私は、ベンツとアウディを1台ずつ保有しています。
私のアウディA3(3代目後期型の最後の特別仕様車)は、2020年12月に新車登録された登録済未使用車で、2021年12月に正規販売店で購入したものになります。
【参考】
●アウディA3を買いました
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-2319.html
購入金額はコミコミ369万円(C200ワゴンの下取価格は20万円でしたので、私がアウディ正規販売店に振込送金した金額は349万円でした)。
私のA3は2020年12月の新車登録ですので、今年が1回目の車検となります。
税金関係はどこでやっても支払額は同じですので、問題は工賃です。今回の車検の工賃は、次のとおりです。
車検基本工賃 46200円
継続検査代行料 21000円
完成検査料 14000円
これが高いかどうかを検討するために、E250ワゴンの車検費用と比較してみます。
●2017年9月
工賃合計 75816円
車検整備一式 55836円
車検代行手数料 10800円
完成検査料 9180円
●2023年9月
工賃合計 89100円
車検整備一式 66000円
車検代行手数料 12100円
完成検査料 11000円
車検基本工賃(ベンツでは「車検整備一式」)は、CセグのA3よりもEセグのE250ワゴンのほうが高いのは当たり前です。
しかし、問題は、車検代行手数料と完成検査料です。2023年の実績値で比較すると、
ベンツ(ヤナセ) 23100円
となります。
車格が2段階下のアウディA3がベンツEクラスの1.52倍の工賃ですから、明らかに過大に思えます。
アウディは、きっと全般的に工賃が高いのでしょうね。おそろしいことです。
さて、代車はA3の現行型(4代目前期型。数か月後に後期型にマイナーチェンジ予定)でした。走行距離は200キロでしたので、ほぼ新車です。
驚いたのが乗り心地の良さです。シートの座り心地が非常に良く、そのおかげで乗り心地が非常に良く感じられます。
しかし、それを覆すデメリットがあります。それはインテリアの全てがとにかく無性に安っぽいということです。
安っぽいソフトパット樹脂、安っぽいハードプラスチック、安っぽいアルミ、安っぽいファブリックシート生地。センターコンソールも広範囲にピアノブラック塗装をしたことで、他人の指紋がペタペタついており、とても汚らしく感じられました。
なぜこれほどまでに安っぽくなってしまったのかは分からないのですが(おそらく再生プラスチック素材を採用したせいでしょう)、インテリアの全てがとにかく無性に安っぽく感じられます。コミコミ500万円レベルの車とは到底思えない安っぽさに驚きました。
また、アウディの最大の武器である「バーチャルコックピッド」(メーター部分をカーナビメインに変更できるもの)が台無しになっていました。地名や施設名が表示されなくなり、国道のマーク(青色の逆三角形に数字が白抜きされているもの)に地図が埋め尽くされるというクソ仕様になっていました。
私のA3は、3代目後期型の特別仕様車です。
非常に質感が高く、車に乗り込むたびに「いい車だな」という思いを抱きます。まさに「小さな高級車」であり、この車の質感に不満を感じる人はいないでしょう。ベンツCクラスでさえ安っぽく感じられる部分が何か所かありますが、私のA3に安っぽく感じる部分は皆無です(ただし、ナビの目的地設定は非常に使いにくいですし、機械洗車をした後にドアを開けると水滴がシートに落ちるという設計の甘さはあります)。
しかし、4代目前期型は、アウディが「小さな高級車」を目指して様々な工夫を積み上げ3代目後期型で結実した質感の高さを台無しにしてしまっています。運転中に随所から視界に入る安っぽさにテンションがダダ下がりになりました。
乗り心地がとても良いだけに、先代の質感を踏襲していたならば、きっと素晴らしい車になっていたことでしょう。それを思うと、勿体なくてため息が何度も出ました。
ナビに関しては、CarPlayを使えば目的地設定が楽になるのではないかと思います。
返信削除Apple純正ナビ以外にYahooやGoogleマップも使えるので、使いにくさは皆無になるかと。
iPhone側で予め目的地を登録しておけばスムーズになるような気がしますが、普段あまりクルマに乗らないので詳しくはお伝えできないのが歯痒いところです。
コメントありがとうございます。
返信削除>CarPlayを使えば目的地設定が楽になる
公式サイトを確認したところ、カーナビだけでなくいろいろなことができそうですね。
今年の年末に大幅アップグレードがされるみたいですので、それを待ってみます。