注目の投稿

【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2024.3)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2023年11月20日月曜日

新NISA、「年初一括投資」はおやめなさい

私は、「つみたてNISA」がスタートする直前の2017年12月18日、


●つみたてNISAは年初の一括投資で骨までしゃぶろう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-702.html


で年初一括投資を推奨し、自分でも年初一括投資を続けてきました。

それから6年、ずっと「つみたてNISAでは年初一括投資」と言い続けてきました。
その甲斐あって「年初一括投資」というワードが様々な媒体に登場するようになったものの、実践者はなぜか増えず残念に思っていました。

しかし、楽天証券とSBI証券で新NISAの積立設定が可能になった今月、なぜか年初一括投資の設定をする人が激増しています。Twitterで「NISA 年初一括」と検索すると、非常に多くの人が「年初一括投資をした」と言っています。とても驚きました。

というのは、つみたてNISAでは年初一括投資をすべきだったのですが、新NISAでは年初一括投資をすべきではないからです


え?そんなこと言って、新NISAでも年初一括投資をやろうとしてるよね?

そのとおり、私は、新NISAでも年初一括投資をする気満々で、既に設定を済ませました。
【参考】
●SBI証券で新NISAの「年初一括投資」の設定をしました
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/11/sbinisa.html


しかし、考えてみてください。
新NISAで年初一括投資をしようと思ったら毎年360万円が必要です。新NISAの生涯投資枠1800万円を最速で埋めたいのであれば、5年間、年初一括投資を繰り返す必要があります。
問題は「そのお金をどこから用意するのか」ということです。

私の場合は、投資に回すつもりがなかった無リスク資産を取り崩して用意します。
そもそも、私は、たわら先進国株が新規設定された2015年12月の時点で自身の資産を総整理し、

リスク資産 6割
無リスク資産 4割

にしました。

リスク資産は「VT」と「たわら先進国株」が半分ずつ、無リスク資産は「個人向け国債変動10」です。

あれから8年。
VTとたわら先進国株には手を付けていません。個人向け国債変動10も大半が残っています。
今から思えば明らかに無リスク資産を残しすぎていますが、ストレスなく穏やかな気持ちでリタイア生活を過ごすために十分な無リスク資産を確保しておくことは私にとっては必須条件でした。

私は、アーリーリタイアした時点で十分な資産を保有しており、今後の人生において投資をする必要はなかったものの、お金を気にして生活をしなければならないストレスは嫌だったので総資産の6割でインデックス投資をすることにしました。
投資は成功し、現在の総資産(リスク資産+無リスク資産)は、2015年12月時点の2.2倍です。私の資産形成段階は終了しているため、普通に特定口座で積立投資をする気にはなれません。
とはいえ、クレジットカード決済、つみたてNISA、新NISAといったお得に投信を買えるチャンスを探し、それらを骨までしゃぶることが楽しくて仕方がないため、日々の生活を楽しむためにインデックスファンドをバイしています。


さて、新NISAを資産形成の中核にしようと考えている多くの人にとって、新NISAのベストな利用方法は次のとおりです。

1,手持ちの余剰資金が既にあり、新NISAをきっかけに投資をしたいと考えている人
(1)手持ちの余剰資金を60等分し、60分の1ずつ投資信託を積立買付してください
私ならば、月額10万円までのお金はつみたて投資枠で(クレジットカード決済を利用)、月額10万円を超えるお金は成長投資枠で、月額30万円を超えるお金は特定口座で、たわら先進国株だけを買い続けます。

(2)クレジットカード決済による投信積立サービスは非常にお得なので、月額30万円を超えるお金は新NISA口座を開設していない他の証券会社のクレジットカード決済による投信積立サービスを利用すべきです。

(3)毎月の収入やボーナスの余剰資金は、新NISAの枠が余っていればそれを真っ先に埋め、余っていなければ他の証券会社のクレジットカード決済による投信積立サービスの原資にすべきです。


