興味深い記事を読みました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-14/RXSP5GT1UM0W01
記事によると、
1,S&P500指数が2022年の安値を付けた2022年10月以降、アークの3種類のETFからは4億8000万ドルの資金が流出した。
2,S&P500指数は、2022年10月から20%上昇した。これに対し、アークの3種類のETFの上昇率は、ARKWとARKFは50%、ARKKは36%だった。
3,ARKKは、2021年には24%下落したが46億ドルの資金が流入し、2022年には67%下落したが13億ドルの資金が流入した。しかし、2023年は2億0800万ドルが流出している。
ということです。
つまり、2021年と2022年は運用成績が振るわなかったにもかかわらず資金流入が続いていたのに、2023年は運用成績が大きく改善されたにもかかわらず資金流出が続いているという状況になります。
インデックス投資は資本主義の可能性に賭ける投資方法であるのに対し、アクティブ投資はファンドマネージャーの可能性に賭ける投資方法です。
アークのETFを買った人は、キャシー・ウッドの可能性に賭けたものの、2021年と2022年の運用成績の悪化に打ちのめされてキャシー・ウッドを信じることができなくなり、2023年の運用成績の向上によって含み損が減ったタイミングを見計らって解約を決断したものと思われます。
この現象を端的に言うならば、
魔法がとけてしまった
ということなのかもしれません。
「ヒロスエの思考地図 しあわせのかたち」(広末涼子、2022年4月発売、宝島社)
2つに並ぶ 缶ジュース
なんか もううれしすぎて
ホッペに チュッてしたくなる
だけど今は運転中
横顔を 見つめていよう
とってもとっても とってもとっても
とってもとっても 大スキよ
ダーリン I like you. ダーリン
「大スキ!」(広末涼子、1997年6月発売、オリコン1位獲得、NHK紅白歌合戦初出場曲)
【公式YouTubeサイト】
運用成績が改善されて売られる、典型的な「やれやれ売り」でしょうか。
返信削除ARKKはエヌビディアの急伸を見抜けなかったのが、破壊的イノベーション投資を標榜するアクティブETFとして致命的だったのかなと感じます。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-26/RVA3GQDWRGG001
コメントありがとうございます。
返信削除>典型的な「やれやれ売り」でしょうか
そうかもしれませんね。
>ARKKはエヌビディアの急伸を見抜けなかった
不満の声が目立ち始めたということは、やはり魔法がとけてしまったのかもしれません。