ブルーグバーグが興味深い記事を公開しています。
●安全なはずの配当株ETFが裏目に、ハイテク株復活で明暗分かれる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-27/S4SANMT0G1KW01?srnd=cojp-v2
記事によると、
1,配当を重視するETFに2022年に流入した金額は600億ドルであり、過去最高額を記録した。
2,しかし、2023年のトレンドはハイテク株であり、ハイテク株中心のETFのリターンは15%を記録した。
3,これに対し、公金や金融株に特化したETFのリターンは-5.4%、SDYは-3%、VYMは横ばい、NOBLは2.3%、PFMは6.6%、VIGは9.6%を記録した。
4,配当を重視するETFに2023年に流入した金額は7億8000万ドルであり、2006年以来の少なさとなった。
ということです。
記事は、次のとおり分析しています。
インデックス投資で成功するための肝は、より早期により多額のお金でインデックスファンドを買い、その後は相場の値動きは一切無視して保有し続けることです。
ここに「将来の値動きを予測して売買戦略を立てること」が介在する余地はありません。
私は、2017年12月、つみたてNISAで「年初一括投資」を推奨しました。
それから6年後の今、なぜか新NISAで年初一括投資をしようとしている人が激増しています。
●新NISA、「年初一括投資」はおやめなさい
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/nisa_20.html
でお伝えしたとおり、年初一括投資では「積立投資のお守り効果」を得ることができません。
年初一括投資をした後、相場が暴落して半額になったときのことを想像して、それでもホールドし続けることができると確信できた人だけが年初一括投資をすべきです。
私が気軽に年初一括投資をできる理由は、特定口座とつみたてNISA口座に莫大な含み益があるからです。もし新NISA口座で元本割れになったとしても、特定口座とつみたてNISA口座の含み益が私の心を支えてくれることでしょう。
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