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2023年8月26日土曜日

エポスカード投資、月額5万円から10万円に拡大(2024年1月~)

読者の方から情報提供をいただきました。

tsumiki証券は、2024年1月以降、エポスカードによる投信積立サービスの上限額を月額5万円から10万円に引き上げます。






※よろしければ、次の記事もご覧ください。

●楽天市場「お買い物マラソン」、7000pから5000pに改悪
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/08/7000p5000p.html

●【dポイントでslimシリーズが買える】大和コネクト証券の口座開設で1万2000円がもらえます
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/08/dslim12000.html


ソースはこちら。
https://www.tsumiki-sec.com/nisa2024/



上記によると、2024年1月にスタートする新NISAの月額10万円のつみたて投資枠でクレジットカードによる投信積立サービスが満額利用できるように、毎月5万円の上限額を毎月10万円に拡大するということです。


カードでつみたては、つみたて投資枠の年間投資枠の拡大に伴い、月5万円の上限を、月10万円まで拡大。エポスポイントでの投資もNISA口座(成長投資枠)が使用可能となります。


という記載内容からすると「つみたて投資枠」に限定されそうですが、直下の表には「カードでつみたて」の対象口座として「つみたて投資枠」と「特定口座」の両方に○が付いているため、つみたて投資枠と特定口座でのクレカ投資の合計額が月額5万円から10万円に拡大されそうです。

これは非常に競争力がある施策ですので、クレジットカードによる投信積立サービスを導入している他社も追随することになるでしょう。

なお、クレジットカードによる投信積立サービスの上限額が各社横並びで月額5万円なのは、下記の規制があるからです。

金融商品取引法44条の2第1項
金融商品取引業者又はその役員若しくは使用人は、金融商品取引業及びこれに付随する業務以外の業務(第二号及び第三号において「金融商品取引業者その他業務」という。)を行う場合には、次に掲げる行為をしてはならない。
一 第百五十六条の二十四第一項に規定する信用取引以外の方法による金銭の貸付けその他信用の供与をすることを条件として有価証券の売買の受託等(委託等を受けることをいう。以下同じ。)をする行為(投資者の保護に欠けるおそれが少ないと認められるものとして内閣府令で定めるものを除く。

金融商品取引業等に関する内閣府令148条
法第四十四条の二第一項第一号に規定する内閣府令で定めるものは、信用の供与をすることを条件として有価証券の売買の受託等をする行為のうち、次に掲げる要件の全てを満たすものとする。
一 証票等(証票その他の物又は番号、記号その他の符号をいう。次条第一号イ、第百四十九条の二第一号イ、第百五十条第一号イ及び第二百七十四条第一号において同じ。)を提示し、又は通知した個人から有価証券の売買の受託等をする行為であって、当該個人が当該有価証券の対価に相当する額を二月未満の期間内に一括して支払い、当該額が金融商品取引業者(有価証券等管理業務を行う者に限る。第三号において同じ。)に交付されること。
二 同一人に対する信用の供与が十万円を超えることとならないこと。


政令では10万円なのに実際の運用が5万円なのは、前月分(5万円)の弁済前に当月分(5万円)の与信をしたとしても与信額は10万円(前月分5万円+当月分5万円)にとどまり、法令違反にならないからです。
とはいえ、この点は与信をする日と銀行口座から引き落しをする日の間隔を短くし、前月分(10万円)の完済後(銀行口座からの引き落とし後)に当月分(10万円)の与信をするように制度設計をすることでクリアできます。

各社横並びの現状に突破口を開いたエポスカードの頑張りに拍手。

なお、新NISAに伴って超々低コストファンドの取扱いを始めるのではないかと期待していましたが、残念ながら今のままでいくようです。
残念です。

新しいNISA制度の開始に伴う商品数の変更は予定しておりません。(2023年8月現在)
なお、お客さまのご要望をもとに、当社の基準を満たした商品があれば拡大していきます。

https://faq.tsumiki-sec.com/faq/show/704?back=front%2Fcategory%3Ashow&category_id=15&page=2&site_domain=customer&sort=sort_access&sort_order=desc


7 件のコメント:

  1. SBIが追従することを期待してます!

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  2. 素晴らしい施策ですね。ほか証券もぜひ追随して欲しいところですが、
    個人的本命のSBIで同じ事をやると、プラチナプリファードで年6万pt付与というのはやり過ぎ感があるので
    何かしらの対策を講じてきそうな気がします。

    返信削除
  3. コメントありがとうございます。

    >SBIが追従することを期待してます

    三井住友カードが頑張らないとダメですので、ぜひ頑張ってほしいですね。

    >プラチナプリファードで年6万pt付与というのはやり過ぎ感がある

    ここはぜひ踏ん張ってほしいですよね。

    返信削除
  4. クレカ積立で100万円分消化して、10000ポイントのボーナスをもらおうという戦略もあると思います。しかし、ツミキ投信のラインナップがあまり魅力的ではないので、男爵様は積立開始するつもりはないでしょうか?

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  5. 三井住友カード(SBI証券での投信積立て)と違い、エポスゴールドカードの100万円利用ボーナスはtsumiki証券での買付も対象に含まれるので、月10万円まで積立て可能となると投信積立だけでボーナス1万ポイントが貰えてしまいますね。

    と思いながらページを眺めていたところ、「新しいNISAのよくあるご質問」に、

    Q:ポイントプログラムは新NISAに伴い変更されますか?
    A:新NISAに合わせて検討中です。変更がございましたら、ホームページにて随時ご案内いたします。

    とあるので、雲行きが怪しそうです。

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  6. これは熱いですね。しかしプラチナプリファードは投資信託だけで年会費の倍額ほど還元されてしまうので、現実的には1券種5万円限度×2枚か、3%への還元率の改悪でしょうね。

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  7. コメントありがとうございます。

    >男爵様は積立開始するつもりはないでしょうか?

    余りやりたいとは思えません。

    >月10万円まで積立て可能となると投信積立だけでボーナス1万ポイントが貰えてしまいますね

    年100万円決済の1万pのボーナスポイントを発行するのはエポスカードですので、エポスカード次第(上記FAQの記載とは無関係)だと思います。

    上記FAQの記載は、1年に0.1%ずつ増えていき、5年かけてようやく0.5%になる「がんばってるね!ポイント」のことを言っているのだと思います。

    >プラチナプリファードは投資信託だけで年会費の倍額ほど還元されてしまう

    ぜひ頑張ってほしいです。

    返信削除