2,手持ちの余剰資金がなく、毎月の収入やボーナスの余剰資金で積立投資をしようと考えている人
(1)月額10万円までのお金はつみたて投資枠で(クレジットカード決済を利用)、月額10万円を超えるお金は成長投資枠で、月額30万円を超えるお金は他の証券会社の特定口座(クレジットカード決済を利用)で同じ投資信託を買い続けてください。

(2)信託報酬が高く、追加購入の予定がない投資信託がある人は、上記(1)の投資金額が年360万円に足りなければ、新NISAで年360万円の投資信託を購入できるように不足分を売却し、その売却金で年初一括投資をすべきです。
ただ、ログイン画面で昔の投信を見るのが嫌だという人は、昔の投信を売却して新NISAの年初一括投資の原資にし、毎月の収入やボーナスの余剰資金は特定口座のクレジットカード投資の原資にしてもよいでしょう。


3,手持ちの余剰資金も、毎月の収入やボーナスの余剰資金もない人(リタイア者や専業主婦等)
(1)特定口座で保有している投信を信託報酬が高い順に売却して、そのお金を使って新NISAで年初一括投資をしてください。
例えば、特定口座でたわら先進国株しか保有していなかったとしても、特定口座のたわら先進国株を売却して新NISA口座でたわら先進国株を買い直したほうが得です。

(2)夫が妻にお金を渡すと、年110万円を超える部分に贈与税がかかります。お金を渡すとしても年110万円以下にとどめるべきです。



私は、かつて、つみたてNISAをワインに例えました。

つみたてNISAは、毎年1本ずつ瓶詰のワイン(容量40万円)を作り続けるようなものです。
1年かけて同じ瓶に少しずつワインを注入するよりも、初日に一気に注入して封をして20年寝かせるほうがおいしいワインになります。
また、1年目のワインの中身と2年目のワインの中身は別々の瓶(=別々の勘定)に入っているため、これらが混ざり合うことはありません

これに対し、新NISAは大きな樽(容量1800万円)のようなものです。
しかも、1年で詰められる量は5分の1(360万円)までという制約がありますので、初日に一気に注入してずっと寝かせておくことはできません。1年目に5分の1を一気に注入したとしても2年目には新たに5分の1を注入しなければなりませんし、2年目に注入したものは1年目に注入したものと混然一体に混ざり合います。

このように、つみたてNISAは、翌年以降の投資状況(=取得単価)に影響されるということはありません。
しかし、新NISAは、同じ樽に1年目、2年目、3年目・・・と注入し続けるため、翌年以降の投資状況(=取得単価)に影響されることになります。
これはまさに特定口座での投資と同じ状況であり、新NISAでは、特定口座と同じように「積立投資のお守り効果」を期待することができます。
【参考】
●積立買付で含み益というお守りを獲得しよう
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-622.html
●一括投資か積立投資かという議論はナンセンス
http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1905.html



とはいえ、新NISA口座には、特定口座にはない節税メリット(=利益に課税されない)があります。
そのため、毎月の収入やボーナスの余剰資金が年360万円に足りなければ、不足分を特定口座で保有中の投信を売却してまかなうことで、より早く、より多額のお金を新NISA口座に投入すべきです。

ここで疑問に思う人がいるかもしれません。
例えば、毎月の収入から30万円の余剰資金がある人(特定口座でも相当額の投信を保有中)がいるとして、毎月30万円ずつの積立投資を新NISA口座でしたほうがよいのか、特定口座で保有中の投信を売却して360万円を用意して新NISA口座で年初一括投資をし、毎月の収入の余剰資金は特定口座で積立投資をしたほうがよいのか、ということです。

このようなやり方をしようと思う意味は、特定口座にはない新NISAの節税メリット(=利益に課税されない)を獲得するためです。しかし、特定口座で保有中の投信を売却すると、それまでに発生した利益に課税されることになります。
信託報酬が高く追加購入の予定がない昔の投信であれば、さっさと売却して新NISA口座で超低コスト投信を買ってスッキリするのもよいでしょう。
しかし、例えば、特定口座でたわら先進国株を保有している人がそれを売却し、新NISA口座でたわら先進国株を買い直すことはやめるべきです。

