S&P500指数(アメリカの超々大型株500種の時価総額加重平均)は、2024年1月19日、2年ぶりに史上最高値を更新しました。
かつての史上最高値は2022年1月3日に記録したものですので、実に2年ぶりの高値更新となります。
ただ、これはドルベースでの話であり、円ベースでは円安の進行によって史上最高値が頻繁に更新されています。
円安が進行するということは、円の価値が相対的に下がるということを意味します。
例えば、1億円を持っている人がドルに交換する場合、1ドル100円のときは100万ドルになりますが、1ドル150円のときは66万6666ドルにしかなりません。
ドルの価値が1.5倍に増えたということは、円の価値が33%減ったことを意味します。
※本日20日は、ウエルシアでTポイントとWAONPOINTが1.5倍で使える日です。これをウエルシアの側から見ると、店内全商品が33%オフになるということを意味します。
日本で生活する分には日本円があれば足りますが、円安になるとより多くの円を出さないと商品や原材料を輸入することができなくなります。
その結果として、日本人がこれまでと同じ生活水準を維持するためには、これまでよりも多くの円が必要になりますので、預貯金だけでは安心できません。
株価も為替も、これからどうなるかは誰にも分かりません。
我々にできるのはたわら先進国株のような通貨分散された先進国株ファンドをバイアンドホールドすることだけですが、私は、それがもっともシンプルでベストな方法であると考えています。
NYダウも史上最高値を更新。去年の今頃、これを予想出来た人は居なかったのでは?
返信削除相場も未来も読めないのだからタイミング投資なんて無理ですよね。
過去記事の『ゴトウ日投資』も参考になりました。
前記事のスリムオルカンとスリムS&P500の流入額が凄まじいですが、多くの人が良い選択に辿り着けた結果とも言えますね(アクティブファンドとか分配型に行かなかったという意味で)
いつも拝読しております。
返信削除男爵様は個別株の積立等は一切行っていないのでしょうか。
コメントありがとうございます。
返信削除>相場も未来も読めないのだからタイミング投資なんて無理ですよね。
同感です。
「今の高値は将来の安値」と割り切るしかないと思っています。
>スリムオルカンとスリムS&P500の流入額が凄まじいですが、多くの人が良い選択に辿り着けた結果とも言えますね
このどちらかを買うだけで合格点がとれるわけですから、いい時代になったものですね。
>男爵様は個別株の積立等は一切行っていないのでしょうか。
日本株は、4~5年前に買ったものをずっと放置しています。