1月7日付けで下記記事を書きました。
●楽天プラスシリーズ、S&P500は150億円、オールカントリーは100億円に到達
https://tawaradanshaku.blogspot.com/2024/01/sp500150100.html
上記は1月5日付けの基準価額です。
最新の基準価額は、上記の1営業日後の1月9日付けですが、とんでもないことになっています。
こちらです。
●楽天・S&P500インデックス・ファンド
150億3000万円→289億5200万円(1.93倍)
●楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
●楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
100億6400万円→206億6700万円(2.05倍)
どちらも1営業日で2倍に増えています。
どちらも1営業日で2倍に増えています。
上記ファンドの販売会社は楽天証券だけですので、楽天証券は自社の顧客の取り込みに成功したと言えるでしょう。
ちなみに、スリムシリーズは次のとおりです。
●eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
3兆0121億3000万円→3兆1040億1800万円
●eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
●eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
1兆8390億3400万円→1兆9468億万9300万円
あまり変動していないように見えますが、金額ベースで見ると濁流のように新規資金が流入しています。
●eMAXIS Slim米国株式(S&P500) +918億8800万円
うち自然増は259億0431万円のため、純増額は659億8369万円
●eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)+1078億5900万円
うち自然増は64億3661万円のため、純増額は1014億2239万円
ファンドにとって純資産額は顧客の愛と言えますが、1営業日で純資産額が2倍になったり1000億円も増加することは、航海中に荒波が押し寄せるようなものであり、ファンド運営にとっては良いことではありません。
たわらノーロード先進国株式を見てみましょう。
増加額 32億4000万円
自然増加額 23億1007万円
純増額 9億2993万円
海は、青い畳を敷いたように凪いでいます。
素晴らしいですね。
楽天オルカンは知りませんが、スリムオルカンは毎月3営業日目に200〜300億円の流入があること、新NISA開始日という特殊要因も予め分かっていたことで構えているので、ファンド運営に関しては特に問題ないものと理解しています。どちらかというと最小単位で買えないほど資金流入が少ないことの方が困るのではと思います。
返信削除新NISA最初の日でしたから、年初一括投資資金がどっと入ったのでしょう。実は私もスリムオルカンをほぼ年初一括で買いました。今後は通常の入金額になる。。。。といいな
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>ファンド運営に関しては特に問題ないものと理解しています
1000億円は簡単に消化できる金額ではなく、ファンド運営に確実に悪影響が出ると思っています。
>今後は通常の入金額になる。。。。といいな
そうなってくれないと大変なことになります。
スリムオールカントリーのファンドマネージャーが今、切実にそう思っていることでしょうね。