私は、2021年12月、三井住友カードビジネスオーナーズゴールド(Visa)を初年度年会費無料キャンペーンを利用して取得したものの、年100万円決済を達成して年会費を永年無料にした後は死蔵していました。
そして、今月、三井住友カードビジネスオーナーズゴールド(master)を初年度年会費無料キャンペーンを利用して取得しました。
auPAY残高チャージで年100万円決済を達成することで、SBI証券の投信購入時に還元率1.0%となる年会費永年無料カードにしようと思ったのです。
しかし、この作戦はダメになりました。
SBI証券と三井住友カードは、三井住友カード決済による投信積立サービスの還元率について、4月10日設定締切分(5/1購入分)より大幅な変更を行います。
それによると、NLゴールドやビジネスオーナーズゴールド決済による場合は、年間カード利用額が10万円以上で還元率0.75%、100万円以上で還元率1.0%となりますが、単純に年間利用ボーナス1万pをもらい続けていれば投信購入額の還元率が1.0%になるわけではないので注意が必要です。カード加入月が2023年10月1日以降のカードは年間利用ボーナス1万pをもらい続けていれば投信購入の還元率も1.0%になりますが、2023年9月30日以前に加入したカードは年間利用ボーナスと投信購入額の還元率が1.0%になる期間が違います。
1,4/10~9/10設定締切分(5/1~10/1購入分) 無条件で1.0%
2,10/10設定締切分(11/1購入分)以降
(1)加入日が2023年10月1日以降のカード 1年間は1.0%
→カード加入月が2024年3月のときは、2025年2月10日設定締切分まで還元率1.0%となり、2025年3月10日締切分から2026年2月10日締切分までの還元率は2024年3月から2025年2月末日までのカード利用額に応じて、年10万円以上であれば0.75%、年100万円以上であれば1.0%になる。
(2)加入日が2023年9月30日以前のカード
2023年10月1日から2024年9月30日までのカード利用額に応じて、10万円以上であれば0.75%、100万円以上であれば1.0%。
ただし、始期は2024年10月10日積立設定分からですが、終期はカードの加入月によって違います。
なぜ終期がカード加入月によって違うのかを考えたのですが、カードの年間利用ボーナス(年100万円決済で1万p)と一致させるためではないかと思われます(未確認)。
「2023年10月1日から2024年9月30日までのカード利用額」は、加入月が10月のカードの年間利用ボーナスの算定期間と同じです。そのため、加入月が10月のカードは、2024年10月10日設定締切分から2025年9月10日設定締切分までの還元率が1.0%になります。
しかし、加入月が11月のカードの年間利用ボーナスの算定期間は2023年11月1日から2024年10月31日までのため、2024年10月10日設定締切分の還元率は「2023年10月1日から2024年9月30日までのカード利用額」に応じて定まるものの、2024年11月10日設定締切分以降の還元率は年間利用ボーナスの計算期間(2023年11月1日から2024年10月31日まで)に応じて定まるものと思われます(未確認)。
同様に、加入月が12月のカードの年間利用ボーナスの算定期間は2023年12月1日から2024年11月30日までのため、2024年10月10日と11月10日設定締切分の還元率は「2023年10月1日から2024年9月30日までのカード利用額」に応じて定まるものの、2024年12月10日設定締切分以降の還元率は年間利用ボーナスの計算期間(2023年12月1日から2024年11月30日まで)に応じて定まるものと思われます(未確認)。
このように、最終的にはカードの年間利用ボーナスと投信購入額の還元率の計算期間は一致するようになるものと思われますが、最初の1~2年は年間利用ボーナスポイントはもらえるものの投信購入額の還元率が1.0%ではなく0.75%になってしまうケースが発生することになるでしょう。
ここまでは前置きで、ここからが本題です。
私は、2021年12月にビジネスオーナーズゴールド(Visa)、2024年3月にビジネスオーナーズゴールド(master)を取得したのですが、問題は、ビジネスオーナーズゴールド(master)で投信を買うと還元率はどうなるかということです。
