本日発売の「週刊ダイヤモンド 2023年11月4日号」で、新NISAの特集記事「まだ間に合う 新NISA徹底活用」が組まれています。24頁~49頁まで内容が盛りだくさんです。
購入しようと思いましたが、私が契約しているU-NEXTの読み放題に含まれていました。
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興味深いのは、30~31頁の社長インタビューです。
信託報酬の引き下げ競争に対し、
大和アセット社長 否定
三菱UFJアセット社長 やる気満々
野村アセット社長 否定
であり、やる気なのはスリムシリーズを擁する三菱UFJアセット社長だけでした。
とはいえ、三菱UFJアセット社長も超低コスト競争に積極的というわけではありません。
三菱UFJアセット社長は、
「他社にもし、信託報酬の引き下げができるという動きがあるなら、われわれもどうするかを考えていかなければいけないと思います。」
と述べていますが、この意味は「他社が引き下げたら付いていかざるを得ないが、自ら進んで引き下げたくはない」(=コバンザメ作戦)ということです。
私は、はじめてのNISAオールカントリーでスリムオールカントリーに喧嘩を売った野村アセット社長が超低コスト競争に消極的だとは予想外でした。
はじめてNISAシリーズで更なる価格破壊があるのかなと思っていたのですが、野村アセット社長にその気は全くないようです。
「当社も価格競争に入り込むという考えは全くありません。ここからもう一段(引き下げる)という考えもありません。」
というわけで、全世界株ファンドではないファンドの更なる値下げが期待された「はじめてのNISA」シリーズでしたが、社長が完全否定したことでその可能性はなくなりました。
残念です。
EDINETを見るとBlackRockが0.05台でSP500投信発売するようですね
返信削除既存のETF(IVV)買うだけファンドと同じマザー
つまりSlimと同じやり方でFatはそのまま残す
2026年までの期間限定ですが、国内ETF1655でも同じ方式で値下げして結局期間限定にせずに後に恒久化されました
他社の対抗次第ということでしょう
三菱がすぐ反応するかは別として、SBI.V.SP500は対抗値下げ必至だと思いますが男爵さまはどう思いますか?
同じETF買うだけファンドなので
そしてSBIが対抗したら三菱も追随になるんでしょうね
いよいよ先進国株カテゴリーだけが値下げ競争の孤児になりそうです
コメントありがとうございます。
返信削除>EDINETを見るとBlackRockが0.05台でSP500投信発売するようですね
販売会社がマネックス証券だけだったので怪しいにおいがして様子を見てみましたが、先ほどマネックス証券がプレスリリースを出し、マネックス証券専売品であることが判明しました。
>三菱がすぐ反応するかは別として、SBI.V.SP500は対抗値下げ必至だと思いますが男爵さまはどう思いますか?
新記事で言及しましたが、スリムはニッセイのほうに対抗値下げすると思います。
また、SBI・Vシリーズは対抗値下げは無理だと思います(マネックス証券のように販売会社が身を削るとは思えないため)。
sbi vシリーズ バンガードが0.01 下げてくれるような 期待できるのではないでしょうか?
削除sbiアセット自体 規模が小さいですからコストの面で頑張ってくれるのを期待してます
コメントありがとうございます。
返信削除>sbi vシリーズ バンガードが0.01 下げてくれる
米国ETFの経費率が0.03%を占めるため、下げる余地がないと思っています。
米国ETFの経費率 0.03%
りそな銀行 0.0154%
0.05775%-0.03%-0.0154%=0.01235%
もうどうにもなりません。
Slimシリーズは常に他社に追従してくれていて、他ブランドのように途中で投げ出さないことが信頼感に繋がってますね。
返信削除ただ、上の方もコメントしてますが、先進国株が置いてけぼりになるのがヤバいですね。米国か全世界が正解になりそうです。
コメントありがとうございます。
返信削除>先進国株が置いてけぼりになるのがヤバいですね。米国か全世界が正解になりそうです。
我々には投信残高ポイントがありますので、大丈夫です。
コスト競争は良い所まできたので、次はどこか決算時に分配して外国税額控除対象となるインデックスファンドを出してくれませんかね。現状対象となっているETFは信託報酬・指数使用料・上場手数料等を加味すると対してお得でも無さそうですし。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>決算時に分配して外国税額控除対象となるインデックスファンド
私もニーズはあると思うのですが(特に高配当株インデックスファンド)、なぜかどれも無分配なんですよね。