構成銘柄の入れ替えは毎年12月に実施されますが、少数の特定銘柄が指数に大きな影響を与えることを防止するという名目で特別なリバランスが実施されることがあります。
これが今回の「スペシャルリバランス」です。
NASDAQは、スペシャルリバランスの具体的な内容については7月14日に発表し、7月24日の取引開始前に実施するとしています。
※よろしければ、次の記事もご覧ください。
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この点について、日経速報ニュース(2023/07/11 06:17)が詳しく報じています(楽天証券の口座保有者であれば、「日経テレコン21」経由で全文を無料で見ることができます)。
記事の内容は、概要、次のとおりです。
1,「マグニフィセント・セブン」(壮大な7銘柄)と呼ばれる大型ハイテク株がある。
具体的な銘柄名は、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン・ドット・コム、メタプラットフォームズ、テスラ、アルファベット。
2,NASDAQ100指数に占める割合は、アップルとマイクロソフトが単独で12%を超えており、マグニフィセント・セブン全体で55%に達する。
3,NASDAQ100指数の昨年からの上昇率は37%であり、S&P500の15%を大きく上回る。
4,しかし、NASDAQがスペシャルリバランスの実施を発表したことで、メタを除く6銘柄が大きく下落した。
指数は指数提供会社が作成するものである以上、どうしても指数提供会社の作為が介在します。
ダウ30、NASDAQ100、S&P500といった指数は、構成銘柄数が少ないだけになおさら指数提供会社の作為の影響を受けやすいといえるでしょう。
これに対し、先進国株や全世界株であれば、構成銘柄数が多いだけに指数提供会社の作為の影響を受けにくいといえますので、何も考えずにバイアンドホールドするには最適です。
どうなんでしょうか?NASDAQの100種を均等に指数にしても、それなりのリターンにはなると思うので、でか過ぎる物を少し削るくらいならいいんじゃないかと思います。時価総額費からは大きくそれなそうですし。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>でか過ぎる物を少し削るくらいならいいんじゃないかと思います
指数提供会社の作為が入れば入るほど、アクティブ運用に近づきます。
NASDAQ100ファンドを買う人は、NASDAQ市場の上位100銘柄を時価総額比で保有したいから買うわけですから、時価総額比が大きく増えた銘柄の保有割合を削る(時価総額比よりも意図的に少なくする)ことを果たして望んでいるのかと思うのです。
今回の記事とは関係ないのですが、国民健康保険料の支払方法について質問があります。
返信削除私の自治体の納付書には、対応している決済アプリに楽天ペイが記載されてないのですが、eL-QRコードを楽天ペイで読み取ると、ちゃんと読み取れて決済できそうです。(バーコード部分は読み取れません)
この場合、特に気にせずeL-QRコードを楽天ペイで読み取って支払ってしまって良いと思いますか。
以前の男爵様の記事を読むと、eL-QRならばどの自治体のどの決済アプリでも支払えるとお書きになっていたような記憶がありましたので、お返事をいただければ幸いです。
コメントありがとうございます。
返信削除>特に気にせずeL-QRコードを楽天ペイで読み取って支払ってしまって良いと思いますか。
「eL-QR」の対応決済アプリは「地方税お支払いサイト」が管理していますので、支払ってしまって大丈夫だと思います。
私ならば、何も気にせず、決済アプリで読み取って決済可能であれば支払ってしまいます。