マネックス証券は、かつて3大ネット証券の一角でしたが、今ではSBI証券と楽天証券に大きく差をつけられてしまいました。
その先行きが心配されていましたが、新NISAのスタートを直前にして逆転ホームランです。なんとドコモの子会社になります。
※よろしければ、次の記事もご覧ください。
●金融庁、投信のクレジットカード決済を毎月5万円から10~30万円に拡大
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/10/51030.html
●「iPhone14Pro(256GB)」を14万4750円で売却し、3万円の利益が出ました
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/10/iphone14pro144750.html
ソースはこちら。
https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2023/10/04_00.html
https://info.monex.co.jp/press/pdf/press2023_10_4_ms_planet_pr.pdf
ドコモとマネックスグループが本日締結した資本業務提携契約の内容は、次のとおり。
1,2024年1月4日、マネックス証券を100%子会社とする「ドコモマネックスホールディングス」を設立し、マネックスが51%、ドコモが49%の株式を保有する。
2,株式の過半数はマネックスグループが保有するが、取締役の過半数の選任権はドコモが保有する。そのため、ドコモマネックスホールディングスとマネックス証券はドコモの連結子会社になる。
3,マネックス証券の社長は、清明祐子・現社長が続投する。
4,業務提携の概要は、次のとおり。
①はじめての方にも手軽で簡単な資産形成サービスの提供「d払い」アプリを通じて、投資がはじめてというお客さまにも使いやすいUIを採用した資産形成サービスを提供します。はじめての方のニーズを中心にお客さまに寄り添った情報や商品を継続的に提供することで、着実な資産形成をサポートいたします。
また、本資産形成サービスでは、「d払い」との連携はもちろんのこと、「dポイント」・「dカード」・「dアカウント®」等とマネックス証券サービスを連携してまいります。取引や残高、口座開設に応じた「dポイント」の還元や「d払い」・「dカード」による入出金や積立が可能になることで、より多くのお客さまが手軽に資産形成をいただける環境を提供します。
②両社のデータを活用した一人ひとりへの最適な商品の提案
ドコモが保有している9,600万の会員データとマネックス証券のデータを、お客さまから同意いただいた範囲で掛け合わせ、金融CRM(Customer Relationship Management)を構築します。
CRMの情報に基づきお客さまのニーズを可視化することで、より一人ひとりに適した商品の提案を可能にします。
③ドコモショップなどを通じた投資情報・金融教育コンテンツの提供
投資がはじめての方からなじみのある方まで、幅広いお客さまにご利用いただける情報コンテンツや教育サービスなどを提供します。ドコモのオウンドメディアやドコモショップでのセミナーを通じて展開し、お客さまの投資知識・金融リテラシーの向上を後押しします。
④AIによるお客さまサポート
AIを活用し、お客さまそれぞれの投資に関するお悩みの解決に向けたサポートを実施します。
⑤STO(セキュリティ・トークン・オファリング)※1等の次世代金融商品の取り扱い
社会の流れとともに変容するさまざまなお客さまニーズに対応した、先進的な金融商品の開発・販売を実施します。
dカード投資が は・じ・ま・る・よー
【2023.10.5追記】
2024年1月になったらdポイントで投信が買えるようになりそうです。
「d払い」「dカード」とマネックス証券のシームレスな連携は早期に実現するという。さらに「dカード」利用者向けに、「dポイント」が貯まる積立投資サービスや、dポイントで金融商品を購入できるサービスも提供するとした。
https://japan.cnet.com/article/35209876/
私は、dポイント(特に期間限定dポイント)を持て余しており、dポイントで投信を買うために大和コネクト証券を新規開設しました。
しかし、このニュースを知ったとき、「マネックス証券でdポイント投資がスタートするのであれば大和コネクト証券の口座開設をする必要はなかった」と一瞬ですが思ってしまいました。当ブログを見て大和コネクト証券の口座開設をした人が100人以上おり(どこの誰が口座開設をしたのかは分かりませんが、上限である100人分の紹介特典がもらえたので少なくとも100人以上の人が私の紹介コードを利用したことだけは分かります)、おそらくそのうちの大半が同じように感じていると思われるため、大和コネクト証券の口座開設をしてよかった理由をお伝えしておきます。
1,2023年12月までに失効予定のdポイント(期間限定ポイント)を使い切ることができる。
2,セゾンデジタルカード決済で毎月5万円ずつ投信を買うと、2023年9月から2024年2月買付分まで毎月500円相当のポイントがもらえる。
3,2024年3月買付分以降はJQカードセゾン決済で投信を買えば、年会費永年無料のJQカードセゾンゴールドのインビテーションが高い確率で来る。
→JQカードセゾンゴールドのメリットは、大和コネクト証券でスリムオールカントリーを60万円買って、セゾンポケットでセゾングロバラを40万円買うだけで、1万pのボーナスポイントがもらえることです。
楽天証券の「楽天カード+楽天キャッシュ」による実質10万円投資に続き、ドコモマネックスも、「dカード+d払い」で実質10万円投資を実現するのでしょうか。
返信削除SBI証券も、政令改正を待たず「三井住友カード+Vポイント残高」等で実質10万円投資を解禁して欲しいところです。
本命はエポスカード方式へのシステム改修ですが。
コメントありがとうございます。
返信削除>ドコモマネックスも、「dカード+d払い」で実質10万円投資を実現するのでしょうか
そうかもしれませんね。
ただ、tsumiki証券のようにクレジットカード1本で月額10万円を実現してほしいものです。
>SBI証券も、政令改正を待たず「三井住友カード+Vポイント残高」等で実質10万円投資を解禁して欲しいところです。
複数のクレジットカード会社と組んでいるため、難しいと思います。
これは大きな動きですね。記事を拝読してびっくりしました。
返信削除携帯ショップでのセミナーはauが先行実施しているので、KDDIを意識しているのかもしれません。
ググってみたら『dスマートバンク』というデジタル口座サービスが昨年始まっていました。金融と連携する事でdポイント経済圏に顧客を囲い込む作戦でしょうか。
コメントありがとうございます。
返信削除>dスマートバンク
これは知りませんでした。教えていただいてありがとうございます。
良さそうなサービスですので、少し調べてみます。
マネックスは、セゾンカードを切ってアプラスに移ったように、アプラスを切ってdカードに移るのでしょうか?アプラスと切れるのは内心歓迎ですが。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>アプラスを切ってdカードに移るのでしょうか?
アプラスカードはSBIグループですので、切ったのではなく切られたのかもしれません。
マネックス証券はイオン銀行の証券部門を引き受けることになっていたと思いますが、ドコモの子会社化は影響すると思われますか?
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>ドコモの子会社化は影響すると思われますか?
分かりませんが、ドコモはNTTの100%子会社で、NTTの筆頭株主は財務大臣(35%)ですから、ドコモはほぼ国有会社と言えます。
イオン銀行は喜んでいるのではないでしょうか。
話は飛びますが、dポイント交換時の増量キャンペーンの増量が減り、残念です。
返信削除去年は15%だったはずが、今年は5.5%と約1/3になりました。
https://dpoint.docomo.ne.jp/cp_2/alliance_231101_4783/index.html
コメントありがとうございます。
返信削除>dポイント交換時の増量キャンペーンの増量が減り、残念です
残念ですよね。
私は、復活を期待して今回は何もしないことにしました。