楽天プラスシリーズは、「信託報酬だけでなく総経費率でも業界最低水準を目指すファンド」です。
ラインナップは次のとおり。
S&P500 信託報酬0.077%
先進国株式(除く日本) 信託報酬0.088%
日経225 信託報酬0.132%
SOX 信託報酬0.176%
全世界株(オールカントリー) 408億8600万円
S&P500 547億5700万円
先進国株式(除く日本) 14億1300万円
日経225 34億7400万円
SOX 1億円
NASDAQ100 1億5000万円
NASDAQ100 信託報酬0.198%
楽天プラスシリーズは、2023年10月27日、オールカントリーとS&P500の2ファンドからスタートしました。
2023年12月22日には先進国株式と日経225の2ファンド、2024年1月30日にはSOXとNASDAQ100の2ファンドがシリーズに加わりました。
楽天プラスシリーズの販売会社は楽天証券だけですので、楽天証券に口座がある人しか買うことができません。
SBI証券ではなく楽天証券をメインにしている人は、大なり小なり楽天ポイントが好物です。楽天証券は、信託報酬が最安で保有額に応じた楽天ポイントがもらえるというお得感を演出することで、お得が大好きという顧客の本能に訴求することに成功しました。
その結果として、シリーズ全部の純資産額が1月30日付けで1007億8000万円となり、わずか3か月で1000億円の大台に到達しました。
S&P500 547億5700万円
先進国株式(除く日本) 14億1300万円
日経225 34億7400万円
SOX 1億円
NASDAQ100 1億5000万円
楽天証券は「楽天証券でインデックスファンドを買うなら楽天プラスシリーズ」というブランド化に成功しつつあるようです。
もう1千億円ですか。さすがのブランド力です。
返信削除他にもたわらのような総合的コストで有利な投資信託があるのに、ブランド力で安易に決めてしまう国民が多く辟易しています。これでは正しいコスト競争が進みません。
コメントありがとうございます。
返信削除>他にもたわらのような総合的コストで有利な投資信託があるのに、ブランド力で安易に決めてしまう国民が多く辟易しています
コスト競争が継続するためには、スリム一強時代に風穴をあける存在が必須です。
楽天プラスシリーズはそうなりそうですし、SSGAライトシリーズもそうなってほしいと思っています。