注目の投稿

【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2024.3)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2024年1月19日金曜日

スリムオルカンとスリムS&P500で、全投信の67.8%

QUICK資産研究所が2024年1月4日から15日までの資産流入額を調べたところ、次の通り驚愕の事実が判明しました。




ソースはこちら。
https://moneyworld.jp/news/05_00118216_news


判明した驚愕の事実は、次のとおり。


1,2024年1月5日から15日までのスリムオールカントリーの資金流入額は1972億円。これは全投信の42.1%である。


2,2024年1月5日から15日までのスリムS&P500の資金流入額は1204億円これは全投信の25.7%である。


3,2024年1月5日から15日までのスリムオールカントリーとスリムS&P500の資金流入額は3176億円。これは全投信の67.8%である。



凄まじい数字ですね。

第3位は楽天プラスシリーズのS&P500ファンドの255億円、第4位はニッセイNASDAQ100の213億円、第5位は楽天プラスシリーズのオールカントリーの203億円ですから、スリムの2ファンドだけが突出しており文字通り桁が違います。

ちなみに、先進国株ファンドはベスト10にランクインしていません。かつてインデックスファンドと言えば先進国株ファンドを買うことであったことを考えると、時代は変わったものです。


これほどまで多額の資金流入が続くと、運用にとっては悪影響が発生します。

QUICK資産研究所は、スリムシリーズの運用会社に取材し、担当者から次のコメントをもらっています。

資金が一気に集まると、指数連動性などの運用面で何か問題が起きないのか。この点について運用担当者は、「『オルカン』は3本のマザーファンドを通じて運用している。マザーファンドの残高規模はすでに大きいことから、現在のペースで資金流入が増加しても特段の支障はない」と回答した。


担当者にとってはこのようにコメントする以外の選択肢がないわけですが、本当に運用に悪影響が及んでいないのか(=指数との乖離やコストアップが発生していないのか)を注意深く見守る必要がありそうです。


5 件のコメント:

  1. オルカンの乖離は検証されてますね。
    https://shintaro-money.com/emaxis-slim-allcountry/#i-13

    -0.01%なら、ほぼ問題無しではないでしょうか。

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    >-0.01%なら、ほぼ問題無しではないでしょうか。

    スリムオルカンへの資金流入は凄まじい勢いで継続しているため、長い目で見る必要があると思っています。

    いずれにしても、私は、濁流の中に好んで飛び込みたくはないです。

    返信削除
  3. 私も月初に、それぞれわずかですが、1位slimオルカン、2位slimSP500、4位ニッセイNASDAQ100を購入しました。
    まさかこんな濁流になっていたとは。。。

    過去の男爵さんのインデックスマラソンを参考に、ニッセイS500やはじめてのNISAオルカンも買いました。さてどれほど差が出るのか、出ないのか。

    返信削除
  4. スリムオルカン、スリム米国、ニッセイナス、ifreeインド
    この辺り以外はほぼ討死状態ですね
    まさに、Winner take all.
    無期限非課税だと償還リスクがなくみんなに人気の売れ筋に的が絞られてしまう
    三菱を脅かす急先鋒だったSBI.VOOも大失速
    梅本社長も既に戦意喪失?
    新NISA初月にして終戦ムードが漂ってて誠に面白くない

    返信削除
  5. コメントありがとうございます。

    >インデックスマラソンを参考に、ニッセイS500やはじめてのNISAオルカンも買いました。

    特定口座であれば売れば即座にスッキリできますが、NISA口座だと投資枠の復活は翌年になるため、非常にもったいないです。

    どれか1つのファンドに決めて、あとはひたすら買い増すだけにしたほうがよいと思います。

    >SBI.VOOも大失速

    先ほど記事にしましたが、FOY2023でも人気を失っています。
    米国ETFを買うだけファンドというコンセプトはよかったのですが、信託報酬が0.05%の時代に突入したことで米国ETFの経費率が重荷になるとは私を含めて誰も想定しておらず、びっくりですね。

    返信削除