というのは、新NISAの節税メリットは年1%程度に過ぎないからです。

例:100万円で買った投信が105万円(1年の期待リターン5%)に値上がったとする。
利益5万円×20.315%=1万0157円が課税されるところ、新NISA口座で買っていれば課税されず、1万0157円を支払わずに済む。
100万円に対して1万0157円の得ということは、新NISAの節税メリットは1年でおよそ1%といえる。



以上を整理します(手持ちの余剰資金がない人の対処方法)。

1,特定口座に不要な投信(例:信託報酬が高い、追加購入する予定がない、今欲しいかと言われれば要らないもの)がある人は、それを売却して新NISAで年初一括投資をする。売却金が360万円に足りなければ、毎月の収入やボーナスの余剰資金から追加投資し、枠が埋まった後は特定口座で積立投資をする。

2,特定口座に不要な投信がない人は、毎月の収入やボーナスの余剰資金で新NISAの枠を埋める。枠が余れば、特定口座で保有中の投信を必要な限度で売却して枠を埋める。

例:毎月5万円ずつ投資できる人は、特定口座で保有中の投信を240万円分まで売却し、その売却金で年初一括投資をする。

3,例外として、特定口座で保有中の投信(=今欲しいかと言われれば欲しいもの)の含み益が僅少(=値上がり益課税が無視できるほど少額)なときは、特定口座の投信を売却し、そのお金を使って新NISAで年初一括投資をしてもよい。

23 件のコメント:

  1. 年初一括投資ブームの湧き上がる時はだいたい足元の相場が良い時ですね
    直近では2022年初がそうでした
    前年の2021年の相場が直線的に上昇したので2022年もそうなるだろうという根拠無き期待が蔓延していました
    レバナスブームの頂点です
    果たしてハイテク株は暴落し欧米の指数も下落しましたが、日本人は為替で助けられました
    今年2023年初は年初一括投資する人なんて男爵さん以外ほとんどいなかったはず
    誰もが年前半の米国景気後退入りを予想していました
    来年2024年はソフトランディングで利下げも近い、相場は上げ基調だろうから年初一括投資が有利、と多くの個人投資家が強気なのでしょう
    だいたい多数の期待の逆を行くのが相場の常
    来年は円高再来、トランプ復活の悪夢再来、いろいろと難儀しそうな気配ではあります

    返信削除
  2. いつも詳しい解説をありがとうございます。
    拝読したところ、自分の場合はどのパターンなのかよく分からなかったので質問させていただきます。
    毎月30万円の出力はない会社員で、また余剰資金はほとんど投信(一般NISA・特定口座)なので、取り崩さないと360万円に届かない見込です。
    この場合、年末に満期になる一般NISA200万円強(たわら先進国株)を原資に新NISAを買ったほうが良いか悩んでいます。
    ①年内、特定口座(樽)に注入する前に売却して年初一括投資の原資にする(課税なし)
    ②来年、特定口座(樽)に混入してから売却して年初一括投資の原資にする(少し薄くなったたわらに課税)
    ③その他、アイデアがあればご教示いただければと思います

    返信削除
  3. 360万一気に埋めて翌年に備えて各証券会社でクレカ積立をして、その積立分が来何度末にプラスであれば売却してその資金で再来年度当初の一括資金に充てるというやり方は合理的でしょうか?それとも、売買手数料?などの面で非合理でしょうか?

    返信削除
  4. こんにちは。いつも楽しく拝読させていただいております。
    記事内で述べられていない、余剰資金があるケースについて質問させてください。

    私は現在、
    ・無リスク資産を1200万円程度
    ・リスク資産を500万円程度(含み益は150万円ほど)
    というバランスです。含み益的に暴落時にもある程度の精神的クッションが得られそうに思うため、新NISA初年度は年初一括購入を行いバランサを整えるつもりです。

    この場合でも年初一括購入より60等分が推奨されますでしょうか?ご意見を伺いたいです。

    返信削除
  5. 毎日拝見しております。非課税期間が今年で終わる普通NISAの投信があります。新NISAの原資としてこちらを年内に現金化するのは、このまま特別口座に移管するよりお得でしょうか?