三井住友カードに確認したところ、
1,2024年9月10日設定締切分までは還元率1.0%
2,2024年10月10日設定締切分から2025年2月10日設定締切分までは還元率0%
3,2025年3月10日設定締切分から2026年2月10日設定締切分までは、2024年3月から2025年2月末日までのカード利用額に応じて、10万円以上であれば0.75%、100万円以上であれば1.0%
ということでした。
つまり、加入日が2023年9月30日以前のカードの別ブランドのカードを2023年10月1日以降に発行すると、新規発行した別ブランドのカードで2024年9月30日までに100万円決済したとしても2024年10月10日設定締切分以降の還元率は0%になってしまうわけですね。
2021年12月にビジネスオーナーズゴールド(Visa)、2023年3月にオリーブプラチナプリファード、2024年3月にビジネスオーナーズゴールド(master)を発行した私の最適解を考えてみます。
まず、ビジネスオーナーズゴールド(Visa)は死蔵していますので、このままだと2024年10月10日設定締切分以降の還元率は0%となります。かといって、還元率2.0%のリクルートカードプラスをメインカードにしている私としては、ビジネスオーナーズゴールド(Visa)を10万円といえども使いたくはありません。
つぎに、オリーブプラチナプリファードを4月26日(4月10日設定締切分のポイント付与日は4月25日)に年会費無料の「一般」にランクダウンさせ、4月10日積立設定分はオリーブプラチナプリファード、5月10日積立設定分以降はビジネスオーナーズゴールド(master)にすると、
2024.5.10~9.10 1000p×5か月=5000p
2024.10.10~2025.2.10 ゼロ
2025.3.10~ 毎月1000p
合計 1万p(2023.4.10~2025.2.10)
となります。
これに対し、オリーブプラチナプリファードを継続すると、
2025.10.10~2024.2.10 1000p×5か月=5000p
合計 3万5000p(2023.4.10~2025.2.10)
※年会費3万3000円が発生するため、実質2000p
となります。
このように検討すると、オリーブプラチナプリファードは2024年4月にランクダウンし、ビジネスオーナーズゴールド(master)で2024年9月まで投信を買ったほうが得です。
しかし、死蔵しているビジネスオーナーズゴールド(Visa)で2024年9月30日までに10万円分の決済をすれば、2024.10.10~2025.2.10の5か月分のポイント(月額10万円×0.75%×5か月=3750円)が手に入ります。10万円の利用で「500p(基本ポイント0.5%分)+投信購入分3750p=4250p」がもらえることになり、還元率4.25%です。
とはいえ、私は、還元率3.5%楽天ペイ(auPAY残高に還元率1.5%で残高チャージ→auPAYプリペイドカードでApplePayのWAONに残高チャージ→還元率1.0%で楽天バリアブルカードをミニスットップ店頭で購入→楽天ペイ決済時に購入額×1.0%)をキャッシュレス決済のメインにしており、リクルートカードプラスで都度決済するのは楽天ペイが利用できないショップに限られ、その額は毎月1万円程度です。そうすると、還元率3.5%の楽天ペイと還元率2.0%のリクルートカードプラスをビジネスオーナーズゴールド(Visa)に切り替えて頑張って10万円決済を達成したとしても、得をするのは1500p前後に過ぎません。
このように考えると、2024年10月10日~2025年2月10日設定締切分の投信購入はお休みしてもいいような気がしてきました。
話題が違いますが、SBI証券の、ログインパスワード・取引パスワードを「ルールに則った10文字以上」にまだ変更していません。
返信削除2023年12月に、「重要なお知らせ」が表示されましたが、
それ以降、催促のメールや追加のお知らせはありません。
2024年4月以降、強制リセットされる、ということですが、
4月1日から、ということはないと思いますが、実際に大勢の人が強制リセットになると予想しますか?
コメントありがとうございます。
返信削除>実際に大勢の人が強制リセットになると予想しますか?
