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2023年4月13日木曜日

楽天証券、楽天カード投資の還元率を0.2%→0.5%(ノーマル)、0.75%(ゴールド)、1.0%(プレミアム)、2.0%(ブラック)

楽天証券は、本日、楽天カードによる投信積立サービスの還元率を0.2%から引き上げる旨を発表しました。

【ソース】

楽天カードクレジット決済のポイント進呈率を引き上げます!

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20230413-02.html



引き上げ後の還元率は次のとおりです。


年会費無料カード 0.5%

ゴールドカード(年会費2200円) 0.75%

プレミアムカード(年会費1万1000円) 1.0%

ブラックカード(年会費3万3000円) 2.0%

※楽天ブラックカードは、申込み不可(インビテーション限定)のプラチナカードです。


適用日は2023年6月買付分からです。

エントリー等は不要で、楽天カードで投信の積立設定をすれば自動的にポイントアップされます。

毎月12日までに設定すると翌月1日に買付がなされるため、6月買付分に間に合わせるためには5月12日までに積立設定を済ませることが必要です(5月買付分の締切日は4月12日ですので、今日から5月12日までにした積立設定が6月買付分に反映されます)。


カード年会費と還元率という視点で整理すると、


年会費2200円を払って0.25%アップ

年会費1万1000円を払って0.5%アップ


ということになります。


クレジットカードによる投信積立サービスの利用上限額は月額5万円、年額60万円ですので、


年会費2200円を払って0.25%=1500円アップ

年会費1万1000円を払って0.5%=3000円アップ


ということになります。


したがって、今回のポイントアップ目的で楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードを取得すると損をしますが、これらのカードを元々保有している人であれば、カード年会費が1500円ないし3000円安くなる効果があります。


楽天証券は、元々、クレジットカードによる投信積立サービスを他社に先駆けて導入し、新規口座開設数や積立設定口座数が激増するきっかけとなりました。

しかし、楽天キャッシュによる投信積立サービスを導入するにあたり、楽天カードによる投信積立サービスの還元率を1.0%から0.2%に引き下げてしまったのです。還元率0.2%では、毎月5万円の投信を買っても100ポイントしかもらえません。

かといって、楽天キャッシュは事前に残高チャージしなければ使えません。楽天カードを紐づけて楽天キャッシュ残高が設定金額を下回ったら設定金額まで自動チャージすることもできますが、自動チャージの還元率0.5%のために常に5万円の楽天キャッシュ残高をキープし続けなければならないのは心理的に抵抗があります。

そのため、楽天ギフトカードを高還元率で仕入れることができる人だけが喜び、そのようなことをしたいとは思わない圧倒的大多数の人にとっては楽天証券で投信を積立買付するモチベーションを下げる(=他社に逃げる)結果になったものと思われます。


楽天証券は、


楽天カードと楽天キャッシュを併用することで、2024年1月から制度が改正される新NISAの「つみたて投資枠」年間120万円(月額10万円)の全額をキャッシュレスで積み立てながら、フルにポイントを受け取ることが可能になります。


と自画自賛していますが、他社の実情は次のとおりです。


SBI証券 三井住友カード(NL)ゴールド(年100万円のカード決済で年会費永年無料)で還元率1.0%

マネックス証券 マネックスカード(年1回のカード決済で年会費無料)で還元率1.1%

auカブコム証券 auPAYカード(年1回のカード決済で年会費無料)で還元率1.0%


つまり、普通の人にとっては、他社では年会費が永年ないし実質無料のクレジットカードで毎月5万円×1.0%=500ポイントがもらえるのに対し、楽天証券では毎月10万円(楽天カード5万円、楽天キャッシュ5万円)×0.5%=500ポイントとなるわけであり、楽天証券の還元率の低さが気になります。


9 件のコメント:

  1. SBIへの投信残高流出、NISA口座流出がすごいことになっているんでしょうね。
    投信保有ポイントの復活(SBI対抗)も現実的になってきていると思います。
    迷走している間に、SBIは国内株の手数料無料化も半年もしないうちに始まるので、楽天証券のIPOも危うくなってきている感じがします。