    返信削除
  6. SBI証券とSBIネット銀行をつなぐ「SBIハイブリッド預金」の機能は利用されていますか?
    この機能についてのたわら男爵の見解をお聞きしたいです。
    今後の新NISAでは投資金額が大きくなり入金忘れを防止するのに良いかなと思っていますが、デメリットもあるようなので導入するか迷っています。

    返信削除
  7. 男爵様
    いつも興味深く拝見させていただいております。一点教えてください。
    「特定口座で保有中のたわら先進国株の新NISA移行は節税メリットが1%程度だからやめるべき」とのことですが、骨までしゃぶりつくす男爵様ならたとえ1%でもしゃぶりに行くものと思っていました。
    この移行を勧めない理由は本当に「たった1%だから」なのでしょうか?

    返信削除
  8. 新NISAで買うのは、オルカンよりたわらがいいですか? これまでたわらを買ってましたが、オルカンに変えました。

    返信削除
  9. コメントありがとうございます。

    >今年2023年初は年初一括投資する人なんて男爵さん以外ほとんどいなかったはず

    そうなんですよね。
    年初一括投資が突然ホットな話題になって驚いています。

    >来年2024年はソフトランディングで利下げも近い、相場は上げ基調だろうから年初一括投資が有利、と多くの個人投資家が強気なのでしょう

    熟考の結果として年初一括投資を選択したのであればよいのですが、多くの人は雰囲気に流されてやっていると思われ、信念をもってバイアンドホールドすることは難しそうです。

    >年末に満期になる一般NISA200万円強(たわら先進国株)を原資に新NISAを買ったほうが良いか悩んでいます

    私ならば、一般NISA口座にあるうちに売却して、そのお金を使って新NISAで年初一括投資をして、残りの枠は毎月の収入やボーナスの余剰資金で埋めます。

    >360万一気に埋めて翌年に備えて各証券会社でクレカ積立をして、その積立分が来何度末にプラスであれば売却してその資金で再来年度当初の一括資金に充てるというやり方

    新NISAの節税メリットは年1%ですから、他の証券会社でクレカ投資をしたときの還元率と変わりませんので、私ならば新NISA口座で買っていきます。

    なお、現時点で手持ちの余剰資金があるのであれば、30等分して毎月の積立金額に上乗せした新NISAで買ったほうがよいと思います。

    >・無リスク資産を1200万円程度
    ・リスク資産を500万円程度(含み益は150万円ほど)
    この場合でも年初一括購入より60等分が推奨されますでしょうか?

    今500万円しか保有していないのに、年初一括投資をしたら860万円に激増するわけですから、私ならばやりません。

    暴落が発生して860万円が半減することを想像してみてください。きっと耐えられないと思います。

    >非課税期間が今年で終わる一般NISAの投信があります。新NISAの原資としてこちらを年内に現金化するのは、このまま特定口座に移管するよりお得でしょうか?

    特定口座に自動移管後に売却すると、特定口座で保有していた投信と混ざって課税されますので、私ならば一般NISA口座にあるうちに売却します。

    >「SBIハイブリッド預金」の機能は利用されていますか?

    金利が引き下げられる前は利用していましたが、引き下げられた後は楽天銀行→auじぶん銀行を利用しています。

    >新NISAでは投資金額が大きくなり入金忘れを防止するのに良いかなと思っています

    SBI証券の「銀行引落サービス」を利用してみたらどうでしょうか。

    >の移行を勧めない理由は本当に「たった1%だから」なのでしょうか?

    特定口座の投信を売却して新NISA口座で買い直すと課税され、新NISAの節税メリットを上回るからです。

    >新NISAで買うのは、オルカンよりたわらがいいですか?

