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2023年9月4日月曜日

スマホ保険、クレジットカード無料付帯の時代へ(三井住友カードは合算OK)

スマートフォンが物損、故障、盗難の被害にあったとき、スマホ保険が利用できると幸せになれます。

三井住友カードが2023年9月1日にスマホ保険を新設したことから、クレジットカードに無料付帯するスマホ保険を整理してみます。




三井住友カードが新設したスマホ保険は、次のとおりです。
https://www.smbc-card.com/mem/service/hoken/hoken_dousan.jsp

1,プラチナカード

物損(画面割れ、水濡れ、汚損等) 10万円自己負担0

自然故障 10万円自己負担0

盗難 5万円自己負担0

紛失、置忘れ 補償対象外

本人が所有かつ使用し、各補償期間(1年ごとに更新)スタート時に購入から2年以内のスマホ、補償期間中に購入したスマホ(中古のスマホは法人が運営しているショップで購入し、3か月以上の動作保証が確認できる書類が必須)。

※補償対象は本人が所有かつ使用している全てのスマホだが、保険金請求後は保険金請求をしたスマホのみとなる(翌年の補償期間のスタート時にリセットされ、翌年の補償対象は本人が所有かつ使用する全てのスマホに戻る)。

※業務用として使用しているスマホは補償対象外。


2,ゴールドカード、プラチナプリファード、オリーブプラチナプリファード

物損(画面割れ、水濡れ、汚損等) 5万円自己負担1万円

自然故障 5万円自己負担1万円

盗難 補償対象外

紛失、置忘れ 補償対象外


3,その他のクレジットカード

画面割れ 3万円自己負担1万円

水漏れ、汚損等の物損 補償対象外

自然故障 補償対象外

盗難 補償対象外

紛失、置忘れ 補償対象外

※当該クレジットカードで携帯電話料金を2か月以上決済しているスマホのみが補償対象だが、NLゴールド、オリーブゴールド、ビジネスオーナーズゴールドは、通信料の決済実績がないスマホも補償対象となる(電話確認済)。

※三井住友カードの保険会社に確認したところ、プラチナプリファード、NLゴールド、ビジネスオーナーズゴールドでスマホ保険を選択し、画面割れが発生して修理代8万円が発生したとき、プラチナプリファードで保険金4万円(補償額5万円-自己負担1万円、保険金支払後の未補償額4万円)、NLゴールドで保険金2万円(補償額3万円-自己負担1万円、保険金支払後の未補償額2万円)、ビジネスオーナーズゴールドで保険金1万円(補償額3万円だが、未補償額が2万円のため、未補償額2万円-自己負担1万円で計算)、合計7万円の保険金がおりるということでした。つまり、複数のカードでスマホ保険を選択したとき、カードの補償金額は単純に合算されるし、前のカードで負担した自己負担金も後のカードで補償される結果、実質的には最後に適用するカードの自己負担金だけを負担すればよいということになります。

※ミライノカードGOLDの保険会社に確認したところ、他社カードのスマホ保険を適用後、その自己負担金相当額をミライノカードGOLDのスマホ保険で請求しても補償対象になるということでした。順番が逆だとダメですので、①まずは自己負担金が設定されているスマホ保険、②一番最後に自己負担金が設定されていないスマホ保険(ミライノカードGOLD等)の順番で保険金請求をするのがよいでしょう。




JCBカードは、2022年10月1日からスマホ保険の無料付帯をスタートしています。
https://www.jcb.co.jp/service/safe-secure/insurance/sp-insurance/index.html



1,ザ・クラス
https://www.jcb.co.jp/premium/theclass/basic/smartphone2207089.pdf


物損(破損、火災、水漏れに限る) 10万円自己負担1万円

自然故障 補償対象外

盗難 10万円自己負担1万5000円

紛失、置忘れ 補償対象外

※補償対象は購入から36か月以内のスマホ。

直近3か月以上連続で携帯電話料金の支払をしていることが必須条件。家族のスマホ(本会員が通信契約をし、かつ、本会員カードで通信料金を決済しているもの)も補償対象

【補償内容の詳細は下記をご覧ください】
●「JCBスマートフォン保険」がすごい
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2571.html



2,プラチナカード、ゴールドカード、デビットプラチナ、デビットゴールド
https://insurance.jcb.co.jp/cm/service/card/pdf/sumaho_02.pdf