「実施スケジュールについては改めてご案内いたします」と書いてありますので、突然リセットされることにはならないと考えています。
そもそも本当にやるかどうかも分からないため、私は最終通知があってからやろうと思っています。
決算次第ですが、いっその事、楽天の投信に乗り換えてしまおうかなあと思いました。
返信削除いつも細やかな情報をいただき感謝しております。
返信削除稚拙な質問でございますが、教えてください。
私の現在の状況はゴールドNLのVisa,Master2枚保有しています。
2枚とも年会費無料になってます。
先にVisaを発行し、5万円の積立だけの使用です。
Masterはたまに使っています。
この度の改変に伴い、積立をVisaからMasterに変更し、
集計期日までにMasterだけ10万円決済しようとしています。
年間10万円使い0.75を維持することにいたしました。
Visaは202107に発行、Masterは202301発行です。
たわら男爵様の内容から、私の解釈ですが間違えていましたらお許しください。
ーーーー以下引用
つまり、加入日が2023年9月30日以前のカードの別ブランドのカードを2023年10月1日以降に発行すると、新規発行した別ブランドのカードで2024年9月30日までに100万円決済したとしても2024年10月10日設定締切分以降の還元率は0%になってしまうわけですね。
ーーーーここまで引用
とのことですが、
2枚持ちの場合、先に発行したブランドの実績が関係するのでしょうか?
いつも細やかな情報をいただき感謝しております。
返信削除稚拙な質問でございますが、教えてください。
私の現在の状況はゴールドNLのVisa,Master2枚保有しています。
2枚とも年会費無料になってます。
先にVisaを発行し、5万円の積立だけの使用です。
Masterはたまに使っています。
この度の改変に伴い、積立をVisaからMasterに変更し、
集計期日までにMasterだけ10万円決済しようとしています。
年間10万円使い0.75を維持することにいたしました。
Visaは202107に発行、Masterは202301発行です。
たわら男爵様の内容から、私の解釈ですが間違えていましたらお許しください。
ーーーー以下引用
つまり、加入日が2023年9月30日以前のカードの別ブランドのカードを2023年10月1日以降に発行すると、新規発行した別ブランドのカードで2024年9月30日までに100万円決済したとしても2024年10月10日設定締切分以降の還元率は0%になってしまうわけですね。
ーーーーここまで引用
とのことですが、
2枚持ちの場合、先に発行したブランドの実績が関係するのでしょうか?
いつもお世話になっております。
返信削除年金(基礎年金と厚生年金)についてですが、今49歳なのですが、60歳に繰り上げ受給した方が得なのでしょうか。
個人的な見解で構いませんので、ご返信いただければ幸いです。
三井住友カードゴールド(NL)VISAで年間10万円利用して、クレジットカード投資0.75%還元を目指します。2021年8月にカード作成しているので、20231001-20240930に10万円以上使えば、20241010積立設定締切分ー20250710積立設定締切分まで0.75%還元です。20250810積立設定締切分-20260710積立設定締切分で還元率0.75%を目指すなら、20240801-250731に10万円以上使えばいいのでしょうか?240801-240930はカード利用集計期間が重複していまいますので大丈夫かなと思ってしまいました。
返信削除よろしくお願いします
過去、変更しなかった場合リセットされ、ログイン情報が分からず、照会後再設定した経緯があります
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除>楽天の投信に乗り換えてしまおうかなあと思いました。
現物運用の経験がないのがネックです。
>2枚持ちの場合、先に発行したブランドの実績が関係するのでしょうか?
私の理解では、2023年9月30日以前の発行したカードの別ブランドを10月1日以降に発行すると、その別ブランドのカードで投信を買っても一時的に還元率がゼロになる時期があるというものです。
Visaもmasterも2023年9月30日以前に発行しているのであればそのような事態にはならないと認識していますが、この認識で本当に正しいかどうかは分かりません。
>年金(基礎年金と厚生年金)についてですが、今49歳なのですが、60歳に繰り上げ受給した方が得なのでしょうか。
全く分かりません。
ただ、私はもらえるものはもらえるときにもらってしまおうと思っています。
>20250810積立設定締切分-20260710積立設定締切分で還元率0.75%を目指すなら、20240801-250731に10万円以上使えばいいのでしょうか?240801-240930はカード利用集計期間が重複していまいますので大丈夫かなと思ってしまいました。
その認識で正しいと思いますが、本当に正しいかどうかは分かりません。
>過去、変更しなかった場合リセットされ、ログイン情報が分からず、照会後再設定した経緯があります
これは悲しいですね。
ただ、今回は最終通知をすると言っていますので、最終通知を見て対応すればよいのではないかと思っています。
ご返信ありがとうございます。
返信削除