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【先頭固定】誰でもできる超カンタン投資術(2024.3)

本稿は、当ブログ(「 たわら男爵のインデックスファンド投資術 」)及び旧ブログ(「 40代でアーリーリタイアしたおっさんがたわら先進国株でベンツを買うブログ 」)の集大成として、何らの知識がなくても実践できる資産形成の具体的なやり方をお伝えするものです(この記事の後で カテゴリ ...

2024年2月4日日曜日

新NISAはかなりの円安材料

2024年1月1日にスタートした新NISAですが、かなりの円安材料になっているようです。



ソースはロイターの下記記事です。

●新NISAの円売り、1月月間で8000億円超の試算 短期筋も追随
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/BPTZALRPYZIWZLOQZ743WXTZRE-2024-02-02/


上記記事の概要は、次のとおりです(記事で明記されていない数値は私が補正しました)。


1,ふくおかフィナンシャルグループが新NISAで人気の25ファンド(為替ヘッジなしの外国株ファンド)の新規資金流入額(流入額-流出額)を調べたところ、2024年1月の新規流入額は8200億円だった。2023年12月の新規流入額は3200億円のため、前月比2.56倍になった。


2,2024年1月は新NISAの開始月ということもあって金額が増えた可能性があるが、仮にこの勢いが続けば年間の新規流入額は9兆8400億円になる。2023年の貿易赤字は9兆2914億円(2024年1月24日付け速報値)であるから、1年間の貿易赤字額にほぼ等しい規模の円がドルに交換され続けることになる可能性がある。


3,2023年12月の時点では「外国株投資が急増することはないだろう」との予測が市場では優勢だった。しかし、その予測は外れた。


4,為替相場に目を向けると、2024年1月2日時点では1ドル140円後半だったが、19日には148円後半となり、わずか2週間半で8円近くドル高・円安が進行した

ある外銀関係者は、ロイターに対し、「国内外の短期筋が新NISA人気に乗じて、相次ぎ円売りを仕掛けた」と述べた。ファンドへの資金流入や売買執行のタイミングを見計らい、先回りして円の売り仕掛けをしようとしているようだ。





というわけで、新NISAがスタートし、日本人がこぞって外国株ファンドを買った結果として、円安トレンドが形成されつつあるようです。

円安とは、日本円の価値が下がることです。円貨資産だけを保有していたのでは、額面は同じでも実質価値は下落することになるため、様々な通貨に広く分散する外貨資産(例えば、たわら先進国株)を保有することが重要です。


私は、2015年の時点ではリスク資産(=外貨資産)が6割無リスク資産(=円貨資産の預貯金や個人向け国債変動10)が4割でしたが、2024年の時点ではリスク資産9割無リスク資産1割です。

円安になって私を直撃しているのはiPhoneとベンツの値上げですが、それ以上に資産が増えているため、トータルで見ればウハウハです。

https://www.youtube.com/watch?v=A0NeTjbMsp0


3 件のコメント:

  1. 1月の資金流入額は衝撃でした。ただ1月は年初一括投資派のかさ増しもあり、2月の流入額がどうなるかで一年間の予想が出来そうです。

    それに一括投資を実践した人達が日本にどれだけいるのかも、少々興味があります。

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  2. 円安はプラス要素が強いのは分かりますが、先人が築いてきた円の価値を切り売りして目先の銭儲けに走るのは日本国民として悲しい気持ちもありますな。

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  3. コメントありがとうございます。

    >2月の流入額がどうなるかで一年間の予想が出来そう

    みんなドキドキしていると思います。

    >一括投資を実践した人達が日本にどれだけいるのか

    Twitterでは目立っていましたが、絶対数は少ないと思っています。
    もし積立投資であれだけの金額になったのであれば、2月以降の数字も期待できそうですね。

    >先人が築いてきた円の価値を切り売りして目先の銭儲けに走るのは日本国民として悲しい

    我々は世界を救うことはできませんので、家族が幸せになるための金稼ぎができる方法があるのであればやるべきです。

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