ディスプレイ破損 5万円自己負担1万円

ディスプレイ破損でない物損 補償対象外

自然故障 補償対象外

盗難 補償対象外

紛失、置忘れ 補償対象外

※補償対象は購入から24か月以内のスマホ。

直近3か月以上連続で携帯電話料金の支払をしていることが必須条件。家族のスマホ(本会員が通信契約をし、かつ、本会員カードで通信料金を決済しているもの)も補償対象



3,その他のクレジットカードhttps://insurance.jcb.co.jp/cm/service/card/pdf/sumaho_03.pdf


ディスプレイ破損 3万円自己負担1万円

ディスプレイ破損でない物損 補償対象外

自然故障 補償対象外

盗難 補償対象外

紛失、置忘れ 補償対象外

※補償対象は購入から24か月以内のスマホ。

直近3か月以上連続で携帯電話料金の支払をしていることが必須条件。家族のスマホ(本会員が通信契約をし、かつ、本会員カードで通信料金を決済しているもの)も補償対象


このように、破損、火災、水濡れまで補償するのはザ・クラスだけです。しかも、購入から36か月以内のスマホが補償対象となります。

これに対し、プラチナカード以下で補償されるのはディスプレイ破損のみで、購入から24か月以内のスマホしか補償対象になりません。




アメリカンエキスプレスカードは、2023年6月1日からスマホ保険の補償範囲を拡大しました。
https://www.americanexpress.com/jp/index/offers/Topics/2023/smartphone-protection.html


年間総支払限度額がカードのグレードによって違うだけで、その他の補償内容は全グレード共通です。


補償範囲 破損、火災、水濡れ、盗難

自己負担金額 1回の事故につき5000円

※補償対象となるスマホは、購入後36か月以内であること。

本会員カード・家族カードを利用して、直近3か月以上連続で携帯電話料金の支払をしていることが必須条件。

※補償限度額(1年間、1台のみ)は、次のとおり。

プラチナカード 10万円

ゴールドカード、ANAプレミアムカード 5万円

その他(グリーンカード、ANAプレミアムカードを除くもの) 3万円




スマホ保険の嚆矢といえば、ミライノカードGOLDです。
【参考】
●ミライノカードGOLD、年会費無料でスマホ保険が付帯
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2030.html


先ほどミライノカードGOLDの保険会社に確認したところ、他社カードのスマホ保険を適用後、その自己負担金相当額をミライノカードGOLDのスマホ保険で請求しても補償対象になるということでした。順番が逆だとダメですので、①まずは自己負担金が設定されているスマホ保険、②一番最後に自己負担金が設定されていないスマホ保険(ミライノカードGOLD等)の順番で保険金請求をするのがよいでしょう。


ミライノカードGOLDは、他社クレカのスマホ保険の自己負担金まで補償してくれるのに「スマリボ登録+年1回の利用で年会費が無料となる素晴らしいカードでしたが、2023年11月30日で新規発行を終了します。

初年度年会費3300円は必ず支払わなければなりませんが、入会キャンペーン(8000円相当)で賄えました。しかし、入会キャンペーンは2022年9月30日で終了していますので、今から新規発行するのは微妙かもしれません。


※ミライノカードGOLDの補償内容
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/insurance/device/

補償範囲 破損、損壊、水濡れ、水没、故障、盗難

補償金額(修理可能なとき) 年1回3万円免責0

補償金額(修理不可能なとき) 年1回7500円を上限として、スマホ購入代金の25%


メーカー発売日から5年以内であること。

本人名義のスマホであること。

※補償対象のスマホは、初回保険金請求時に固定され、翌年以降もリセットされない。機種変更したときは、保険事故発生前に「変更届出書」を提出していることが必要。



※プラチナデビットカード(審査不要・年会費1万1000円の補償内容
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/insurance/device/

補償範囲 破損、損壊、水濡れ、水没、故障、盗難

紛失、置き忘れは補償対象外

補償金額(修理可能なとき) 年1回10万円自己負担0

補償金額(修理不可能なとき) 年1回2万500円を上限として、スマホ購入代金の25%


メーカー発売日から5年以内であること。

※補償対象はスマホに限定されない。タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン、スマートウォッチ、モバイルゲーム機、モバイル音楽プレーヤーも含む。

※本人名義に限らず、同居の家族名義のものでも補償対象となる。


というわけで、住信SBI銀行のプラチナデビットカードは、年会費1万1000円がかかるものの、


1,モバイル端末保険(スマホは勿論、デスクトップパソコン・携帯ゲーム機も補償対象)が自動付帯する。ただし、紛失、置忘れは補償対象外。

2,旅行保険国内海外)が自動付帯する(国内旅行の航空機遅延保険のみカード決済が必要)。ただし、公共交通乗用具に搭乗中、宿泊施設に宿泊者として滞在中、募集型企画旅行に参加中で発生した保険事故に限る。


という点で非常にコスパがよいと言えるでしょう。


私は、JCBザ・クラスを持っています(JCBの支店長名義の紹介状で取得しました。子供が大学生になったら家族カードを使ってディズニーのラウンジに行くと言っているので、解約できません)。スマホ保険ができた後は、携帯電話料金はザ・クラスで支払っています。

また、ミライノカードGOLDも持っていますので、ザ・クラスの自己負担金相当額(1万円。盗難時の実1万5000円)はミライノカードGOLDで補償してもらえます。


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