株価が大荒れです。
日経平均は、本日4451円安(-12.40%)で取引を終えました(ちなみに、TOPIXは-12.23%)。
これまでの歴代1位は、ブラックマンデーの翌日(1987年10月20日)に記録した3836円安(-14.9%)でした。
下落率でこそ及びませんでしたが(歴代2位)、下落幅では歴代1位を更新しました。1987年10月20日がチューズデーだったことを考えると、まさに今日こそがブラックマンデーといえるでしょう。
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日経平均の本日の終値は3万1458円。これは、2023年10月以来、9か月ぶりの安値です。
2023年12月末の終値は3万3464円ですので、2024年1月以降の上昇分をすべて失ったことになります。
大阪取引所は、本日13時30分と14時30分ころの2回、日経平均先物に対してサーキットブレーカーを発動しました。
為替も大荒れです。
1ドル141円台まで急伸しています。
しかも、恐怖指数が65.73を記録しました。
恐怖指数は、20を超えると黄信号、30を超えると赤信号と言われています。過去の実績値は下図のとおりです。
https://www.sc.mufg.jp/learn/article/2211001.htmlたわら先進国株は、前営業日比で-4.47%です。7月11日に記録した史上最高値からの下落率は-14.13%です。
これには、今日の株安(欧州株価が軒並み-3%)や円高(-3.5%)は反映されていません。明日の18時ころに発表される基準価額は今日よりも更に下がることでしょう。
というわけで、一挙に緊張が高まってきました。
しかし、我々がやるべきことは変わりません。すなわち、相場のあげさげは無視して均等額積立投資を続けるだけです。
投資信託を買うということは、口数を買うことを意味します。
相場が下がったときは、同じ金額でより多くの口数を購入できる絶好のチャンスです。インデックス投資では相場に居続けることが重要だとよく言われますが、相場に居続けるとは均等額積立投資を続けことを意味します。
「市場参加者の累々たる屍を我々の成功の果実の糧にするためには、均等額積立投資を継続しなければならない」ということを相場の急落時こそ忘れてはなりません。
恐らく、この1~2週間で”稲妻が輝く瞬間”が何度か訪れると思うので、そこを逃してはなりませんね。
返信削除泣いても笑っても株価は操縦できないので平常運転が一番です。お天道様には逆らえません。
ACWIやMSCI KOKUSAIは、ドル建てベースではいずれ最高値を取り戻すと思いますが、円安で下駄を履いていた分はどうなんでしょうね。
返信削除一時162円まで行ったドル円は10%以上円高になりました。
円ベースでの最高値奪還には、ドルベース最高値から更に10%程度上げる必要があり、だいぶ遠のいてしまった印象があります。
暴落を迎えてパニック売りが続出していると報道されていましたね。新NISAで日本の個別株を買っていた投資初心者たちの苦痛が偲ばれます。男爵党の我々は努めて冷静でいたいものです。
返信削除久々にでかいのが来ましたね。私に出来るのはいつもと同じ金額の毎月積立をいつも通り続ける事くらいです。
返信削除『Stay The Course』、私も好きな言葉です。
とりあえず1年分くらいの積立用残高を確認したら、「無人島に行く」のが良いかもしれませんね。世間の阿鼻叫喚がすごいことになってます。
返信削除この暴落でも、何だかんだで「狼狽売りするな」「長期・積立・分散を継続しろ」という論調のSNSや動画が多い気がします。普段の私の閲覧・視聴傾向に合わせてレコメンドしてきているのかもしれませんが。
返信削除コロナショック時は、先が読めなかったこともあり、「一旦、市場から退場せよ」という言論がもっとあった気がします。リーマンショック時のSNSは存じません。
“長期・積立・分散”の投資意識が世間に浸透してきたのかなと感じるところです。
コメントありがとうございます。
返信削除>この1~2週間で”稲妻が輝く瞬間”が何度か訪れると思うので、そこを逃してはなりませんね。
バイアンドホールドを続けるだけでよいと思えば気が楽ですよね。
>ACWIやMSCI KOKUSAIは、ドル建てベースではいずれ最高値を取り戻すと思いますが、円安で下駄を履いていた分はどうなんでしょうね。
全く分かりませんが、我々にできることはバイアンドホールドを続けることだけですから、気にしても仕方がないと割り切っています。
>新NISAで日本の個別株を買っていた投資初心者たちの苦痛が偲ばれます。
個別株投資は「もしかしたら値が戻らないかもしれない」という恐怖が加わりますので、非常にストレスだと思います。
>『Stay The Course』、私も好きな言葉です。
弱気になったときは念仏のように唱えると気力がわいてきますよね。
>世間の阿鼻叫喚がすごいことになってます。
今日も10%上がったかと思ったら、時間外の先物は3%下落しています。
ニュースを気にしてもいいことはないので、何も見ないと決めるほうがよいかもしれません。
>何だかんだで「狼狽売りするな」「長期・積立・分散を継続しろ」という論調のSNSや動画が多い気がします。
コロナショックがすぐに回復したという成功体験がそう言わせているのかもしれません。
ただ、本当の暴落は数%の上昇と下落を繰り返しながら下がっていき、底を打ったと思ったら更に底が抜けますので、そうなったときにSNSや動画の更新が途絶えなければいいなと思っています。