    新興国株が欲しいかどうかで判断してください。
    私は要らないので、たわら先進国株を買います。

    返信削除
  10. 新NISAでの投資についてアドバイスいただければと存じます。
    私は非正規労働者(給与は時給x実労働時間で計算)、余剰資金無しです。
    入金力が無いので新NISAは無理なく続ける為、月3-4万円で積立予定です。
    ただ月によって給与が多い事があり、この時は成長投資枠を使って少しでも投信を買うべきでしょうか?
    ポイント投資も併用したいのですが、ポイントも即座に成長投資枠で投信を買うべきでしょうか?

    返信削除
  11. コメントありがとうございました。
    一般NISAの年内売却はタイミング投資となり、年始に高騰したとき辛いのが気になります(年初一括勢が多そうですし)

    返信削除
  12. ミラクルガール2023年11月21日 20:10

    いつも貴重なご意見ありがとうございます。
    現在の保有資産は、現金1,500万円、個人向け国債1,000万円、たわらノーロード先進国株が1,000万円です
    たわら先進国株の内訳は、特定口座に760万円(評価額は1,800万円です)、積み立てNISA口座に240万円(評価額は409万円です)です。
    現金と個人向け国債は崩さない予定です。また、これから特定口座で投資信託を購入する予定はありません。

    たわら男爵さんのブログを読む前でしたら、年初に、特定口座にあるたわらノーロード先進国株360万円分を売って、そのお金で、年初に新NISAで、たわらノーロード先進国株360万円分の購入を5年間続けることを考えていました。
    年初一括投資をして、暴落がきたときに耐えられるかという文章を読んだ時に、どのようにしたら良いか、分からなくなってしまいました。年初一括購入ではなく、毎月30万円の購入にしたら良いのかなど。
    たわら男爵さんでしたら、どのようにいたしますか。個人的なご意見で構いませんので、ご返信いただければ幸いです。

    返信削除
  13. コメントありがとうございます。

    >月によって給与が多い事があり、この時は成長投資枠を使って少しでも投信を買うべきでしょうか?

    私は、十分な無リスク資産を確保しなければ安心して投資することはできないと考えていますが、何をもって「十分」であると考えるかはその人によりますので、一概には言えません。

    >ポイント投資も併用したいのですが、ポイントも即座に成長投資枠で投信を買うべきでしょうか?

    ポイントはないものだと思って全て投信を買うほうがよいと思います。

    >一般NISAの年内売却はタイミング投資

    つみたてNSAではなく一般NISAを選択した時点で出口をどうするかという悩みが必ず発生します。
    私は悩むのが嫌でつみたてNISAにしました。

    >これから特定口座で投資信託を購入する予定はありません。年初に、特定口座にあるたわらノーロード先進国株360万円分を売って、そのお金で、年初に新NISAで、たわらノーロード先進国株360万円分の購入を5年間続けることを考えていました。

    これ以外の選択肢はないと思います。

    >年初一括投資をして、暴落がきたときに耐えられるかという文章を読んだ時に、どのようにしたら良いか、分からなくなってしまいました。

    既に特定口座でリスクを取っているわけですから、特定口座で暴落するか、新NISA口座で暴落するかの違いだけで、暴落に巻き込まれた悲しみは同じです。

    返信削除
  14. ミラクルガール2023年11月21日 23:16

    ご返信ありがとうございます。凄く嬉しいです。

    返信削除
  15. お忙しいところ恐縮です。

    以下のような状況において、男爵様ならどのような投資行動がベストとお考えになりますか?

    ・50歳代中頃
    ・来年リタイア予定
    ・その後は無職または年間50万円ほどのバイト
    ・リスク資産(インデックス中心)8000万
    ・無リスク資産(定期など)6000万
    ・年金は約100万円台
    ・年間の支出は約400万前後
    ・ひとまず来年は、ニーサとクレカ積立(2社で5万ずつ)を合計480万する予定

    無リスク資産が相対的に多いと思いますが、安心のためこのようなバランスです。

    このような状況の場合の今後の経済行動について、全般的にどのようなことでも構いませんので、アドバイスいただけないでしょうか?

