楽天投信投資顧問は、2024年9月18日、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」を新規設定します。
これは、米国ETFの「Schwab US Dividend Equity ETF」(SCHD)を買うだけファンドです。
経費率 0.06%
直近配当利回り 3.90%
純資産額 606億8600億ドル(8兆7994億円)
ベンチマーク 「ダウジョーンズ配当100インデックス」
・10年連続で配当金を支払っている
・時価総額が5億ドル以上
・ファンダメンタルズが優良な上位100銘柄を選別
・1つの銘柄の保有割合が4.0%を超えないように、1つのセクターの保有割合が25%を超えないように調整
楽天SCHDは、SCHDを買うだけファンドです。SCHDは日本の証券会社では買えませんので、自分では買えない米国ETFを代わりに買ってもらうという点がこのファンドの最大の魅力です。
※日本の証券会社でSCHDが買えない理由は分かりませんが、下記届出が提出されていないからなのかもしれません。
運用会社から金融庁長官に「外国投資信託に関する届出」がされていない米国ETF、米国REITは取扱っておりません。
https://faq.monex.co.jp/faq/show/722?category_id=271&return_path=%2Fcategory%2Fshow%2F271%3Faction%3Dajax_see_more%26page%3D8%26site_domain%3Ddefault%26sort%3Dsort_adjust_value%26sort_order%3Ddesc%26type%3Dshow%26wizard_id%3D385&site_domain=default
信託報酬は、楽天投信投資顧問の米国ETFを買うだけファンドの定価である税込0.132%(税抜0.12%)。これにSCHDの経費率0.06%が上乗せされ、実質信託報酬は0.192%です。
税抜信託報酬0.12%の内訳は、運用会社0.05%、販売会社0.05%、信託銀行0.02%です。もしSBI証券で販売されれば、投信残高ポイントは0.05%になりますが、現状で決まっている販売会社は楽天証券だけです。
というわけで、米国ETFを買うだけファンドという建付けで新たな高配当株ファンドが登場しました。SCHDがほしかった人にとっては、年間0.132%のコストが余計にかかるものの、二重課税調整制度が適用された後の分配金がもらえるというメリットがあるため、とても魅力的な商品だと思います。
もっとも、「SBI全世界高配当株式(年4回決算型)」のときに指摘したとおり、分配金を出すファンドは分配金を出さないファンドよりも税負担で不利になることからすれば、米国株ファンドが欲しい人は特別のこだわりがない限りスリムS&P500を買うほうがよいでしょう。
MEGABIGの期待値が1を超えて理論上勝てるギャンブルと話題になっています。こちらについてたわら男爵さんは全ツッパするかどうか等意見をお聞きしたいです。
返信削除造船太郎さんが「MEGA BIG全財産7350万(245000口)買ったそうですが、このような真似はしない方がいいでしょうか。
返信削除https://getnews.jp/archives/3554394
コメントありがとうございます。
返信削除先ほど結果発表され、1等2480万円が269口で、2等から6等(505万1438口)は300円でした。
購入代金は1口300円でしたので、1等が当選しなくても2~6等に当選すれば損はしません。しかし、2~6等の当選口数は505万1438口であるのに対し、投票口数は1571万0882口ですので、当選確率は32.16%。
もし買っていたら爆損でした。
ご返信ありがとうございます。まだ暑い日が続きますので、ご自愛ください。
返信削除広告で文字が見にくいです。
返信削除コメントありがとうございます。
返信削除広告の種類、位置、形状はGoogleが決めていますので、私にはどうすることもできません。
高配当投信の選択肢が増えたことが嬉しいですね。
返信削除私は資産形成の途中なので少額を積立するつもりです。
あとは純資産総額の増加による信託報酬の引き下げに期待します。
コメントありがとうございます。
返信削除>純資産総額の増加による信託報酬の引き下げに期待します。
楽天は、会社の方針としてETFを買うだけファンドの信託報酬率を引き下げませんので、期待しないほうがよいと思います。