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2023年6月12日月曜日

PayPay投信、「全世界株」と「先進国株(含む日本)」を新規設定~「雪だるま全世界株」「雪だるま先進国株」を丸パクリ

PayPay投信インデックスファンドシリーズは、2023年6月28日、「全世界株式」と「日本を含む先進国株式」に投資するインデックスファンドを新規設定します。

どちらも米国ETFを買うだけファンドになります。




名称は、次のとおり。


PayPay投資信託インデックス世界株式

PayPay投資信託インデックス先進国株式



信託報酬は、「税込0.0572%(税抜0.052%)米国ETFの経費率」となります。

内訳は、投信会社0.018%、販売会社0.018%、信託銀行0.016%(いずれも税抜)。



投資先の米国ETFは、次のとおり。


PayPay投資信託インデックス世界株式

バンガード・トータルストックマーケット
SPDRポートフォリオディベロップドワールド(米国を除く)
SPDRポートフォリオエマージングマーケッツ


PayPay投資信託インデックス先進国株式

シュワブ・U.S.ブロードマーケット
SPDRポートフォリオディベロップドワールド(米国を除く)



投資先の米国ETFの経費率を含む実質信託報酬は、次のとおり。


PayPay投資信託インデックス世界株式 0.0983%

PayPay投資信託インデックス先進国株式 0.0906%



感想です。


1,投資先の米国ETFの名称に見覚えがありますが、SBIアセットマネジメントの雪だるま全世界株式、雪だるま先進国株式の投資先の米国ETFと全く同じものです。

そのため、雪だるまシリーズと全く同じ問題点(FTSE社の指数をベンチマークとするインデックスファンドなのに、FTSE社ではない指数提供会社の指数をベンチマークとするETFを組み合わせてしまっている)があります。

また、丸パクリされた雪だるまシリーズが怒りの対抗値下げをするかどうかも気になるところです。雪だるまが対抗値下げをすればスリムも対抗値下げをせざるを得ないため(スリムシリーズが躍進したきっかけは、2017年12月29日、スリム先進国株が雪だるま先進国株に対抗値下げする旨を発表したからですので、雪だるまを無視すると存在意義を自己否定することになります)、非常に面白いことになります。


2,全世界株ファンドの最安は、


Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式) 0.05775%(ただし、法定書類の作成費用と指数のライセンス料を含まず)

たわらノーロード全世界株式 0.01133%

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 0.01133%


であるところ、PayPay投資信託インデックス世界株式0.0983%であり、たわら全世界株やスリム全世界株を下回りました。

ただし、PayPay投資信託インデックス世界株式の信託報酬には法定書類の作成費用は含まれていませんが、信託報酬に法定書類の作成費用が含まれていないことはSBI・Vシリーズも同じですので、対抗値下げをしない理由にはなりません。


3,先進国株ファンドの最安は、


たわらノーロード先進国株式 0.09889%(4/7~)

eMAXIS Slim先進国株式 0.09889%(5/11~)

ニッセイ外国株式 0.09889%(6/14~)


であるところ、PayPay投資信託インデックス先進国株式0.0906%であり、たわら先進国株、スリム先進国株、ニッセイ外国株を下回りました。

ただし、PayPay投資信託インデックス先進国株式の信託報酬には法定書類の作成費用は含まれていませんが、信託報酬に法定書類の作成費用が含まれていないことはSBI・Vシリーズも同じですので、対抗値下げをしない理由にはなりません。


4,販売会社は現状ではPayPay投信しか発表されていないものの、SBI証券はこれまで新規設定されたPayPay投信インデックスファンドシリーズ(日経225、NYダウ、NASDAQ100、米国株式)の全てを販売していることから、今回の2ファンドも販売するものと思われます。

auカブコム証券松井証券もPayPay投信インデックスファンドシリーズの全てのファンドを販売しています。また、マネックス証券は、日経225を除く3ファンドを販売しています。



PayPay投信は、今回、雪だるまシリーズを丸パクリしたファンドを新規設定するという驚きの方法を採用しました。

雪だるま全世界株の純資産額は1133億円ですが、雪だるま先進国株は162億円にすぎません。競合ファンドと比べると人気がない理由は上記の問題点があるからであり、PayPay投信がなぜ成功したとは言えない雪だるまシリーズを丸パクリするファンドを出そうと考えたのかは謎です。


これに対し、丸パクリされた雪だるまシリーズが対抗値下げに動くのか、あるいは超低コスト競争はSBI・Vシリーズに任せて動かないのかが気になるところです。

雪だるまが対抗値下げに動けばスリムも動かざるを得ないため、スリムの体力を奪うことを狙って雪だるまが対抗値下げに動くのか、それともスリムが動くとSBI・Vシリーズも対抗値下げしろと言われてしまうため、丸パクリされたことには目をつぶって黙殺して動かないのかは判断が難しいところです。

しかし、もし雪だるまが動かなければ、SBIアセットマネジメントの超低コスト競争に対する意識の低さが疑われ、SBI・Vシリーズのブランド価値をも毀損する事態になると思われますので、私は雪だるまは動かざるを得ず、そして雪だるまが動けばスリムも動かざるを得ないと予想します。

実に面白いことになってきました。


2 件のコメント:

  1. 私 雪だるま全世界が好きなんですよ SBIアセットはV VTとの関係どのように始末するのか 楽しみでたまりません 
     一定数のアンチオルカンがおりますし両持ちもね  全世界
     なんだかんだで 二番三番煎じ
    の美味しさ分かる方は どじょうを取ることも出来そうです

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    >SBIアセットはV VTとの関係どのように始末するのか 楽しみでたまりません

    もう今更どうにもならないので、ずっと併存させるしかないと思います。

    返信削除