https://president.jp/articles/-/71663
中野さんは、NG商品を外す視点として、次の4点を挙げます。
1,純資産額50億円未満のファンド
理由)純資産額が少ないと、繰上償還リスクが高まるため。
2,資金流出が続いているファンド
理由)ファンドの保有資産を売却するだけになり、ファンドの運用に悪影響が及ぶため。
3,信託期限が有期限のファンド
理由)運用会社としては純資産額が集まらなかったファンドは繰上償還したいが、信託報酬を失う販売会社に反対されるときがある。そこで、新規設定時に信託期限を設定しておくことで、純資産額が集まらなかったら信託期限の満了を持って運用を終了すればよいし、純資産額が集まったら約款変更して信託期限を延長すればよいという選択肢が生まれる。
しかし、このような考えは、1本1本のファンドを大事に育てるつもりがないことが露呈したものといえる。
4,コストが割高なファンド
理由)信託報酬が安いに越したことはないが、余りに安いと高いファンドを買っている人が犠牲になってしまうので、納得感のある信託報酬率のファンドを選ぶべきである。
※資金流出入を確認する方法
中野さんは、ウエルスアドバイザーのサイトで確認することを推奨しています。
例えば、たわらノーロード先進国株式の月次資金流出入額は、下記リンク先から確認できます。
1~3番目の視点は賛成できます。
しかし、4番目の視点は、コスト競争に参加できなかったセゾン投信の前CEOとしての立場が大きく影響しているものと思われます。
超低コストインデックスファンドを我々が買おうが買うまいが、もう当該超低コストインデックスファンドは新規設定されてしまっているわけですから、我々が買わなければそのファンドは赤字を垂れ流すだけになってしまいます。
超低コストインデックスファンドであっても、売れば売るほど赤字になるわけではなく、単に儲けが少ないだけです。純資産額が増えれば、わずかずつであっても儲けは積み重なっていきます。
ファンドにとって純資産額は顧客の愛(ⓒ大島優子)ですから、我々はそのファンドを買うことでしかそのファンドを応援することができません。
であるならば、我々にできることは、これぞと見込んだファンドを買うことで、そのファンド、ひいては頑張って社内稟議を通した運用会社の担当者を応援することであると考えます。
男爵様いつも楽しい記事ありがとうございます。
返信削除約2年前に結婚して、妻のNISA口座を楽天証券で作り、
eMAXIS slim全世界株式(除く日本)を、クレジットカード投資を利用して(NISA&特定)で積み立ててきました。
結果、この2年で約18%増えていました。
そのことを教えても、「減ることもあるんでしょ」と
18%も増えていることに驚いたり・ありがたがったりしませんでした。
別にそれでもよいのですが、インデックス投資を理解してくれない?妻でした。
男爵様の奥様に対してインデックス投資についてどのようなスタンスなのでしょうか?
コメントありがとうございます。
返信削除>男爵様の奥様に対してインデックス投資についてどのようなスタンスなのでしょうか?
興味も関心もないようです。
積立王子は潔く業界を引退するか、どこかの運用会社のセミナー講師として再就職するのが良かったのではと。
返信削除今さら、割高な中野バランスファンドを起ち上げても売上は撃沈するでしょう。
コメントありがとうございます。
返信削除>積立王子は潔く業界を引退するか、どこかの運用会社のセミナー講師として再就職するのが良かったのではと。
YouTubeで動画を出しつつ、本や講演で稼ぐというアドバイスに従ったほうが良かったと思います。