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  2. 今回、せっかく改善のリリースをするのに他社カードを上回る数字を出せなかったこと、保有ポイントの方は改善無しなことから、楽天証券(あるいは楽天グループ)の限界を見た気がします。

    SBI証券を見れば分かるとおり、証券業界は施策次第でまだまだ新規獲得の余地が大きい市場だと思うのですが。

    SBIやマネックスは、カード(三井住友、アプラス)の新規発行にも貢献しているのに対し、楽天の場合は楽天カードが既に国内トップで、証券とタイアップしても伸びしろが無いという事なのでしょうか。

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  3. コメントありがとうございます。

    >投信保有ポイントの復活(SBI対抗)も現実的になってきていると思います。

    楽天証券は何とかしたいと思っているはずですが、楽天グループに金がないので何もできないという悲しい状況なのだと思います。

    >楽天証券のIPOも危うくなってきている感じがします。

    楽天銀行のIPOも、想定価格1960円が1400円(3割減)ですので、どうにもならない状況のようですね。

    >楽天の場合は楽天カードが既に国内トップで、証券とタイアップしても伸びしろが無いという事なのでしょうか。

    モバイル事業のせいで、単純にキャッシュがないのだろうと思います。

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  4. 限界が露呈してしまったという点では、却ってやらない方が良かったのでは…と思える中途半端な施策ですね。
    嬉しいのは、元からSPUorプライオリティパス狙いで楽天プレミアムカードを持ってるユーザ位じゃないでしょうか。
    個人的には、今後楽天キャッシュ関連がどんどん改悪されそうな予感がしています(既にファミペイルートがそうですが)。

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  5. コメントありがとうございます。

    >却ってやらない方が良かったのでは…と思える中途半端な施策ですね。

    プレミアムカードの還元率をせめて2.0%にすれば、プレミアムカードを持っていない人でもプレミアムカードが欲しいと思えたのですが、還元率1.0%(他社の無料カード並み)ではどうにもなりません。

    >今後楽天キャッシュ関連がどんどん改悪されそうな予感がしています

    楽天キャッシュは、いま楽天が最も力を入れている決済方法ですので、もう少し頑張ってくれるのではないかと思っています。
    キャッシュの枯渇によってどうにもならなくなる未来がずっと先であることを願っています。

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  6. >投信保有ポイントの復活(SBI対抗)も現実的になってきていると思います。
    >楽天証券は何とかしたいと思っているはずですが、楽天グループに金がないので何もできないという悲しい状況なのだと思います。

    はい、その通りですね。
    楽天証券利用者にとって最もハッピーなのは、楽天証券株を全株みずほに売却してくれることでしょう。
    証券は銀行ヤクレカと違って楽天本体やモバイルとシナジーがないので、三木谷さんが早く決断してくれることに期待してます。
    みずほにとっても渡りに船でしょう。
    三井住友はSBIとベッタリになりました。
    三菱はカブコムをKDDIに完全売却して、替わりに楽天証券を買収してしまうのがいいと思いますが、三木谷=旧興銀なのでみずほがやはり有力でしょうね。

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  7. コメントありがとうございます。

    楽天証券の利用者の多くは、楽天ポイントや楽天キャッシュをお得に使えるという点に魅力を感じているでしょうから、この点がなくなると深刻な顧客離れが発生すると思います。

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  8. 来年からNISAに毎月30万入れます。楽天証券は楽天キャッシュ5万と楽天カード5万で10万円使えるので、楽天証券NISAを継続するのもありですか?SBI証券に変えた方がいいですか?

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  9. コメントありがとうございます。

    >楽天証券は楽天キャッシュ5万と楽天カード5万で10万円使えるので、楽天証券NISAを継続するのもありですか?

    楽天グループにはキャッシュがなく、楽天銀行・楽天証券という虎の子の株を売却せざるを得ないところまで追い込まれています。楽天カードもいずれIPOせざるを得ないでしょう。

    20年後、30年後のことを考えると、私は楽天証券でNISA口座を開きたいとは思えません。

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