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本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2023年11月28日火曜日

安全なはずの配当株ETFが裏目に

ブルーグバーグが興味深い記事を公開しています。


●安全なはずの配当株ETFが裏目に、ハイテク株復活で明暗分かれる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-27/S4SANMT0G1KW01?srnd=cojp-v2


記事によると、


1,配当を重視するETFに2022年に流入した金額は600億ドルであり、過去最高額を記録した。

2,しかし、2023年のトレンドはハイテク株であり、ハイテク株中心のETFのリターンは15%を記録した。

3,これに対し、公金や金融株に特化したETFのリターンは-5.4%、SDYは-3%、VYMは横ばい、NOBLは2.3%、PFMは6.6%、VIGは9.6%を記録した。

4,配当を重視するETFに2023年に流入した金額は7億8000万ドルであり、2006年以来の少なさとなった。


ということです。


記事は、次のとおり分析しています。


これは将来の値動きを予測して売買戦略を立てることの危険性を改めて浮き彫りにする。米金融当局による40年ぶりの積極的な利上げを展開する中で、慎重姿勢を強めた投資家は、かねて着実に株主還元を行ってきた安定企業へと吸い寄せられた。だが結果的に、とりわけ国債利回りの上昇にぜい弱なアンダーパフォーマー銘柄を抱え込むことになってしまった。



インデックス投資で成功するための肝は、より早期より多額のお金でインデックスファンドを買い、その後は相場の値動きは一切無視して保有し続けることです。

ここに「将来の値動きを予測して売買戦略を立てること」が介在する余地はありません。


私は、2017年12月、つみたてNISAで「年初一括投資」を推奨しました。

それから6年後の今、なぜか新NISAで年初一括投資をしようとしている人が激増しています。


●新NISA、「年初一括投資」はおやめなさい
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/nisa_20.html


でお伝えしたとおり、年初一括投資では「積立投資のお守り効果」を得ることができません。


年初一括投資をした後、相場が暴落して半額になったときのことを想像して、それでもホールドし続けることができると確信できた人だけが年初一括投資をすべきです。

私が気軽に年初一括投資をできる理由は、特定口座とつみたてNISA口座に莫大な含み益があるからです。もし新NISA口座で元本割れになったとしても、特定口座とつみたてNISA口座の含み益が私の心を支えてくれることでしょう。


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