セゾン投信を放逐された中野晴啓さんが「なかのアセットマネジメント」を東京・兜町に設立し、その宣伝のために日本証券新聞のインタビューに応じています。
●前編
https://www.nsjournal.jp/%e4%b8%ad%e9%87%8e%e6%99%b4%e5%95%93%e6%b0%8f%e3%80%81%e3%81%aa%e3%81%8b%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%82%bb%e3%83%83%e3%83%88%e8%a8%ad%e7%ab%8b%e5%89%8d%e7%b7%a8%e3%80%80%e3%82%bb%e3%82%be%e3%83%b3%e6%8a%95/
●後編
https://www.nsjournal.jp/%e3%80%8c%e6%9c%ac%e6%a0%bc%e7%9a%84%e3%81%aa%e3%82%a2%e3%82%af%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%96%e9%81%8b%e7%94%a8%e3%81%af%e4%b8%96%e3%81%ae%e4%b8%ad%e3%81%ab%e6%b1%82%e3%82%81%e3%82%89%e3%82%8c%e3%82%8b/
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中野さんは、セゾン投信の放逐直後から「自分を信じる顧客のために運用会社を設立する」と宣言していました。そのため、中野さんがどのようなファンドをつくろうとしているのかを知りたいと思っている人も多いことでしょう。
今回のインタビューで中野さんは衝撃的な発言をしています。
1,セゾン投信にセゾンカード投資を導入するのは嫌だった。
「カード会員向けサービスはメインの仕事ではない。」
「ポイントなどでガバッと顧客を取ろうとするのではなく、納得して長期投資に参加してもらわないと意味がない。」
2,会長解任後にセゾン投信に残るつもりはなかった。
「自分が代表だからセゾン投信の価値を責任持って守れたが、それができなくなる。」
「僕自身の目指す方向と違う方向に変わるのをサポートするのはあり得ない。」
3,新会社では、2本のアクティブファンド(日本株ファンドと外国株ファンド)を設定する。「本格的なアクティブ運用会社」にしたい。
4,新会社では低コストは訴求しない。
「今、業界全体でインデックスファンドを中心に起きている低コスト競争は、我々の価値観の埒外。必要なコストを堂々と頂かないとならない。極端な安売りをする風潮のアンチテーゼになりたい。」
どうやら中野さんは我々が知らない遠くの世界に旅立とうとしているようです。
中野さん
返信削除お手並み、拝見
中野さんはドンキホーテとなって空想の世界に旅立ったようですね
返信削除よきアドバイスをされる方が隣にいらっしゃれば良いですが
返信削除夢は無尽 羨ましい限りです
紹介ありがとうございます。すっかり、アクティブファンドの人の言い方になってしまいましたね。
返信削除楽天証券と提携しようとしていたのは意外でした。楽天グループはともかく、楠社長とは相通じるものがあったのでしょうか。親会社から干渉を受け続けた者同士として。
中野さんがアクティブファンドをやりたい、ということは
返信削除わかりますが、
セゾングロバラのコンセプト、
「世界全体の経済成長に投資する」が、中野さんのお勧めする、普通の人のための資産形成の方法ではなかったのかな・・・・みんな(中野ファン)、この考えに賛同して中野さんについてきていたのでしょ。
2本ファンドを作るのであれば、
①比較的信託報酬の安い「(日本を含む)世界経済全体に投資するファンド」(グロバラに似たコンセプト)
②アクティブファンドにしてはマシな信託報酬の(日本だけでなく、多くは海外に投資する)アクティブファンド
がよかったのでは・・・・・
③「日本だけのアクティブファンド」は、長期的にはTOPIXに劣後することがほぼ確実と思われます。
中野さんは、「成長する物に投資するのが大事(成長しない日本以外に投資するのが大事)」と
おっしゃってたじゃないですか・・・・・
セゾン投信のファンドとの差別化のためでしょうか?
コメントありがとうございます。
返信削除>お手並み、拝見
>空想の世界に旅立った
>夢は無尽
>すっかり、アクティブファンドの人の言い方になってしまいました
君子豹変。
悲しいですね。
>楠社長とは相通じるものがあったのでしょうか
何度か話をしたら意気投合したというようなことを中野さんが言っていました。
>「世界全体の経済成長に投資する」が、中野さんのお勧めする、普通の人のための資産形成の方法ではなかったのかな・・・・みんな(中野ファン)、この考えに賛同して中野さんについてきていたのでしょ。
新会社でこれをやるのは難しかったのでしょうね。
バンガードも日本からいなくなってしまいましたし。
また、頑張ってやったとしてもスリムオールカントリーには勝てませんし。
たわら男爵さま
返信削除中野さんは「自分が育てた会社を取り上げられてしまった。」という感覚が強いようですね。このような方が、公器としての資産運用会社の経営者としていたら、その会社の社員はついていけないかもしれませんね。
中野さんが自分のお金で運用会社を立ち上げることができない状態で、例えばカン・チュンドさんのように、もっと投資家の近くで助言をできる立場として発信・活動しないのかよくわかりました。
(運用)会社を良く言えば自己実現の場、悪く言えば私物化したいのだと感じます。
しかも、最初から複数の投資信託をファンドオブファンズの形でやっていくようですから自信がおありなのでしょう。チャレンジは自由ですが、私は距離をとって見て参りたいと思います。
中野さんがこういう発言をしてくれて一番ほっとしているのは、
クレディセゾン・セゾン投信ではないかと思います。
コメントありがとうございます。
返信削除>会社を良く言えば自己実現の場、悪く言えば私物化したいのだと感じます。
運用会社も私企業にすぎませんので、誰のものかと言えば株主のものです。
セゾン投信も株主であるクレディセゾンのものですので、セゾンカード投資の導入が株主の意向であれば、それを嫌がったら解任されてもやむを得なかったのかなと思います。
中野さんの新会社が支持されるかどうかは市場競争の結果によるのでしょう。
私は、セゾングロバラを新規設定直後から積立買付した初期の元中野信者ですので、中野さんのご成功を遠くから祈っています。