_021100.pdf


というリリースを公表しました。


概要は、次のとおりです。


1,SBIグループ(SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIO)の口座数が1000万口座を達成した。

2,楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券は口座数を公表しているが、SBI証券は口座数を公表していない。

3,前年同月(2022年3月)のSBIグループの口座数は845万口座であり、直近1年で18%の急増となった。

4,新規口座開設者のうち、株式投資未経験者が80%を超え、20代ないし30代の若年層が50%を超えている。


ブルーグバーグは、次のように報じています。


取引などに応じてポイントがたまる「マルチポイント戦略」などの取り組みが奏功。さらに、提携先の三井住友フィナンシャルグループが3月から開始した携帯アプリを通じた総合金融サービスで、申し込む際にSBI証の口座開設も合わせて行うことができるようになったことも、「1000万口座達成の一端を担った」と広報担当者の粟津優香氏は話した。

粟津氏によると、SBIではグループ全体で5年以内に2000万口座の開設を目指している。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-27/RS5Z8QT0AFB801?srnd=cojp-v2


これまで楽天証券は、還元率1.0%の楽天カード決済による投信積立サービスを原動力として口座数を増やしてきました。

しかし、楽天証券は、楽天カード投資の還元率について、2022年9月購入分から0.2%に激減させました。

楽天カード投資に代わるものとして楽天キャッシュ決済による投信積立サービスを新規導入したものの、楽天キャッシュはチャージが必須であることから、大改悪された楽天カード投資の代替とはなり得ません。ファミマに行ってファミペイで還元率3.0%で楽天ギフトカードを仕入れて投信を買って喜んでいるような人は少数派であり、普通の人はそのような面倒なことをしようとは思わないからです。

とはいえ、楽天モバイルの赤字に苦しむ楽天グループは、もうポイントを配る金がありません。キャッシュを得るために虎の子の楽天銀行・楽天証券を上場させなければならないほどまで追い詰められています。


楽天証券が楽天カード投資で大躍進する姿を横目で見て、それを真似したのがSBI証券です。

楽天証券が採用した「クレジットカード決済による投信積立サービス」をクレジットカード会社を持たないSBIグループが真似するのは無理だと思われていたところ、なんと三井住友カードと手を組み、NLという新ブランドを立ち上げました。

三井住友カード(NL)及び三井住友カード(NL)ゴールドは1年で100万人が申し込むほどの人気を集めることになり、三井住友カードにとって最大のヒット商品となりました。


楽天証券は、楽天エコシステムに組み込まれており、楽天ポイントや楽天カードと結びつかざるを得ません。楽天ポイントをバラ撒く余裕があった頃であれば効果的に顧客を囲い込む理由になったのですが、その余裕がなくなった今では逆に顧客が離れる理由になってしまいました。

これに対し、独自の共通ポイントやクレジットカードを持たないSBI証券は、他社の共通ポイントやクレジットカード会社と手を組むことができます。SBI証券の顧客にとっては選択肢が多くなればなるほど使い勝手がよくなりますし、手を組んだ他社のポイントやクレジットカードの利用者がSBI証券の利用者になることも期待できます。


SBI証券は、楽天証券の敵失にも助けられ、大きな風をつかみつつあるようです。


2 件のコメント:

  1. 今、SBI証券は、三井住友カードだけでなく、三井住友銀行とも結びつきを強め、(カードではなく銀行からの)仲介口座の開設も推進しています↓
    https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/special/offers/asset-management.html

    かつて、新生銀行がマネックス証券と組んだ際にSBIは激怒したと思うのですが、グループ内に新生銀行がいながら三井住友銀行と親密になるとは、釣った魚(買った企業)にエサはやらないというか、販路を広げるためには何でもやる北尾社長の非情さが伺えます。

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  2. コメントありがとうございます。

    >銀行からの仲介口座の開設も推進しています

    粟津さんがブルーグバーグにコメントしていますが、かなり効果があるみたいですね。
    三井住友カード(NL)のときも思いましたが、三井住友グループと連携を深めたのは会心の一手だったと思います。

    >グループ内に新生銀行がいながら三井住友銀行と親密になる

    新生銀行と三井住友銀行とは銀行としての格が違いますので、SBIとしても、三井住友銀行と仲良くできるのであれば全面的に協力しても構わないと考えたのでしょうね。

    また、SBIが新生銀行を買収したのはマネックスを排除するためです。
    私は、そろそろアプラスカードがマネックスカードから手を引くのではないか(あるいはマネックスに対し、提携継続の代償としてかなりの負担を求めるのではないか)と思っています。

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