    宜しくお願い致します。


    返信削除
  16. なかのアセットマネジメント株式会社が、スパークス・グループ株式会社及び第一生命ホールディングス株式会社をそれぞれ引受先とした第三者割当増資により6億円の資本調達を実施したそうです。
    中野さんのガッツには感服します。

    達人ファンド同様、中野日本株ファンドは、スパークスグループに委ねることになるんでしょうね。

    返信削除
  17. コメントありがとうございます。

    >このような状況の場合の今後の経済行動

    リタイア後は投資に回すお金はなさそうですので、

    1,リタイアまでの間に毎月の収入やボーナスの余剰資金で新NISAでできるだけ投信を買う(枠が余れば特定口座の投信を売却して新NISA口座で買い直す)

    2,リタイア後は、特定口座の投信を売却して新NISA口座で年初一括投資をして、最速で新NISAの枠を埋める

    3,無リスク資産6000万円は多すぎるため、クレカ投資を利用して少しずつリスク資産を買い続けたほうがよい

    といったところでしょうか。

    >なかのアセットマネジメント

    成功する気がしませんが、インデックス投資を否定してどのようなアクティブファンドを作るのかは興味があります。

    返信削除
  18. 初めて書き込みますが、ちょくちょく拝見して、大変参考になっています。

    さて、今回の記事なのですが、違和感を感じる部分がありました。

    『例えば、特定口座でたわら先進国株を保有している人がそれを売却し、新NISA口座でたわら先進国株を買い直すことはやめるべきです』
    ここですが、私は基本的にはコストが低くても乗り換えだと思っています(もちろん全てのパターンがそうだとは言えませんが…)

    例えば下記の例(そんなに特殊な例では無いです)

    条件 元本50万、利益50万の特定口座の投資信託について、20年後に利益が2倍になったものを売却する(分かりやすくするために税金は20%とさせてください)

    ◾️すぐ乗り換え
    100万円を売却し税金を引いて90万円になったものを新NISAで買

    20年後の2倍時に売却すると180万円

    ◾️乗り換えずに保留
    100万円を売却せずに保有

    20年後の2倍時に200万円を売却すると税金を引いて160万円

    これは一例であり、含み益や保有期間により違いはするものの、長期保有&5%程度の期待リターンであれば、即乗り換えの方が良いケースの方が多いと考えます。

    返信削除
  19. コメントありがとうございます。

    >私は基本的にはコストが低くても乗り換えだと思っています

    本文末尾をご覧ください。


    特定口座に不要な投信がない人は、毎月の収入やボーナスの余剰資金で新NISAの枠を埋める。枠が余れば、特定口座で保有中の投信を必要な限度で売却して枠を埋める。

    返信削除
  20. 法改正で特定口座の税率引き上げられるのが怖いので特定にある金は一刻も早くNISAへ一択は正しい選択でしょうか?

    返信削除
  21. コメントありがとうございます。

    >法改正で特定口座の税率引き上げられるのが怖い

    最低でも数か月は余裕がありますので、決まったらどうするかを考えればよいと思っています。

    返信削除
  22. こんにちは。
    いま特定口座に含み益100万円の投資信託が360万円あるとします。
    1.売ると203,150円が課税される
    2.売らないで10年後に含み益が200万円に増えていた場合、そこで売ると406,300円が課税される

    1のパターンで売って新NISA口座で360万円買い直した場合、10年後の含み益が100万円に増えていた場合、非課税なので203,150円が節税できることにはなると思うのですが、間違えていますでしょうか?

    頭が混乱しています。
    宜しくお願い致します。

    返信削除
  23. コメントありがとうございます。

    この理解で合っています。

    しかし、毎月の収入やボーナスの余剰資金があるのであれば、その分は普通に新NISA口座で投信を買って枠を埋める(=特定口座で保有している投信を売却して新NISA口座で買い直すのは枠が余った分に限定する)ほうが得です。

    返信削除