上記記事によると、
1,ネット証券大手5社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券)における新NISAの積立設定金額は、12月20日時点で2300億円に達した。
2,ネット証券大手5社の現行NISAのシェアは、6割強。
3,つみたてNISAの月間買付金額は、1000億円。
4,世界株や米国株に人気が集中しており、もっとも積立金額が多いファンドはスリムオールカントリーである。
ということです。
シェア6割強のネット証券大手5社で2300億円の積立設定金額ということは、2024年1月以降、概算で毎月3800億円、1年で4兆5600億円ものお金が投資信託の購入資金として流れ込むということになります。
1年で4兆5600億円という数字だけではピンときませんが、日本の公募投資信託の純資産総額は約190兆円であることを考えると、新NISAがものすごい需要を喚起していることが分かります。
そして、世界株や米国株に人気が集中しているということは、2024年1月以降、毎月3800億円、1年で4兆5600億円の円が売られ続けることを意味します。
来年以降は、今まで以上の円安相場になりそうです。
2019年4月の国際決済銀行の調査にでもドル円の1日の平均取引量は1兆1,080億米ドルなので焼石に水のような気がしないでもないですね。
返信削除年間のドル円の為替総取引量を調べてみたところ
返信削除1京円超えているようです。そうだとすると投資信託買い付けなど、大した取引量で無いという感じもしますが、どうなんでしょう?
コメントありがとうございます。
返信削除為替は実需よりも雰囲気で動くことが多いため、私は、市場関係者の心理状態に結構な印象を与えるのではないかと思っています。
それこそ男爵が日頃から述べておられるように、素人には(プロでも)特定の株価予測を的中させる能力なぞあるわけがない、いわんや為替をや、という状況そのものではないでしょうか。
返信削除この現象が為替相場変動の要因たる程のものなのか、それどころか、そんなもの問題にならないほど影響の大きな事象が発生するか否かすら神以外に知り得ないでしょう。
コメントありがとうございます。
返信削除>この現象が為替相場変動の要因たる程のものなのか、それどころか、そんなもの問題にならないほど影響の大きな事象が発生するか否かすら神以外に知り得ないでしょう
全くそのとおりですね。
ただ、私は、含み益がますます増え続ける未来が到来するかもしれないと思うと、今からニヤニヤがとまりません。」