ステート・ストリート社は、2024年1月11日、S&P500ファンドを信託報酬0.0748%で新規設定します。
※よろしければ、次の記事もご覧ください。
●ステート・ストリート・グローバル株式、0.0748%で登場(たわら先進国株の方が安い)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/12/00748.html
●「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、3兆円に到達
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/12/emaxis-slimsp5003.html
ステートストリート社は、新NISAのスタートに合わせて低コストインデックスファンドシリーズ「SSGAインデックス・シリーズ・ライト」を作りました。当ファンドはそのひとつになります。
https://www.ssga.com/library-content/assets/pdf/apac/announcements/2023/ja/20231221-fund-announcement.pdf
信託報酬 0.0586%(ただし、2026年5月8日以降は0.09072%)
投信残高ポイント 0.01%(マネックス証券)
新規設定日 2023年11月17日
●ステート・ストリート・グローバル株式、0.0748%で登場(たわら先進国株の方が安い)
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/12/00748.html
●「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、3兆円に到達
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2023/12/emaxis-slimsp5003.html
ファンドの正式名称は、
ステート・ストリートS&P500インデックス・オープン
です。
ステートストリート社は、新NISAのスタートに合わせて低コストインデックスファンドシリーズ「SSGAインデックス・シリーズ・ライト」を作りました。当ファンドはそのひとつになります。
https://www.ssga.com/library-content/assets/pdf/apac/announcements/2023/ja/20231221-fund-announcement.pdf
信託報酬は税込0.0748%です。
なお、法定書類の作成費用は信託報酬に含まれず、別途徴収されます。
マザーファンドを買うだけファンドになりますが、マザーファンドの純資産額は793億円です。
超々低コスト米国株インデックスファンドは次のとおりですが、本ファンドはS&P500ファンドとしては最安になります(マネックス証券専売品のつみたてS&P500が米国株インデックスファンドが最安なのは、2026年5月7日までの期間限定)。
信託報酬 0.0586%(ただし、2026年5月8日以降は0.09072%)
投信残高ポイント 0.01%(マネックス証券)
新規設定日 2023年11月17日
純資産額 3億5500万円
2,〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・S 米国株式500インデックスファンド
信託報酬 0.05775%
投信残高ポイント 0.0187%(SBI証券)
新規設定日 2023年11月13日
2,〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・S 米国株式500インデックスファンド
信託報酬 0.05775%
投信残高ポイント 0.0187%(SBI証券)
新規設定日 2023年11月13日
純資産額 5億1100万円
3,楽天・S&P500インデックス・ファンド
信託報酬 0.077%
投信残高ポイント 0.028%(楽天証券)
新規設定日 2023年10月27日
信託報酬 0.077%
投信残高ポイント 0.028%(楽天証券)
新規設定日 2023年10月27日
純資産額 111億5100万円
4,PayPay投資信託インデックスアメリカ株式
信託報酬 0.0806%
投信残高ポイント なし
新規設定日 2023年3月22日
信託報酬 0.0806%
投信残高ポイント なし
新規設定日 2023年3月22日
純資産額 5億9900万円
5,PayPay投信米国株式インデックス
信託報酬 0.0915%
投信残高ポイント 0.029%(SBI証券)
新規設定日 2022年3月16日
信託報酬 0.0915%
投信残高ポイント 0.029%(SBI証券)
新規設定日 2022年3月16日
純資産額 6億2000万円
6,eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
信託報酬 0.09372%
投信残高ポイント 0.0326%(SBI証券)
新規設定日 2018年7月3日
信託報酬 0.09372%
投信残高ポイント 0.0326%(SBI証券)
新規設定日 2018年7月3日
純資産額 3兆0230億2100万円
793億円のマザーファンドを買うだけファンドが超々低コストで登場したことで、スリムS&P500にとっては対抗値下げが待ったなしの厳しい状況となりました。
なお、対抗値下げをするとしても、本ファンドの0.0748%にとどめるわけにはいきません。
なぜなら、同種ファンドと言えるニッセイS米国株式500の0.05775%まで引き下げなければ、「業界最低水準の運用コストをめざす」というブランドバリューが崩れ顧客離れが発生するリスクがあるからです。
スリムの動きが本当に遅い
返信削除各社の動きが出揃うまで年末までは何も動かず待とうという姿勢が本当に潔くない
さて、スリムとSBI・Vがどう決断するのか?
スリムは0.05台まで下げるのか?
SBI・Vは0.07台が精一杯か?
まさかのスルーをかますのか?
コメントありがとうございます。
返信削除>スリムとSBI・Vがどう決断するのか?
ステートストリート社が参戦したことで、スリムは対抗値下げに踏み切らざるを得なくなったと思います。
ただ、SBI・Vシリーズは米国ETFの経費率が重荷になって身動きが取れないでしょうね。
格下のSS社が0.07台のライトSP500を出した以上、ブラックロックは iシェアーズ米国株式(S&P500)の追随値下げをしてくる公算大ですね
返信削除マネックスだけに提供した専売品つみたて iシェアーズ米国株式(S&P500)の経緯がまさに謎です
専売品じゃない方のiシェアーズ米国株式(S&P500)は誤認防止の為かマネックスでは販売停止になりました
なんだかなし崩し的にブラックロックも0.05台のスリムかライト版を出してきそうな気もします
ステート・ストリート 日本で商売してるなんて知りませんでした 撤退したバンガードも将来帰ってくる可能性あるのですかね 米国の巨大な金融組織に現在の日本の状況は どのよう考えられているのか興味深いです
返信削除日銀の無能さも 含めてです
コメントありがとうございます。
返信削除>ブラックロックは iシェアーズ米国株式(S&P500)の追随値下げをしてくる公算大
信託報酬0.0748%に対抗するためには、米国ETFの経費率0.03%、運用会社報酬0.0011%、信託銀行報酬0.0165%を維持すると、販売会社報酬を0.0462%から0.0272%に削る必要があります。
ただ、現物運用のステートストリート社には更なる引き下げ余地がありますが、米国ETFを買うだけファンドのブラックロック社が更に引き下げるためにはマネックス証券専売品のような無理(販売会社報酬0.011%)をしなければなりません。
それを考えると、ブラックロック社にこれ以上の頑張りを期待することは難しいと思っています。
>ステート・ストリート 日本で商売してるなんて知りませんでした
ステートストリート社は、スリムオールカントリーがMSCIジャパン指数のマザーファンドを作るまで、日本で唯一、MSCIジャパン指数のマザーファンドを持つ運用会社でした。
>撤退したバンガードも将来帰ってくる可能性あるのですかね
ミューチュアルファンドの信託報酬がETF水準になってしまった今、販売会社や信託銀行と報酬を分け合わなければならないミューチュアルファンドより米国ETFを売ったほうが儲かると考えているのではないでしょうか。